小さなIT企業運営記

IT企業社長としての日々の出来事を書いています。 (NetSuite関連はhttp://pentagon.livedoor.biz/に移動しました)

会社創立14年目、ITコーディネータの資格を持ち、 アパレル業界のシステムコンサルタントをしています。 業務の内容は守秘義務があるので、茶道教授としての出来ごとや、 参加セミナーのプライベートに近い内容が多くなります。  *Yakocloudメンバーとしての飲み会の様子はTwitterで… (pentagonjp)

使い方のテスト中


Facebookで今月の「架け橋」見てね〜と
ご紹介したら、ITC以外の方から読みたいとリクエストをいただき
画像にしてアップしてみたのですが、文字が読めるレベルにまでならないので
急遽こちらに記載させていただきました。
なかなか自分で自分のことを書いた文章って気恥ずかしくて読めないという思いもあり
せっかく書いたので、誰か読んで欲しいという気持ちと複雑です。

このコーナーのサブタイトルは「独立のキーポイント」として
ITコーディネータとして独立して…指南らしきコーナなのですが
私はすでに独立していて後から、資格を取得したため
取得に至る経緯を書かせていただきました。
15年も会社をしていると色々なことがあったなぁ・・・と、
振り返る良いきっかけをいただいたと思っています。
これらの経験を活かしつつ、新しいことにチャレンジしていきます!

クリックで大きくなります↓

架け橋201303

2012年5月9日〜11日まで、毎年恒例のIT関連企業の大展示会が
東京ビックサイトの東西全館使って開催されています。

展示ゾーンはクラウド、モバイル系、マーケティング系を見てまわっていましたが
会議棟で行われている専門セミナーでアパレルでのRFID利用についてを聴講してきました。

タイトル「RFIDはアパレルの生産性向上の救世主となりうるか?」
〜実導入により見えてきた課題と、世界のRFID利用の事例最前線〜

講師は、住金物産株式会社 SCM事業開発部 部長で
日本アパレル産業協会 RFID導入推進委員会 委員長を兼ねていらっしゃる
山内秀樹氏

住金物産はアパレルから生産を依頼され、海外で製品を作り納入している
OEM生産を多くてがけていますので、最初に、業務についてもとても詳しく
他業種との相違点をわかりやすく説明されてました。

コンビニのおにぎりは店頭に出荷し売れ残っても廃棄するだけで
往復の物流はない。
アパレルは倉庫から出荷し、店頭で売れ残れば倉庫に戻し、セールやアウトレットに
出荷する往復があり、お客様の注文や本社の指示により店間移動も移動など
PullとPushが混在する複雑な物流管理が必要と説明されているとの説明。
私たちにとってはあたり前のことが他業界から見ると、異例なのね・・・と気が付きました。

日本で販売している衣料品の総売上高は年々下がっていて2006年に100兆円を割り
昨年は90兆円を切ったそうです。
日本に流通している衣料品の96%が海外生産品。
そのうち約90%は中国、中国も人件費が高くなり、昨年実績で90%を切ったそうです。
「皆さんが来ている洋服はほとんど海外製で日本製を着ていたら、数年前に
 購入したものでしょう。」
・・・と言われて思わず自分の着てる洋服のネームを見たら
ジャケット、インナーのカットソー、スカートすべて今年の4月以降に購入したものですが
全部日本製でした。
大手ブランドのカットソーまで日本製になっているのを見て
カジュアルの安価なもの以外は日本に生産が戻ってきているのよね・・・と思いつつ。

安価なものほど海外生産が多く、住金物産では中国の人件費の高騰にしたがい
ASEAN諸国に生産を移しているとのこと。ミャンマーでの生産を増やしているが
中国は国内で生地、副資材など調達可能だけど、ミャンマーには材料が無いので
中国からミャンマーに材料を輸出、製品を日本に輸出しているため、とても煩雑とのことでした。
(日本で生産すれば産業が戻るのに…と思いつつ)

さておき、RFIDの活用方法ですが
今までRFIDの活用といえば、在庫管理やトレーサビリティ管理、生産進捗管理等での
利用を想定することが多く、どうしても費用対効果が見えにくいという実情がありました。
入出荷業務や棚卸作業も大型店舗で商品点数が多いお店なら
メリットもあるけど・・・と思っていました。
また重なって置いてあるものの読み取り精度が100%ではないというのも
ネックになっていました。

日本アパレル産業協会では、10年ほど前から大手アパレルと共同でテスト運用を
始めたのですが次々に退散し残っているアパレルの中で、フランドルが一番積極的に
利用されているとは聞いていました。
そのフランドルの実運用例を紹介していただけて、発想の転換、そういう使い方も
あるのね・・・と、とても参考になりました。

現状のバーコードによる棚卸は、タグを一点一点ハンディのスキャナで読み込んでいく
方法ですが、RFIDを利用する場合、予定在庫をダウンロードしておき、読み取った分を
マイナスしていく・・・(なるほどRFIDのデメリットをカバーできる。)

また、販売メリットとして、
現状はタグを取り、電卓で集計を確認し、POSに入力するという作業が
たたみ台の上に置くだけで集計され表示されるため、お客様との会話が途切れず
待たされている感覚が無く顧客満足度が上がったそうです。

また試着室に読み取りアンテナをつけておくと、試着された服がどれかわかり
試着されて購入された服、
試着されたけど購入されなかった服
試着もされず購入されなかった服と分類することができて、
試着に何と何を組み合わせて持って入ってどちらが売れたなど
売れ残った原因分析と売るための方策に利用できているそうです。

また、私は以前からRFIDが盗難防止にも利用できればよいのに…
商品の単価が高ければ、ICタグ代金は高くないと思っていたのですが
万引き防止システムのEAS(Electronic Article Surveillance)と
同化したタグも開発されているそうです。
検出装置の方を目立たなく什器と一体化されたものを開発して欲しいですが・・・

また、バックヤードと店舗との境目にアンテナを設置することで
本社から商品をバックヤードから店頭への出す時間管理が可能になり
商品の出し忘れを防ぐことができるようになったそうです。

メリットをまとめると
1)店舗店員の付帯業務軽減
 入荷検品、会計業務、棚卸業務→販売業務への集中
 (店舗人数削減につながる)

2)物流作業費等のコスト低減
 倉庫の作業費低減

3)店頭での顧客の購買行動の把握と戦略的情報活用

3番目は新しい視点でした。

日本アパレルファッション産業協会ではRFIDのデモルームを持たれていて
実際にオペレーションを確認してみることができるそうです。

最後に海外での在住が長かったそうなので経験を生かして海外での
利用例をご紹介いただきました。

Wallmartでは、ジーンズなど定番商品の売れ筋サイズ切れを防ぐことで
来店を確実にし、他の商品の購入も望めるとのこと。
バナナリパブリックでの利用、アクセサリーなど小さい商品で点数が多いものの
在庫管理。
ドイツの精肉チェーン店で、販売経過時間管理に利用
薬品の倉庫の出し入れ管理。など。

最後にRF機器メーカーは業種別の利用方法まで想定できていない。
実際の顧客と機器メーカをつなげ、システムとして完成されたものにするのが
Sirの仕事。Sirの方々はもっと業種に合わせて、実用的な導入メリットを想定し
ROIを明示できる力量を身につけて欲しい。
また、世界の動きにも注視し、ガラパゴスにならないシステムにして欲しいとの
お話をされたのがとても印象的でした。

久しぶりに導入企業側のメリットが明確で、内容が濃いセミナーでした。


洋服のショップ店頭でコレクションなどイメージビデオを流していることが
よくありました。(最近あまり見かけませんが…)

季節ごとのコレクションでは長期間同じビデオを流すことになるし
プロモーションビデオ制作を依頼すると、費用もそれなりにかかるので
やはり頻繁に新しいビデオを流すことができません。

Macを利用し、プロでなくても動画作成が可能になってきたので
iPhotoやiMovieを利用して、スタイリング提案のビデオを作成し
iPadを利用してショップの商品入荷に合わせたビデオを店頭で流すということになり
試行錯誤の上、下記のような仕組みで表示させることになりました。

iPadからデジタルサイネージ用モニタにつなげて、動画を再生する。
困ったのがiPadにビデオを保存してもビデオをエンドレスに再生するアプリはない。

HTML5のビデオ表示機能を利用すると、モニターには、Webサイトの動画部分のみ
表示することができるのを利用することにしました。
動画表示用のサイトを作成し、スクリプトでエンドレスにリピート。

この方法であれば、本社でサイトのビデオを入れ替えれば
お店側ではビデオのWebサイトを表示するだけで店頭で最新のビデオを
映すことが可能です。店舗数が増えても手間はかかりませんし
海外店舗での表示も対応できますね。

iPad側にデジタルAVアダプターを接続し、iPadとモニター間はHDMIケーブルで接続。
iPadの電源ケーブルは、標準のものだと短いので、長めの電源ケーブルを
準備することをお勧めです。

iPad-monitor


利用したモニタ 
【NECデジタルサイネージ対応モニタLCDシリーズ】(55インチ、40インチ)
↑NECのサイト(仕様詳細)
↓NECの直販サイトより安価なAmazonにリンク
日本電気 54.6型パブリック液晶ディスプレイ LCD-P552
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【Apple DigitalAV アダプタ】
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【HDMIケーブル】 モニターまでの高さがあるので5mぐらいあった方が安心です。
(短いとiPadが引っ張られます、ケーブルも軽い方が良いので細めを推奨)
ELECOM HDMIケーブル イーサネット対応 5m ブラック CAC-HD14E50BK
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【iPad用充電ケーブル】1.5m
Elecom製はApple純正品と同様耐久性が無いようですので
Softbank製の1.5mがおすすめ、つまみボタンで外すので、引っ張られて外れたり
接触不良で充電されてなかった・・・なんてことを防げます。
SoftBank SELECTION iPhone/iPad用 USBケーブル ツマミ付 ホワイト
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初代iPadは、SafariからWebサイトを外部モニター表示できないので
Expedition-VGA のアプリを利用してください
必要なサイトしかモニターに表示されないので、
すべての画面が表示されてしまうiPad2以降より、初代の方が便利かも・・・
Expedition
Expedition-VGA
icon(文字クリックで iTunesが開きます)

大宮マルイ3F Debut・de・fiore(デビュー・ド・フィオレ)
北千住マルイ4F LAISSE PASSE(レッセ・パッセ) で
上記の仕組みで映しているビデオを見ていただくことができます。

2012年4月25日
東京商工会議所「Web戦略パートナー」の情報交換会がありました。

Web戦略パートナーとは、東京商工会議所が会員向けにQ&Aを受け付け
ITコーディネータ協会から推薦されたWebの専門家が返答してくれるというサービスで
2012年3月26日から「東商webQ&Aフォーラム」としてスタートしています。
その専門家の一人に私も選ばれており、正式決定後、初めての情報交換会がありました。
朝日新聞サイトの紹介
OKWaveの紹介ページ
専門家には現在17名が選ばれており、当日集合できたのは15名
事前に履歴書のようなスキルシートと、当日5分で自己紹介プレゼンのための
パワーポイント資料を提出。
当日は全員分の資料を編集して配布していただけたので、個々のプレゼン中は
それぞれの得意部門等確認しながら拝聴させていただきました。

なかなか他のITCの業務内容などを詳しく聞く機会がないのですが
それぞれのスキル紹介を兼ねているため、具体的にどのような経験をお持ちなのか
お話を聞くことができとても興味深いプレゼンでした。
Web制作もSEO等の分析提案に詳しい方、画像系に詳しい方
実際の開発を担当されている方など、皆さん色々な特長あるスキルをお持ちの方が
多くて驚きつつ・・・

プレゼンもさすがに皆さんITCの資格保持者、業務だけでなく趣味などと
これからの「中小企業IT化への思い」まで含めて
5分以内できちんとまとめてお話いただいたことにも感心しつつ
それぞれの人となりがよくわかり良い試みだったと思います。
情報交換会開始当初は、初めての方たちの前でのプレゼントいうことで
緊張感がありましたが、時間の経過とともに和やかな雰囲気になってきていました。

また、以前よりTwitterで相互フォローしてはいても、実際にお会いするとアイコンのイメージと
違う方や、イメージそのままの方など、実際にお会いすることで、より親密に感じられるようになりました。

プレゼン終了後、後半は幹事4名のもと、4グループに分かれワークショップ形式で
今後の施策について意見交換会。
中小企業の方々に役立つためにどのような施策が考えられるのか、
無償の3回で依頼成果を出すためには東京商工会議所の調査員の方に、
どのようなヒヤリングをお願いすればよいのかなど
色々な意見が出されグループ毎に発表
(まるでITCのケース研修のよう・・・

打ち合わせの後は、東京会議所内で懇親会
改めて名刺交換をしながら、自己紹介を聞いた後ですので弾む会話
あっという間に時間が過ぎて終了となりました。
このメンバーで何か新しいことが生まれそうな予感がした一日でした。

懇親会風景
WEBpartner20120425a

WEBpartner20120425b

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