カナダ

2006年01月13日

愛は福を

やりました!アイファーフクオー選手、1着であります。

JRAレーシングビュアーでレース映像見たけど、しびれたなー。
いや、ほんと武はすごいわ。

何よりしびれたのは1コーナー手前の位置取り。

自分は気持ちよく先行させてこそアイファーフクオーは活きる、という考えでしたが、中団でもああやって気持ちよく行かせれば、力は出せるんですね。
感動しました。武じゃなかったら普通に負けていたでしょう。

1番人気でしたが単勝3.5倍ついたので、払い戻し7万円。年末の1万円を引いても純利4万円。
旅行前で、少しでもお金が必要な時期ですので普通に嬉しいです。

最後、レーシングビュアーで他のレースも何レースか見たんですけど、柴山って誰ですの?新人騎手?
水車鞭してたから地方騎手かな?追えるなあ奴は。

今日の朝、アレンの飼い猫のルルが3階の窓から飛び降りて脱走しました。

アレンが何時間も部屋を探したけど見つからない、と半泣きで僕らの部屋に来て、それならたぶん窓から外に出たのだろう、と、近所の子供たちに聞き込みを続けて家の周りを探し続けたところ、泥だらけで丸くなっているところをアレンが確保。

その後、皆の「猫は水が嫌いだからやめた方がいいのでは…」というアドバイスを無視しアレンが風呂場でルルを洗うことを決意。
それを手伝ったのですが、ルル、猫の関節がどこまで曲がるかを実証する奇跡の動きで僕とアレンの腕を引っかきまくり。

んで僕、実は猫アレルギーなので、その傷が現在腫れ上がっています。
さらに、ルルの体の水が僕の服に染み込んだ為、洗い終わったら体中にポツポツができました。きもー
その上、ルルを落ち着かせるために、風呂場で洗ってる最中何度もキスをしてたから唇まで腫れ上がるし。ふんだりけったりです。
ま、アレンがお礼にビールおごってくれるっていうからいいけど。

ちょっと前の話になりますが、新作映画『キングコング』を観ました。
しかしあれ、ほんと超傑作。

映画を観ることにあんなにワクワクしたのはいつ以来でしょう。
3時間映画だけど、全然飽きさせないし、もう完璧でした。

映画館で観なければ何の意味もありません。まだ観ていない人は絶対に観るべし!!

本日は以上です。

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2006年01月05日

カナダ横断から世界横断へ

どうもこんにちわ。

1年に及ぶカナダ生活も、ついにあと2週間となりました。
現在はいろんな準備であたふたしてますが、来週くらいから少し感慨深くなったりするんでしょうね。

兎にも角にも、昨日書き込んだ通り2週間後に日本に帰国します。

まず、最初に言いたいのが、僕世界一周します。

これは別に突発的に決めたことではなく、カナダへ飛ぶ前の日本でだいたい決めていたことで、日本を出る前の漠然としたイメージでは、カナダから近いから最初はメキシコ、後は下に飛んで南米あとは適当に、てな具合でした。

その後カナダ滞在中にイメージは広がり、南米後は右に飛んでアフリカ、そこから上に飛んでヨーロッパ、そしてインド、中国、日本と帰ればいいじゃないか、となりました。

こんな夢のようなことを考えるきっかけになったのがRWT(Round the World Ticket)の存在です。

これは、カナダ横断中に他の旅行者から教えてもらったチケットで、初期に旅人達から得た情報では、世界どこでも7フライト、料金は$2000ほど、とのことでしたが、自分で調べていくうちにだいぶ話は違うことを知り、実際は、旅行のルートのマイル数や、訪れる大陸の数で料金が変わるとのことでした。

その料金は、金額をカナダの旅行代理店に尋ねたところ、約$4500(45万円)。
$2000で世界一周とはだいぶかけ離れていた為、こりゃ駄目だ、と、このチケットへの興味は薄れていきました。

そうしているうちに、カナダ後、メキシコの知り合いに会う為メキシコ行きが決定。そして、ブラジルの知り合いに会う為にブラジルに行くことが決定しました。

最初は、メキシコ、ブラジルへの片道チケットをカナダで買って、あとはブラジルは物価が安いだろうから、ブラジルでRWTがあれば買おう。なければアフリカ行きの片道チケットでも買おう、と漠然と考えていました。

しかし、調べてみればメキシコもブラジルも片道航空券での入国は認めてないとのこと。しかも、この2国のチケットだけで$2000以上。
そして、ブラジルで買う航空券の値段も安くはないという事実。

そういう面倒な問題に直面するにあたり、最終的に僕の考えは出入国が既に決まっていて、各地でいちいちチケットを取る必要のないRWTへと戻ってきたのであります。

それと同時に、今度は、いかにRWTを安く買うかが問題になります。
ネットで調べたところ、物価の安いタイ、韓国、香港などでこのチケットを買えば2,30万円ほどで買えるという情報を得ました。

それならタイから出発するのが一番だな、と、カナダ後にメキシコではなく、一度タイに飛びそこからメキシコに飛ぶ、という荒技を思いついたのであります。
そうして、タイの英雄、津下剛氏に連絡を取り、タイのRWTの料金を調べてもらったのですが、しかし、現実は甘くはありません。
物価の違いなど大してなく、日本円で38万5千円。

ちなみに日本にいた時はRWTの話なんて聞いたこともありませんでしたが、日本でもRWTは売っていて、その値段は45万2千円(僕のルートの場合です。一番安いのは30万円ちょっとです)。
日本で買うのとタイで買うのでは7万円の違いしかなかったのです。

さらにカナダ→日本より、カナダ→タイへのフライトは4万円高く、さらにタイから日本へと戻る航空券は3万円します。つまり、タイへ飛ぶメリットは一切なくなったわけです。

と、同時に、だったら日本発でいいんじゃないか?ということになってきたのです。

普通にカナダから経てばいいんじゃ?という話もありますが、このチケットのルールとして、出発地と到着地が同じでなくてはならない、という基本ルールがあります。

そうなると、カナダを経って世界一周後カナダへ戻り、そして、日本に帰るのと、日本に一度飛んでそこから日本発着で世界一周をするのでは、まったく意味は一緒です。

さらに日本とカナダで世界一周航空券の料金に大差がないなら、旅行前に日本で旅の準備ができるアドバンテージ等を考慮して、日本発着がベストだと判断したわけです。

と!いうわけで!長々と打ちましたが、こうして日本帰国が決定したのであります。

ただ、1月30日に友達とメキシコで会う約束をしているので、日本は29日に経たなければならず、10日間の滞在後、すぐにメキシコへと飛び立ちます。

つまり、10日でカナダ→日本→メキシコと世界を一周しなければなりません。
さらにメキシコ後、5,6ヶ月かけて世界を半周して帰るわけで、そうなると実際は世界1.5周旅行となります。

しかし、かなり盛り上がってる割に、実はまだRWTは取れておらず、RWTについてはまだ日本の航空会社と話し合っているところです。

昨日の夜、ほぼ決まりかけましたが、39000マイル以下という規則の中、僕の旅程が39600マイルあり、マイル数オーバーでまた話はゼロに戻りました。
600マイルぐらいいーじゃんな。

今夜、日程を作り直して再度電話です。
日本語通じるのでだいぶ楽ですが、僕の担当がマックス使えないおっちゃんなので、それが大変です。

世界一周の旅行日程などは、チケット正式購入後、ここに書こうと思いまーす。

本日は以上です。

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2006年01月04日

カナダ生活・日常編

新年明けましておめでとうございます。

今年はカナダで新年を迎えましたが、やっぱり門松とか紅白とか見ないと、いまいち年越した気にならないですね。

特に僕は12月31日は23時までカジノで給仕係として働いて、1時間後カウントダウン花火。その後はゲイバーに行って飲んで記憶が0%になる、といった具合で、もう何がなんだかって話でした。
1日昼には大家さんが道で拾った僕の国際免許証を届けてくれました。

まずまず皆様、本年もよろしくお願いいたします。

はてさて、今日はカナダの日常生活について打とうと思います。

過去のブログでは中国人3人(ジェイソン・アレン・ダン)と一緒に住んでいるというところまでしか打っていませんでしたが、あの書き込み後、ジェイソンとスーが付き合い始め、一緒に住みたいという話になり、すったもんだの末、302号室の真上の402号室が空いてるということで、11月から韓国人のスーとパン、そして僕が402号室へ住むことに。

そうして、302号室には元通りジェイソン・アレン・ダンの3人が住む形態へと戻り『アジア版FRIENDS』な生活が始まったわけです。

その後、シーズン2では、ルームメイトが汚すぎて耐えられないと言って家を出てきた韓国人のダンが402号室に加わり、その時、302号室の中国人のダンは騒音が耐えられない為(402号室だけで1ヶ月でビール300本(!)消化)引越しを決意。

そして現在シーズン3では、韓国人のダンが帰国、中国人のダンの引越しが完了。その空いた部屋には先週できたアレンの彼女が住み始めてます。そして、402号室にはこれまたルームメイトと反りの合わなかった日本人のトモミちゃんが住みはじめました。

毎日、ベタなコメディ級の毎日が続いておりますが、この生活の中で僕は大きく変わったと思います。
ひとつは、水場を綺麗に使える人間になったこと。もうひとつ何より大きいのが、料理をするようになったことです。

これは、すべてのルームメイトが料理をすることに起因するものですが、彼らとルームシェアをする前の26年間では10回料理したこともなかった自分が(米を炊くことを料理と呼べるなら100回はしましたが)、この2ヶ月でその何倍も料理してるなんて信じられないです。

昨日の夜は豚の角煮に挑戦し、大成功を果たしました。

あんなに時間かかるとは思ってなかったので、夕方から作り始め出来上がったのは深夜0時頃でしたが、パンに試食をさせたら、めちゃくちゃに絶賛してもらい悦に入りました。
僕も美味しいと思いました。

他の料理自慢や失敗談など書きたいことはたくさんありますが(なにぶん全てが新鮮なもので)、帰国まであまり時間がないので省略します。

帰国、というのは僕、本来カナダの後メキシコへと飛ぶ予定でしたが、1月19日、日本へと帰国することが決定いたしました。

それについての詳細は明日にでも書こうと思いまーす。

本日は以上です。

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2005年12月30日

カナダ生活・仕事編

どうもこんにちわ。

東京大賞典も終わり、もういくつ寝るとお正月っつー話になってきましたね。

しかし、先週の競馬は豪快な空振りだったなあ。
あれだけ長く語って、馬券がかすりもしないとけっこう恥ずかしいですね。

アイファーフクオー選手はまたしても10着(しかも2番人気)。
2006年度からJRA10着を当てる馬券売り出さないかしら。

ま、ここまで取り上げたので、トーセンアルタイルとアイファーフクオーの2頭は今後も度々ここに登場することと思います。

前々から書こうと思っていたカナダでの日雇い労働について、書かないまま来年に持ち越したくないので、今日さっさと書き上げてしまおうと思います。

カナダ人と一緒に仕事をする中で気付いた事など書きたいことは山ほどありますがありすぎて何から書いたらいいかわからないので、今日は僕の最近のマイブームについて書こうと思います。

僕の最近のマイブームはイケメン、マシューです。

日雇い労働は、さすがに職種が職種だけあって、老いも若きもこれでもかってほどやさぐれてます。
変な宗教を信仰してたり、明らかに精神を病んでたり、若いのは時給のことしか考えずまったく働かんし。

しかし何故か、僕の中には昔から普通に就職して普通に仕事してる人間には軽蔑の念を抱くことはあっても、こういうやさぐれた人間達は尊敬している節があります。
てなわけで、彼らと一緒に働けてる事を誇りに思っているし、多種多様な人間の中に立っていると、自分がオールスターの一員になったようで気分がいいです。
このやさぐれ集団と一緒に廊下を歩いてるときなんて、頭の中ではレザボアドッグスのサントラが流れてます。

しかし、そんなやさぐれ集団の中で、一際異彩を放っているのがマシューです。

基本的に仕事に来る男達のスタイルは、懸賞でもらったTシャツに薄々のジーンズというのが定番です。
しかし、マシューだけは一人、いつも超おしゃれ。
最初マシューを見た時は「そんな格好で働けるはずねーべ。」とか思って、絶対働くの初めてだな、とか思いましたが、その後もしっかりおしゃれして仕事に来るのを見て、それが彼のスタイルなのだと知りました。

髪型もびっしりきめて、さらに顔もイケメンなので時々やさぐれた女子などが働きに来ると、皆、マシューと話したがります。

それでいて、どんな人種のどんな人間にも気さくに声をかけてまったく飾るところはないし、マシューの行動のひとつひとつを見るのが最近のマイブームです。

この間しびれたのは、机の上に置かれた椅子を降ろすという作業の時、皆がよっこらせよっこらせと降ろしてる中、マシューだけ一人空中でくるっと一回転させて置いていた事。

先日「今はなにをして過ごしてるの?」と聞いたら(深夜労働なので学生はほぼありえない)、「この日雇い労働と、あとはギターを弾いたり、絵を描いたりしてる。」だそうです。
うーん、完璧。

僕の中では現在TOKIOの長瀬君とマシューがイケメンBIG2です。

最後に、最近働いててうけたことを2つ。

1つは、いつもしかめっ面の陰気なインド人が深夜3時の休憩中いきなり「ポー!!」と奇声を発したこと。

もう1つは、最近はホッケーの試合後の観客席の掃除が主なのですが、掃除をしていると毎回必ず観客席に1¢〜50¢くらいのお金が落ちてるんです。

んで僕、小さい時、道にお金が落ちている夢をよく見て、「うわー、ここにも、ここにもお金落ちてる!」ってそのお金を拾うこの夢が大好きだったのですが(強欲だなあ)、この間、いつも通り観客席を掃除していたら、いつもは数¢しか落ちてないのに、珍しく$2硬貨が。さらにその先にもかなりお金が落ちていて、なんとその中には日本の千円札まで。
「すげえ!昔から夢にまで見た状況が現実になってじゃん!」、と、いう夢を見たこと。

何気にカナダ滞在も、あと1ヶ月をきってるんですよね。

本日は以上です。

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2005年12月21日

光陰矢の如し

どうも、超お久しぶりです。

仕事を始めてから時が経つスピードがとんでもないことになっていて、気付いたら1ヶ月の月日が流れてました。

なんつーか、おじいちゃんになったら一日1分でいいので、今一日100時間欲しいです。

写真の仕事も日雇いの仕事の方も、もしブログを3週間前に書いていたら失敗談だけのブルーな文章になっていましたが、今はそういう時期も過ぎどちらも順調、まずは楽しくやっています。

特に現在は年末という事もあり日雇いの方の仕事が忙しく、12月に入ってから今日までわずか3日の休みで働き続けてきました。

ひとつ良かったのは、僕はカナダ人と同等に働いてる事になっているので、他の友達が時給$4で働いてる中、僕は$8〜10もらってます。ブイ
てなわけでこの2週間で$800稼いでやりました。(僕がカナダに来たときはカナダドルは$1=82円でしたが、現在は100円越えてます。原因は不明)

仕事の内容は、ホッケーの試合やコンサート後の会場の掃除からレストランでの皿洗い、ホテルでの給仕係、さらにトイレ掃除まであらゆる仕事をこなしてます。

日本を発つ時には「もし働く事になっても皿洗いなんて絶対にやりたくない。」と言って出てきましたが、英語を話せないというハンデを負っている以上、こういう仕事しかできないのは当然のことだし、しかしこういう仕事からでも、というよりも、こういう仕事からだからこそ学ぶ事は多々あり、実際働いてみた今、前よりはまだまともな人間になったのではないかと思っています。

数少ない仕事が休みの日にはここぞとばかりに飲むことにしてるのですが、最近飲んで記憶をなくす確率が飛躍的に上がってきています。

先日飲んだ時、カナダ人とブッシュ大統領について討論したらしいのですが、その中で僕は「僕はブッシュが好きだ。僕はブッシュがスマートだと思う。」という論陣を張ったらしいのですが、僕、ブッシュのことが好きだなんて思ったことは今まで一度もないし、スマートだと思ったことももちろんないのですが、酔った自分がなぜそんなことを言ったのか心底謎。
なんか日本の諺を引用してブッシュを弁護していたとか。

今週は仕事の予定が入っていないので、今までさぼった分頑張って書きたいと思いまーす。

本日は以上です。

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2005年11月11日

Iron toe boots blues

どうもこんにちわ!

脱カナダ・ニートを果たした石田です。

停滞の10月は前述の通り、どこのボランティア団体にも相手にされず、ただただ何もしないまま日々が過ぎていき、「もうカナダにいる残り3ヶ月、こんな風に何もしないで終わっていくのか…」と、毎日ブルーになって過ごしていました。

そうしているうちに、無給な上に求められてもいないボランティア団体の返事を待って気苦労するよりは、ニーズのある普通の仕事をした方がいいのでは…と考えはじめましたが、地元の人がビザの有効期限が3ヶ月切ってて、しかも英語も十分に話せない僕など雇ってくれる可能性はほとんどありません。

最後の方は、ここに「死んでもやりたくない」と書いた日本料理屋で働き始めるのもおもしろいかな…、と全然おもしろくもないのに、そんなことを考えたりしてました。

そうして10月31日、皆がハロウィーンの雰囲気に浮かれる中、一人、カナダの職安(?)みたいなところを何件かトボトボと回り、10月が終了しました。

しかし、悩みと停滞の10月から、たった1日、11月1日になっただけで、劇的に運気が逆転しました。

11月1日のお昼、ルームメイトの携帯に1本の電話がきたのです。

電話を変わると、前に申請したボランティア団体のうちの1件からの電話!
興奮を抑えて話してみると、2日後に面接をする機会を作ってくれるとのこと。

ついに、ついに暗闇に一筋の光が差し込み、この時面接がうまくいくかどうかはわかりませんでしたが、まず、そういう機会を初めて得られたことに興奮し、あまりの嬉しさに近くのメキシコ人に抱きついたら、「プト(オカマ)」と言われました。

しかし、ピンゾロパワーはまだこれで終わりではありません。

その2時間後、さらにもう一本の電話。

何かさっきの電話でまずいこと言ったかな?と、再度携帯を受け取ると、なんとさっきのボランティア団体ではなく、昨日回った職安(というより人材派遣会社か)の1件からの電話。

その電話の内容は、今夜から働かないか?とのこと。

いきなりカナダ生活が動き出しました。

あまりに突然のことで驚いたけど、この機会を逃すはずはなく、もちろん引き受けました。

仕事を始めるにあたって、つま先に鉄の入った“Iron toe boots”と“Working globe”が必要だと言われたので、電話の後、すぐにウォルマートに行って購入しました。

そうして11月1日、カナダ初就労。

この日の仕事は、深夜0時から朝の10時まで、コンテナを運んだりする仕事だったのですが、現場に着いて、最初に話しかけた男の人が、耳を指差しその後その指を左右に振り、つまり耳が聞こえない人で、ああ、そういうことか、この瞬間にいろんなことを理解しました。

その日のメンバーは他に、ヒッピー(本人はカウボーイと呼んでいいぜ、と言っていたけど)と、目線を合わせて話せない自閉症、あとは僕と同じくフランス語が主で英語が片言のムキムキのおじさんの5人で働きました。

その日の仕事が終わった朝、傷だらけの手でIron toe bootsを持って歩きながら、これが労働者ってやつだよなあ、と一人悦に入りました。

そしてさらに2日後の、ボランティア団体面接。

仕事がもらえるかどうかの不安の中で訪れましたが、その結果は予想以上で、そこで働かせてくれるどころか、僕の専攻であるフォトグラファーとして働いてくれないか、とのこと。

日本でもフォトグラファーとしての仕事は結婚式の写真を数回しか撮ったことのない自分ができるかどうか、不安もありましたが、その一方でこんなチャンスは滅多に得られるものじゃなく、ワクワクしながら引き受けました。

しかしまず、カナダへ連れてきたF3だけでは仕事にならないので、先日、日本から最強のパートナーNIKON F5を彼女に送ってもらい、昨日カナダへ到着しました。
その他にも奮発して、日本にいる友達に24−70mmのズームレンズを購入してもらい、それも送ってもらって今、レンズもハリファックスへと向かっているところです。

到着後、『写真家兼日雇い労働者』としての準備は万端となります。

僕は今、未だかつてないほどやる気十分です。

もう既に何度か働いた日雇い労働についての話も書きたいのですが、もう今日はだいぶ長く打ったので、後日書きたいと思います。

本日は以上です。

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2005年08月26日

save water, drink beer

こんにちわわ!

今東京の気温調べたら、30度越えてるみたいですね。
こっちは今調べたら、今日の最高気温17度でした。涼しい通り越して寒いです。

学校も気づいたら明日で2ヶ月勉強したことになります。
最初は1ヶ月の予定でしたが、1ヶ月延長して2ヶ月、さらに2週間伸ばして9月の9日まで勉強することにしました。
今はとにかく勉強することが楽しくて仕方ありません。

もう少し学びたいのですが、何故9月9日で学校をやめるかというと、9月13日から、僕、ドイツに行きます。
と言っても2週間だけの滞在ですが。

なんでドイツ行くことになったかって、元々夏に彼女と会う約束はしていて、当初はカナダで会う予定だったのですが、彼女がハリファックスへ来るには移動時間がかかりすぎると言い出し、移動時間節約の為に日本とカナダの間の国で会うのはどうか、と提案したのです。

最初聞いた時はあまりに常識外れなその発想に苛ついたりもしましたが、ま、気付いたらそういうことになってました。

と言っても、日本からハリファックスへ来るのと日本からドイツへ行くのでは5時間しか移動時間は変わらないらしく、じゃあ一体なんなんだっつー話でもあるのですが。

ま、要は彼女あんまりカナダに興味ないみたいです。

と、いうわけで9月13日〜28日までのハリファックス⇔フランクフルト間の往復チケットを買ったのですが、キャンセル不可のこのチケットを買った直後、とんでもない事実が発覚したのです。

皆さん『オクトーバーフェスト』なるものをご存知でしょうか?

これは、僕もカナダ横断中に他の旅人から何度かその名は聞いていましたが、毎年10月にドイツで催される、世界にその名を轟かせる世界最大のビールフェスティバルです。

僕、ドイツ行きのチケット取る時に、この存在をすっかり忘れていたのです。
そして、キャンセル不可のチケットを購入した、まさにその日の夜、飲み会でこの話があがったのです。
はっ、と気づいた時には時すでに遅しでした。

僕はその時このイベントを『オクトーバーファースト』、つまり10月1日に催されるものだと勘違いしてました。

つまり《世界最大のビール祭りの3日前にドイツを発つ》というビール好きにとってこれ以上ない屈辱を味わう羽目になったと思ったのです。

し、か、し、今回ばっかりは馬鹿勘違いが逆噴射!

その2,3日後、彼女が送ってくれたドイツ版地球の歩き方が宿に届き、それをため息交じりに眺めていたその時、なんと衝撃の事実発覚。
世界最大のビール祭りは『オクトーバーファースト』ではなく『オクトーバーフェスト』だったのです。

しかも2005年の開催日時を見たら、なんと9月17日〜10月3日。

9月17日〜10月3日まで…、っておい全然オクトーバーじゃねえじゃねえかよ!!

つか、もろ俺の滞在期間じゃんかよ!

ちょ、ちょ、超強運!!

ビールの神様ありがとう!!

神は神の子らを愛す。僕は麦芽の子だったのです。

まじ、この時あまりの嬉しさに部屋で1000回弱ガッツポーズして、その後頭痛しました。

てなわけで、そのつもりは一切なかったにかかわらず、世界最大のビール祭りに日本代表として参加することになりました。

体の60%を占める水分が全部ビールになるくらい飲みつくしてやろうと思ってます。

本日は以上です。

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2005年08月01日

160 Dollar Baby

どうもお久しぶりです。

学校に通い始めてからあっという間に1ヶ月が経過しました。と、同時にカナダへ来てから半年という月日が流れました。
本当に時が経つのは早いです。

しかし、僕が思うに、例えるなら蝉は1週間しか生きられないけど人間の感じる1週間と蝉の感じる一週間は同じではないと思う。
もし同じなら、蝉も「こんな短期間しか生きられないならやる気でない。」とか言ってブルーはいって鳴かなくなっちゃうし、それだと夏の風物詩が無くなって困るので、神様は蝉には1週間をそれなりに感じるようにしてあるはず。

それと一緒で、人間は長くても100年の人生だけど、100年なんて実は悲劇的に短くて、けどそれに気づかれたら人間がブルーはいって何もしなくなっちゃうから、100年は長いような錯覚を起こすように神様は人間を作ってくれたんだと思う。

そう考えると実際の半年なんてこんなもんだろうし、むしろ半年をそれなりに感じさせてくれた神に感謝、とも言えます。

学校の方は、この1ヶ月の間に人生最大の敗北を味わったりなんだりしながらも、なんとか慣れて今では普通にやっています。
進歩してる実感はないけど、学校の2週間の方が、旅をしてた5ヶ月間より英語を勉強したのは確かです。

先週の火曜日、その学校の韓国人のトクチュに誘われてカジノに行ってきました。

トクチュがブラックジャックが好きだと言うので、二人でブラックジャックをしたのですが、ま、普通に負けました。
ただ、ひとつイベントは作っておきました。

場は、40$換えたチップが半分になりかけた頃でしたが、僕に配られたカードが2枚ともエースだったのです。

エース2枚なら当然ですが、ここはスプリットしました。
(ルール注1:ブラックジャックでは2・2や8・8など同じカードが配られた場合、最初の掛け金と同じ額を払えば2つに分けて手を二つにすることができます)
と、スプリットした片方に配られたのはエース、さらにもう片方にもエース!!
これでは、どちらの手も12あるいは2にしかなりません。
(ルール注2:ここのカジノではエースのスプリットに限り、どちらの手にも1枚しか加えることができません)

どちらの手も2じゃん、とか言いながら両手で2を作って「蟹、蟹」なんて言いながら笑っていたのですが、隣のトクチュを見ると「ノ、ノリヒコ、こ、これは…、あー!!」とか言いながら頭を抱えているのです。

ディーラーとか、その他の人にこの手は一体何なの?と聞いたら、ま、とにかく珍しい技らしく(そりゃわかっとる)、ここの机ではその手を特別扱いするルールはないのですが、もし違うテーブルに座っていれば160$の手だった。と、言うのです。

後ろのギャラリーからも「兄ちゃん惜しいことしたな。」とか言われながら、ま、40$の掛け金を4倍にするチャンスを逃してしまったことは理解しました。

ま、そんな手を逃したわけですから、その後の手もツくはずがなく、適当にチップを溶かして終了しました。

テーブルを離れた後、なんかさっきの手についてみんなウダウダ言ってたようだけど、もし違うテーブルならなんだったの?と、トクチュに尋ね、違うテーブルにその手の内容を確かめに行ったのですが、なんとびっくり。
僕の手であったエース4枚、しかもその全てが黒のカード(たしかに全部黒だった)は『ジャックポット』だったのです。

その金額、僕のヒアリングでは「ワンハンドレッド シクスティ ダラーズ」だったのですが、本当は「ワンハンドレッド シクスティ サウザンド ダラーズ」で、160$の下に0がさらに3つ。

つまり、160,000$ということで、1$92円だから、えーと…

1500万円!?

ぎゃー!!

か、か、蟹じゃねえよ!どアホ!!

今日の掛け金4倍とか、今日の勝ち組とかじゃなく、大げさに言えば人生の勝ち組になるチャンスを逃しました。

かなり、頭がくらんで、しばらく夢遊病者みたいにカジノを何も考えずにさまよってました。

ただ、不思議といつもほどダラダラと悔やんだりはしませんでした。
一言、言い分けでもなく「Life like this」と言い残してカジノを去りました。

その後、他の韓国人やメキシコ人と海辺のバーで残念飲み会をしましたが、スロットで勝った女の子らにビールとかおごってもらって、ま、そのひと時はお金で買えない価値があるでした。

本日は以上です。

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