ブログネタ
無罪 に参加中!

ード [差戻し審の有罪攻撃を徹底的に弾劾する

 

福嶋裁判被告 福嶋昌男

 

私は、裁判所の差戻し審への有罪判決に怒りを抑えることができない。不当な有罪判決を徹底的に弾劾・糾弾する。絶対に許せない。

 

私は、差戻し審−22回にわたるすべての公判を傍聴してきた。被告・弁護団は、控訴審判決が審理不尽としたために事実調べが行われた検察側提出の3証拠群を悉く粉砕しているのである。

警察が、橿原市のマンションから押収したとするワープロメモの押収過程は実に不自然であった。検察は、事件から3年も経って押収したこのワープロメモが、本件事件を準備したロケット弾の発射実験のメモであるといっている。そして、このロケット弾の実験現場は岩手県の借家から押収した地図の場所だというのである。しかし、被告・弁護団は、岩手借家から押収した地図の場所に数次にわたって現地調査を行い、ワープロメモに記載されている山の絵図や記述内容と全く相違することを明らかにしてきた。そして公判では、元警視庁公安部の青木幸雄は「ロケット弾の実験現場と被告人は関係ない」と証言せざるを得なくなったのである。

 検察は金沢借家で、1985年の2つの成田事件の信管が作られ、炸薬が装填されたとしていたが、金沢借家は、須賀さんが病気療養に専念していた家であり、そのことは須賀さん自身の証言によって法廷で余すところなく明らかにされた。その結果、検察は金属屑の鑑定書を撤回せざるを得なくなったのである。

 こうして、検察側提出の3証拠群は完全に粉砕された。須賀さん、十亀さん、板垣さんの3人の無実は誰の目にも明らかであった。私は、一審の無罪は不動であり、差戻し審での無罪を確信して、判決日に臨んだ。誰が見ても、無罪以外にない。

 

 私は5月28日の裁判所前でのビラ配布に続いて、判決公判当日も12時から裁判所前でビラを配布した。ビラの受け取りはいつものように良い。知り合いの方々も、次々に傍聴に来られる。

傍聴券配布場所に行くと、既に多くの傍聴人の方々が並んでいたので、いつもは並ぶ順が前の方になるのであるが、この日は真ん中より後ろになった。公安警官もいつもより多い。「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」の内藤さんは、本日の公判の意義について述べた。

傍聴券の配布場所で、傍聴券を受け取れない方々が大勢出た。ほんとうに残念であった。しかし、たたかいの心はひとつだ。

 

公判が開かれる429号法廷のところには、裁判所の警備員がいつもの2倍くらいいた。

 法廷に入ると、裁判のたびに見る光景であるが、林正彦裁判長ら3裁判官だ。裁判官らを見たが、今日は顔面蒼白で緊張した面持ちであった。

 林裁判長は、?被告人は前へ?と言って、すぐに?主文?と言った。林裁判長がか細い声で?須賀被告人に懲役11年・・・?と宣告したとき、法廷内は弾劾の声につつまれた。裁判長の制止の声はとどかず、警備は無視され、弾劾が続いた。

「かちとる会」の内藤さんが、退廷命令を受け、法政大学文化連盟の斉藤郁真委員長らも退廷となった。

 林裁判長の判決文の読み上げる声は小さく、傍聴人は?声が小さい?と怒りを叩きつけた。裁判長は顔を上げたが、正当な怒りになす術もなく、読み上げを続けた。ナンセンス!作文か!等々の弾劾の嵐が止まなかった。裁判長は元気なく、か細く、声小さく読み上げるだけである。

 

 林裁判長の判決は「被告人らは鍋爆弾を開発・製造した。鍋爆弾は危険な作業で高度の専門性を有するチームワークを必要とする。だから本件にも関与したに違いない」というものであった。こうした予断でメモを恣意的に解釈し、有罪のストーリーを捏造したのであった。この予断とストーリーは検察の主張そのものである。つまり、林裁判長は証拠とは無縁に「鍋爆弾犯人は本件の犯人だ」という政治的判断のもとに有罪にしたのである。絶対に許せない。この判決は、裁判所は国家権力だ、ということをあからさまにしたのである。

 判決文を読み終わった後も、被告・傍聴人は法廷に座り込み、こんな判決はあるか!絶対に許せない!と弾劾を続けた。裁判長は声を上げることもできず、被告・傍聴人の弾劾を浴び続けた。傍聴人から、林裁判長に向けて、紙つぶてが飛んだ。裁判長はこのときばかりは反応して、?拘束!?と言った。しかしその声は弾劾の嵐によってかき消され、聞き取れなかったが。

 その後も、傍聴人は法廷を去らず、裁判長を弾劾し続けた。裁判長は強制執行をできなかったのだ。

 私は法廷の外で待っていた傍聴人と合流した。しばらくして須賀さんが現れ、続いて十亀さん、板垣さんが現れた。裁判長は被告人を拘束できなかったのだ。このことは裁判上の無罪を示して余りあることだ。


 image_0001

 

 
 弁護士会館のロビーで、反動判決抗議集会が行われた。被告・弁護団、家族、傍聴人の怒りの集会となった。須賀さん、十亀さん、板垣さんは林裁判長を弾劾し、控訴審に向かっての決意をアピールした。そして、私も林裁判長を弾劾し、デッチ上げ爆取弾圧を共にたたかい、粉砕する決意を表明した。3人の控訴審闘争と福嶋上告審闘争の一体化を強く感じた。

 

 

東京地裁・林正彦裁判長の政治的反動判決−デッチ上げ有罪に対して、この不正義を覆し無罪を勝ち取るためには、裁判所を多くの労働者民衆の力で包囲することの必要性を改めて強く感じた。

 奇しくも判決日に、沖縄労働者民衆の闘いが小沢・鳩山を打倒していた。大きな闘いが起こっている。動労千葉の戦闘的労働運動は、国鉄1047名の解雇撤回の成否をかけて、新たな労働運動の創生をめざして、6.13国鉄闘争全国運動の大集会を開催する。私たちもこの闘いと共にスタートする。

 迎賓館・横田爆取デッチあげ爆取弾圧裁判の勝利は戦闘的な労働運動と結びついて、勝ち取れると強く思い至っている。

 

その後、公判に結集したみなさんとの交流会がもたれ、新たな闘いへのスタートがきられた。
判決] ブログ村キーワード [裁判]ブログ村キーワード [裁判所]ブログ村キーワード [弁護側]ブログ村キーワード [検察側] ブログ村キーワード