Penguin Parade Project

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クラビボートラグーンに2月末まで居て整備をできるだけやってしまいます。
ベトナムから帰ってきたら陸揚げ。コテージ1ヶ月借りようか?
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そのあとランカウイに行き免税で衛星携帯電話と気象情報取得のための機材を購入。
エンジン点検もマレーシアでやってもらうことにします。

⬛エンジンオイル大量消費対策

⬜ウィンドベーンのピニオンギア固着
パドルをぶつけてしまってウィンドベーンのピニオンギアが動かなくなっていました。フネから取り外してマリーナこ工場の軒先を借りて分解組上げ作業をします。暑いからねぇ、それに細かな部品を海に落としたら嫌だし。
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分解組上げをやってみてわかりました『ピニオンギアのケース部分が曲がっていてギアが圧着しすぎで回らない』
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万力で押えてじんわり矯正、ワッシャーの数を調整したり、バイスで心棒にテーパー加工したり、、何回か組上げているうちに回るようになりました。もっとスムーズに回るようになるまであと一日やってみましょう。


⬜VHF送信不良
⬜ウィンドラス巻上げ不良
⬜無線機棚作成
⬜寝台改良

⬜舵軸固定
⬜船底修理
⬜プロペラ塗装
⬜ 船底塗装
⬜亜鉛交換

⬜衛星携帯電話
⬜エンジン点検
・給排気弁すり合わせ
・燃料噴射ノズル交換
・燃料噴射タイミング調整
・シリンダ圧測定



タイ到着日は祝日だったので翌日に入国手続きしました。
マレーシアからタイまでヨットで行く場合、1週間以上かかると罰金500B、休日に手続きすると割増料金。
私達はタイにフネを置いて飛行機でベトナム往復します。その場合、ボンド手続きが必要になるらしいのですが現金20,000Bを用意するのがたいへんだし手続きが面倒。
Travelling out of Thailand - placing a bond
ボンドしないで済むように手続きを進めましょう。

タクシーを1,700Bで貸し切りクラビの町へ。 クラビボートラグーンからクラビの町まで40㌔もある。行って来いで1日シゴトてすわ。
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マリンオフィスでハーバーマスター手続き。マレーシア出国カードを提出してスンナリ。 ただ、ここのオフィスのヒトは高飛車でこっちが英語で質問すると「タイにき来たらタイ語で話せ!」
おやおや、いませんか?日本にもこんなこと言うお役所の方。

来た道を戻ってカスタム。「6ヶ月フネ置いてよい。超えるときは申請せよ。申請しないと 1日あたり1,000B 罰金だ。延長は代理人が申請しても良い。そのときの申請書はコレだ。」


イミグレは事前にツーリストビザとっていったので60日滞在可。
イミグレで教えてもらったことは、、
『ベトナムへ飛行機で往復する場合タイ出国で今のシングルエントリビザは効力を失う。それが嫌ならReEntry Permit申請1,000B。
ベトナムからタイに飛行機で戻るとビザオンアライバルで30日滞在可。
ベトナムでビザとってくると1,200Bで60日滞在可。
タイに入国してから滞在延長するにはVisa extension申請1,900B。』 
イミグレではベトナム行き航空券予約表を見せて手続きして二人のパスポートにはパッセンジャー用の出国カードが挟まれました。

後日ですが、日本人は日本のタイ大使館で6ヶ月有効のマルチエントリビザがとれる、っていうブログを奥様がネットで見つけました。それとタイのビザは年間2回まではスンナリとれるけど3回目からは、やれ残高証明持ってこいだのと難癖つけられる、らしい。

さぁさぁどうする?
フネの整備に時間がかかるし、クラビボートラグーンは居心地が良いので長く居たい。ベトナムでビザとって2月末までタイにいることにしましょうかね。
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エンジン整備に集中して1週間ほど経ったある日、マリーナオフィスに行って「ベトナムに行くんだ」と話したら
「イミグレに提出する書類を作ってあげる。ヨット乗組員が旅客に身分変更して飛行機で海外に行くことを証明する書類だ。空港まで行ってから難癖つけられないように事前にクラビのイミグレに提出した方がいい。」 
バイクでイミグレに書類持って行ったら、こちらの顔を覚えていた係官が「あなた方の手続きは終わってる。ベトナム旅行を楽しんで来なさい。この書類はホレあんたが持って帰りなさい。」
(^^ゞ

ランカウイを出るときに「Ko Lipeで上陸してパスポートを持っていけばタイのシムが買えるし、イミグレだけ済ますこともできる」佐藤さんからそう伺っていました。
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ランカウイのバスハーバーから40マイル。北東の風を受けた機帆走。ウィンドベーンが壊れていなければ格好のセーリング日和なのですが、オートパイロットは電気を喰うのでエンジンを止めるわけにはいきません。
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夕方にはKo Lipeに到着し島の北側にアンカー、日が傾くころから20ノット近い北東風が吹きエンジンスタンバイしてのワッチで、とても上陸どころではありません。
風向と潮の向きが逆だったのが幸いしていますが、水深10メートルにチェーン60メートルもだしたらびくともしません。

朝3時に目覚めたときには風が落ちていて「さぁ出発」と思っていつもの準備作業をしていると、、あららエンジンオイルが無くなっている!!ゲージの検出限界を下回っていました。
「おかしなこともあるものだ」と思いながらもちょうどオイル交換の時期でもあったので抜き出してみると1.5Lしか出てきません。4リットルはある筈なのに、。


この後は、到着翌日時点のレポートをお読みください。ホンとは二昼夜、手で舵取りしてセーリング、夜間に帆走だけでアンカリング、ウィンドラスなしでアンカー巻上げ、、、。苦労話を書きたいのですがそれはまた別の機会に。

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サーモスタット上部の温度はコレで測っていました。FとC切り替え可(写真はF)。このブログでは摂氏Cで表記します。

==到着翌日 記==
ヤンマーシンガポールにクラビ又はランカウイで整備業者を探して貰っているところですが、ランカウイからの航海中にエンジンに異常がありプーケット行きを諦めクラビ(Krabi Boat Lagoon Marina)に到着しました。

[状況]
12/2 0900
ランカウイ出発、コー・ライペ着アンカー泊。強風のため上陸不可。

12/3 0300
オイルが減っている(約2.5L減)ことに気づき、オイル全量交換。
燃料フィルター交換、給油も実施。

12/3 0700
30分間の暖機運転で異常なかったのでプーケットに向け出発。

12/3 1100
オケラネット定時連絡。

12/3 1200
0700~1200機帆走1200rpmで航海中にエンジンからアラーム音。アラームランプは消灯。エンジンを停止しサーモスタット上部の温度63度を確認。エンジンオイルが減っていたので2L追加。行き先を、プーケットより近いクラビ(80マイル)に変更。以降エンジンは使用せず帆走。エンジンなしの場合バッテリー不足のためオートパイロット、冷蔵庫を停止。ウィンドラス、VHF、AISの使用を極力控える。

2/4 0900~1000
エンジン試運転のため1000rpmで機帆走。
・1時間でオイル2L消費
・冷却海水の排出は正常
・排気に白煙
・エンジン下へのオイル洩れは無い
・冷却清水ポンプはベルトで回転している
・清水リザーブタンクのレベルは正常
・清水リザーブタンクへの戻りはぽたぽた程度
・サーモスタット上部は30分後に73度になりその後一定
・オルタネーター発電は正常
・1時間の運転ではアラームなし

2/4 1100
オケラネット経由クラビ(Krabi Boat Lagoon Marina: KBL)に到着メール依頼。

2/5 0130
クラビ河口に帆走でアンカー。

2/5 0900
KBLとVHF連絡。マリーナ至近まで4マイル機走、エスコートボート出迎え段取り。

2/5 0914
機走開始。窓、エンジンルーム全開で空冷効果を期待。

2/5 1012
サーモスタット付近でスプリング弾けるような音。サーモスタット上部温度は72度で一定。

2/5 1023
マリーナ至近でアンカー。
エスコートボートにオイル買ってきてもらい2.7L追加。

2/5 1200~1230
エスコートボート先導でマリーナ着。オイルはゲージの正常範囲下回るまで消費。

KBLにはエンジン技術者がいるのですが到着日は不在でした。到着日がタイの祝日だったので入国手続きは翌日。
エンジン以外にも整備が必要なのでKBLには最低でも1ヶ月は停泊する予定です。
==以上、、到着翌日 記==
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マリーナは川を逆上ってマングローブの水路をくねくね入ったところにありました。初めてだと、先導してもらわないと難しい。
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到着翌日は入国手続きにに忙殺され、翌々日からエンジンの調査を日本のヤンマー代理店、江崎さんの助言を元に実施。現地のエンジニア(Popye Enjineering)Witさんの助力を得て以下を見極めました。
問題はオイル大量消費であって、消えたオイルがどこへ行ったかによって対処が決まります。

(1)エンジン本体からの油漏れはなし
(2)エンジン停止時に手でクランク軸を回すとシリンダーの圧縮を感じる
(3)エンジンは起動できる&アクセル操作で回転数が上がる
(4)サーモスタット上部の温度73度程度は問題なし
(5)排水の白煙の量は大量ではない&回転数を上げても白煙の量は増えない。
   シリンダーリング欠損の場合は大量の白煙が上がるはず。
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(6)排水にオイルが含まれていない。
   アクセル操作しながら1時間運転し、バケツで排水をくみ上げで、よく見て、匂いを嗅いで、
   手で触ってみて、排水にオイルが含まれていないことを確認しました。
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L.O.Cooler故障で海水
   冷却水にオイルが混じる障害は結構よくあるらしいのですが、今回は該当しませんでした。

(7)油水分離フィルター(Racor R12T)の下部ドレン溜りが黒色。
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通常は燃料の色なので薄黄色でドレンやごみが沈殿しているのですが、全体的に黒色になって
   います。
  『オイルが燃料系に漏れ出して黒色になっていて、オイル混じりの燃料を燃焼ささせることに
   よって白煙が出ていた』と想定されます。

以上の見極めまでで3日ぐらいかかっています。

さて、ヤンマー日本によると F.O.Feed Pumpの故障によってオイルが燃料系に逆流した事例があるとのこと。
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さらに(運がよいことに)私は F.O.Feed Pump と ガスケットの予備品を持っているので「あぁこれで交換作業と動作確認をすれば終わりだ」とホットしたのもつかの間、翌朝オイルを見てみると、、、、、、、!!!!!!!!!

嗚呼なんと『今度はオイルが増えてる!!』
オイルをゲージのMAX目盛りまで抜き出してみると、2L出てきました。匂い、色、手触りから判断してディーゼル燃料です。

現地エンジニアがヤンマー・タイに電話して指示を仰ぎ、エンジンを起動したうえで燃料噴射パイプのナットを増し締めしました。オイル(っというかほぼ軽油)をMAX/MINの中間にして翌日まで放置したら増減なし。
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江崎さんの指示で燃料液面とフィードポンプの高さを図面で確認するとタンク液面のほうが高い。フィードポンプ欠損部が開いて重力でオイルパンに燃料が流れたか?
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フィードポンプの交換作業までWitさんがやってくれることになり(1,000B)、私は工具を渡したり、部品を押さえたりのお手伝い。
フィードポンプの取外しはタイヘン。スパナがなかなか入らない! 交換できたのはWitさんの執念の成果です。
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あとで故障品を分解してみたらダイヤフラム弁に数ミリの裂け目がありました。
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フィードポンプは燃料にエア吸ったときに「ちぇ」って言いながら手でペコペコやるだけのものかと思っていましたが、エンジン運転中はずうっとペコペコ動いているんですって!そりゃあ長年使ってたらゴムの部品は破れますわな。



 

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