1985.5.19 16:00
トップ・オプ・ジャパン 「五月だから高橋幸宏」

´△蓮J垢逃してしまったらしい。
三回目のテーマは、ヨーロピアンダカディ「誰かと一緒に良い仕事」

前半は、幸宏プロデュースの人たちのお話です

一曲目「レプリンカンJB」立花ハジメ

(立花ハジメについて)
若作りで、感心してしまう。ぼくより年上なのに。
自分で、YMOに続く世代だといっている。(年上なのに)
「プラスチックス」からの友達で、これまで3枚プロデュースしました。
アーティスティックで、よく自分で色々考え出してくる人です。
今度レコード会社を移籍して、自分たちでやりたいと言ってレコーディングしているという、うわさを聞きました。

ウエノコウジや戸川純とかエキセントリックな人たちとやることは、影響を受けたり刺激があって面白い。
そういう人たちの事を若手って言っちゃうけど、同じくらいなんですよね。

二曲目「マイラブ」 スーザン

(スーザンについて)
だいぶ前にプロデュースした人で、ヨーロッパではいい線までいったんですけど。
シャンソンみたいな感じで、男と女の出会いみたいなのをテュエットしていて、
男の方がぼくと細野さんで、考えるとガッカリしてしまうけど、ま、顔は見えないからいいか。みたいな事を言っておりました。

(プロデュースする上で、立花ハジメとスーザンの違い)
立花ハジメは、自分でいろんなコンセプトを持ってくる自分で考える人なので、やりたい事をどういうプロセスでどう伝えたら売れるか。
という事を考えて、一方スーザンは、自分で曲を作ったりしない、シンガーなので、ぼくがやりたい事を与えていく、という大きな違いがあります。

(レーベルについて)
YENレーベルは、とても画期的だった。なぜなら黒字だったから。
実験的な音楽をやっていて、チャンスを与えていくことは素晴らしい。
坂本さんのミディも、細野さんのノンスタンダードも素晴らしいことをやっている。
秋には、なんとぼくもレーベルを作るといううわさがあります。

三曲目「ドクターストップ」アーバンダンス

(アーバンダンスについて)
最近プロデュースしたグループ
ポストYMOといわれていて、ルックスもいい。
ナリタシノブは、大変な才能の持ち主。
この曲は、コンセプトもしっかりしていて、プロモーションビデオを作ったら面白いのではと思っているけれど、予算のめどが立ってなくて。
ノンスタンドレーベルもこれから一緒にやっていけたらと思っていますし、細野さんの手腕にかかっているから、
「細野さん頑張ってね!」といっておりました。

細野さんは、人集めの天才でございます。
YMOは、細野さんあってのもの。細野さんのグループという意識があります。
細野さんがいたから売れたようなものです。ここまで言うと、持ち上げすぎですけど。


後半は、友人関係のお話です

四曲目「曲名をいわなかった」加藤和彦

(加藤和彦)
ミカバンド時代からの知り合い。
洋服や食べ物の趣味が一致する。
「ベルエキセントリック」の録音をフランスの「シャトースタジオ」で録ったり、録音のたびに環境を変えている。
(具体的に、言っていたけど、書ききれない。)
いい音のためには、場所が大切という人です。

五曲目「チべタンダンス」坂本龍一

(坂本龍一)
YMOをはじめる前からの知り合い。
病的に自分の音楽を愛している。(こんなことを言ったらしかられる)
努力家で、音作りに時間をとても賭ける人。
ミディレコードで、色んなことを考えているから、デモテープとか送ってみると良いでしょう。

(矢野顕子)
あっこちゃんは、素晴らしいお母さん(ぼくたちにとって)であり、かわいい女性であり、音楽的に天才であります。
一緒に仕事をすると楽しい。
いいものを作るためには、ジャンルや手段にこだわらない。
今度、通販で「ブローチ」という4枚組みシングルが出ますが、高橋悠治さんと一緒にやって、ラベルやドビュッシー、ストラビンスキーを歌ったりして、かと思うと急に「ご飯ができたよ」と、訳のわからない人です。

六曲目「ルポレン」ピエールバルー

(ピエールバルー)
15年前からのファン
この曲は、一発どりで録ったのですが、「男と女」で、見たときとちっとも変わらない、魅力的な人で。
自然主義で、まるっきりヒッピーでございます。
まったく周りの事を気にしない、欲望とか利益とか利潤を追求しない、なすがままに海の中を流れるように。
「四月の魚」でも、一緒に歌ったり、詞を書いたりしてくれましたが、これからも一緒に仕事をしたいと思っている一人でございます。

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幸宏さんは、ひとりでDJをしているときは、恥ずかしそうで、早口なので、なかなか拾えない部分も多いのですが、
言葉の語尾は大抵「で、ございます。」
わざと丁寧に言っているのか、照れくさくてそうなってしまうのか。
もともと、育ちが良くて、そういう喋りが板についているのか。

普通に書いてあるところも、そういうしゃべりだったと思ってください。