骨の軋みはうるさくとも

ベトナムに留学してました。ベトナムの珍スポットや博物館、風俗習慣、少数民族、古本屋政談、カルト宗教、ベトナム人予言者などマイナーなことばっかり書いています。万国のマイナー趣味者よ、団結せよ!

人の悪口のボキャブラリーは少ない方がいい、とはよく言ったものだ。

しかし褒めるボキャブラリーはどうなのだろうか。多い方がいいとは思うのだが、自問自答すると僕は「すごい」とか「たまらない」と言うか曖昧模糊とした難解な比喩表現に逃げてきたように思う。

ライターなら逃げることなくほめることできるか否かがアマかプロかの境目であろう。できる限り自分の好きな物を賞賛したいと思っているのでこれはかなり重要な問題だ。

ならばアマである僕がアマである理由は、プロの書き手のように思いを100%近く伝えることはできていないのところにあるのではないか。

タイトルにもある『20歳の自分に受けさせたい文章講義』によると、「オカンにも分かる文章を書け」というのが至上命題としてある。むしろオカンに分からない文章であれば書くなという雰囲気さえあった。つまりズブの素人でも分かる文章こそが良いのだ。

しかしその肝心な思いを伝える以前に文章に主張がなければならない。ココだ。僕に決定的に欠けているのは。

後述の『新しい文章力の教科書』にも書いてあるのだが、ピラミッドを上から3パーツに分けると軸の部分から順に「事実」・「主観」・「言葉選び」となる(確かそう)。 

主張でも主眼でもいいのだけれど主張のない文章をいかに美しく書こうとも、そこには血が通っていない。おもしろくない(自己批判)。ゼロにどんな数字をかけてもゼロになるのと同じ算段で無価値に等しい。以前の僕は母語を手足のように操ることすらできておらず、もはや母語なのに母語ではなかった。つまり母語が外国語になっているのだ。

かといって主張だけしていればそれが文章として成立するかと言われると答えはNOである。それはほとんどプロパガンダかのようにも思える。説得力がまるでない。勢いだけだ。軍歌や革命歌は旋律の力を借りて、一般の人々に受け入れられるようにプロパガンダを曲に落とし込んだ。これは戦略としては正解と言える。

ただテキストレベルの問題では異なる。

軍歌の歌詞を冷静になって眺めると頭おかしいんか...と思うばかりか現在では多くの人にとってはもはや嘲笑趣味の格好の的だ。こんなのを文章にはできない。文章には音さえない。言葉だけで戦わなければならない。

そこで主観を支える客観的な意見や想定できる反論、それに対する再反論が必要になってくる。主張があってこそ、その文章で主張をいかに見せるかという点で構成だとかワードチョイスの妙が試される
もちろん軍歌に♪予算的に問題があってこの作戦は厳しいけれど〜とか♪増税案が可決されたから心配ないよ〜なんてあったら興ざめだ。プロパガンダな文章とプラクティカルな文章は完全に違うし、僕が今まで書いてきた文章はそうした俎上にも乗らないゴミクズだと思った。



...とまあ、某Webメディアでインターンとしてライター勤務を始めた僕に社員さんから推薦された2冊の本(もう1冊はナタリー編集長が書いた『新しい文章力の教科書』)を読んで思ったことです。事実のオモシロさに依存して主張もせず、見せ方を考えることを怠り、テキストサイトに感化されすぎた表面的なギリギリのワードチョイスで悦に入っていた僕が書いた過去の200近い記事は一瞬にして財産から修正課題、ないしゴミ山と化したのです。

ゴミ山はリライトしてからもう一度世に放ちます。今の僕なら時間をかければリサイクルできそうです。それらを読んでいただき、もしオモシロいなと思ったときには、これらの本を手に取ってほしいなと思います。

Dr.ハインリッヒの漫才に次いで衝撃の本でした。アマチュアだからこそもっと早くに読めば良かったなあ。




 

こんにちはペレストロイカです。

9月の東京旅行でちょいちょい変わった建築物も見てきたので紹介していきます。まずは巣鴨にある鴨台さざえ堂!

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見た感じでは分かりにくいですが、中が螺旋階段になっているのです。

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横から見るとこんな感じ。お分かりでしょうか?

このような寺の様式は江戸時代の関東と東北で見られたもので、三そう堂とか栄螺堂(さざえ)と呼ばれています。
一番有名なのは福島県会津若松市にあるさざえ堂で、国重要指定文化財に認定されています。画像検索で見てみたのですが、遊戯王カードでたとえると巣鴨をレッドアイズブラックドラゴンとすると会津の方はブラックデーモンズドラゴンみたいになってますよ。それくらいパワーがあるんです。(絶対伝わらないと思うのでこちらも画像検索していただけると嬉しいです。結構いいたとえだと思うんですけどね・・・)

そもそも僕がこのお堂を知ったのが




なんですよね。前者が日本全国の珍スポットを網羅しているムックで後者は割とマジメな建築学の本です。その2つの方面から紹介されていておもしろいなあと思っていった次第です。

後者(『現代建築に関する16章』)の3章「斜線とスロープ」でスロープそのものが補助的な役割を脱して建築そのものになったということで、フランクロイドライトのグッゲンハイム美術館、MVRDVのまつだい雪国農耕文化センターと並んで福島の栄螺堂が紹介されていたのです。グッゲンハイムと並んで、行かない手はないでしょう!(笑)

上の画像のキレイさを見て分かるように巣鴨のサザエ堂は新しいです笑(2015年完成)
大分県にも新しいサザエ堂があるにはあるのですが、貫禄というかパワフル感が会津と比べると薄いかなあと思ってしまうんですよね。

ただ藤森照信が東北地方の一部地域でしか現存してない「芝棟」という屋根の上に草木を植える建築史でもマイナーな文化を掘り起こしたり再現して現代に返り咲かせようとしたように、僕が生きている間にサザエ堂が新しい形で発展しないか楽しみです。芝棟は装飾で、サザエ堂はスロープそのものが建築なので一概には言えませんが・・・

内部の撮影は禁止なのですが、上りの階段では壁面に梵字で般若心経が書かれています。そうとは知らずに登っているときに僕は「階段長すぎるねん施工主の大バカもの…!!!」と心で唱えていました。僕が悟りの境地に達するのは少なくとも今世紀では無理そうです笑


場所は巣鴨にある大正大学という仏教を専門的に研究できる大学の敷地内にあるのですが、一般参拝もできます。
仏教系大学のイメージがあまりなく、厳めしい後者かと思いきや、キャンパス自体は近代的な後者でこのお堂がちょっと浮いてました。

【参考】

こんにちはペレストロイカです。

今月もやってきましたヤリマン甲子園!!

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(いいのか?外の看板に”キメセク”とか書いて...)

今年行くのはなんと3回目で春のセンバツと夏の本大会以来です。8月末にもクラブヤリマンというヤリマン甲子園のオムニバスイベントがあったのですが、兵庫のど田舎に運転免許を取りに行ってたので断念。

僕の好きな福田さんのツッコミはもちろん、それを引き出すヤリマンたちの壮絶な経験談やセックス観は僕の住んでいる世界からすると「常世の国」の話のようで終始笑いっぱなしでした。あとで書きますが、とんでもない爆弾新人もいました...

ヤリマン甲子園とは?

先ほどからヤリマンヤリマンと書いてますが、基本は大阪宗右衛門町にあるロフトプラスワンウエストというトークライブ専門のハコで行われるトークショーです。オシャレな方のロフトとよく混同されがちですが、全然違って、なんといいますか”サブカルの殿堂”みたいなとこです。

そこで飲み食いしながらゲスなトークを聞くという贅沢な時間。もちろんアルコール頼みまくりですよ。

ヤリマン一人と隣のモダンフリークス代表の福田光睦氏、ちょっと離れて座る店長の小林さんが進行・補足をしていって話を引き出していくという。

炸裂するワードセンス

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今回のフライヤーです。宣伝文長すぎやろと思うものの、そのまんまコピペしますよ。

あの『ヤリマン甲子園』が夏の終わりとともに本意気のトレーニングキャンプを開催!
一億総草食化時代に生きる希少種《YARIMAN》の伝説がさらなる異次元に!!

毎度の奇跡空間で大阪市民の貞操観念を根底から覆し続けるトークライブ界の新世界こと『ヤリマン甲子園』が、狂乱の「クラブ・ヤリマン甲子園」を経て本道のトークライブに復帰!! 夏を通り過ぎても真夏以上に攻撃偏重な〝間開放区〟ヤリマン女性たちが、過ぎ去った夏を即刻忘却の彼方へ誘う激戦必至の【秋の大ホンバン大会】を開催もはや甲子園では伝説となったスラッガー(※女性です)はもちろん、いまだ日の目を見ぬママに野放しとなっている在野の野生ヤリマンも総力を挙げて発掘! この一億総草食化の時代に背を向け、絨毯爆撃的に男たちをしとめ続ける一騎当千の女傑たちはいったいどこからきてどこへ向かっているのか!? 今回で9度目開催、そろそろ晴れて文化人類学宣言することもやぶさかではない驚異の素人ヤリマンサミットが、あなたの人生を極彩色に塗り替える!


…はい、コピーライティング的というよりもテキストサイト時代から文章をこねくり回して笑いを量産していく、脳波に心地良さげな文章のセンスを感じ取れますね笑 たかがヤリマンごときに絨毯爆撃とか一騎当千の女傑とか使いますか普通??僕はこういうワードセンスと畳み掛ける感じが好きなんですよね。コント師でたとえるとかもめんたるとか。

ちなみにこのビラでの出演予定は

ベティー(経験人数一万五千人のヤリマン/大阪代表)→5番目で出演 ※春も夏も出演
香澄レイ(Lカップ痴女AV女優のヤリマン/大阪代表)→黒木あおいに改名して4番目で出演 ※夏に出演
えり(ヤリマンキャバ嬢/大阪代表)→3番目で出演
ランボー(怒りの風俗嬢「トリプルレッドカード」所属/大阪代表)→2番目で出演
みゆう(キメセクヤリマン/大阪代表)→1番目で出演
他全国のヤリマン続々→今回はナシ

でした

さっきも書きましたけどねキメセクヤリマンって堂々と書いていいんでしょうか?法律のスレスレをいく笑いの取り方も好きです。

順番に書いていきます。

・オープニング

思ったより客数が少ない(といってもほぼ満席)ことに福田氏は「意識の高いヤリマンファンが集まった。冷やかしのヤリマンファンは要らない」とバッサリ。ヤリマンを複合させて新しい単語を作っても、ヤリマンに何かしらの形容詞をつけてもなんとなく間抜けでおもしろくなるとは不思議だなあと。”ゴリラ”レベルに便利な言葉、ヤリマン。

店長小林氏はゲスト席のセカンドバージンのおばちゃんを紹介して「もしエッチしたい方がいましたら…」と軽くあいさつ。福田氏は「どんな飲食店だよ!」とストレートなツッコミを入れたけど、小林氏のボケの入れ方もかなり一級品だなあと。相性もよさげでどおりで大阪でヤリマン甲子園がよく開催されるわけか。

・キメセクヤリマン

21歳のヤリマン。鹿の角を持って登場し、会場がざわめきました。
次に書きますが、ランボー氏がくれたそうです。もう意味が分からん….

初体験が山に連れられてレイプされたことだそうでそれがキッカケで本気で殺しにこられるような泣きながらのセックスが好きだという。

福田氏も「レイプもしてみるもんですねぇ」と冷静。おいおい異空間か。

キメセクのところは書いたらアレなんで次出ることがあったら聞きにいってください。一応Googleアドセンス貼ってるんで割愛します笑

・怒りのランボー

この人、いちばんすごかった。全然、会話が成り立たないんですよ笑 嘘っぽい(?)エピソードとスレスレのトークで会場が爆笑の渦に...

漫才師でたとえると金属バット、エルシャラカーニ、Hi-Hiみたいな…一生話を聞いていたかった謎だらけの人です。この人は春と夏に出ていたキング注意報氏と同じトリプルレッドカード所属です。やるなあ。

肝心のトークですが男性が5階から集団で飛び降りた直後にセックスしにきたとか、ホテルでやってたら急に窓ガラスが割れたとか、タイの刑務所では4割がチンコなくなってるとか、湖に浮いていたグレープフルーツを食べたとか…いや、もし創作だとしたらどうやってこんな話作ってるんや???となります。かといって本当かと言えば...

オモシロかったからよかったです。

・ヤリマンキャバ嬢

手元のメモには”青姦”って書いてました笑

ゴムは付けないナマ派で、お腹に出してといったら中出しされたというエピソードは福田氏に「なんすかその場末のジョークみたいなのはw」とツッコまれてました。この手の場末ジョーク好きだなあ。

Lカップ痴女AV女優のヤリマン

この方はアレですね、爆乳すぎるあまり弟が盗撮した写ルンですを同級生に売りさばかれていたという人。

爆乳エピソードとして修学旅行に行くとき、お札を乳に挟んで金額制限を乗り越えたという話がよかった。Twitterをこまめに更新している人で、サービス的なこともつぶやくのでフォローしておきたい人です。

・ベティーさん

僕が行くと絶対トリをつとめているベティーさん。
いつもどおり立て板に水というか噺家みたいにしゃべるなあ。男性器にシリコンボールを入れてポンでライオンみたいになっている人の話、内容を聞くまでもなくおもろかったです。

こんな感じ。次も開催されたらいくんだろうなあ...さみしい独り身ですわ。

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