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迎賓館・横田デッチ上げ爆取弾圧被告4氏と共に極悪反動判決打ち破ろう!

 

1−1

6月2日、迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判・差戻し裁判の判決公判で、断じて許せないことに東京地裁・林正彦裁判長は、爆取第1条によって、無実の3同志に対して逆転有罪判決(須賀武敏に懲役11年、十亀弘史・板垣宏同志に懲役8年)を下した。

この日の公判は、強権的な弾圧態勢もとに開かれた。裁判所の周囲はいつもに倍する公安警官が徘徊し、公判が行われた429号法廷のすぐ傍にまで来て傍聴人たちを抑圧した。廷吏たちも何時もより多く動員されていた。そして林裁判長は卑劣にも、密かに報道関係者だけに配する「判決要旨」を準備して公判に臨んでいた。

この日は、傍聴席数を数倍する人々が結集した。また、ムザイ・ブログのアクセス数も数百件と飛躍した。多くのたたかう人々がこの裁判の帰趨を固唾をのんで見守り、共にたたかおうと決起した。

公判冒頭、林裁判長による主文読み上げで「有罪」の声が聞こえるや否や、怒りの声が次々と上がり、傍聴席は怒りのうず坩堝と化した。林裁判長は下を向いたままか細い声で判決文を読み続けるが,聞き取ることさえできない。それも一時間と続かず、閉廷を告げて逃げ出そうとする。傍聴人たちは「デッチ上げ有罪を許さないぞ!」と抗議の声をあげて座り込みを続けた。林裁判長による差戻し審最後の訴訟指揮は「全員退廷!」で終わった。廷吏が暴力的に傍聴人たちを排除しようとするなか、抗議の紙礫が林裁判長を弾劾する。林裁判長は公開裁判の原則も踏み躙り、密室の判決公判としたのだ。

そもそも東京地裁429号法廷は、裁判所当局が「特別警備法廷」と称して公開裁判の原則を踏み躙り、密室裁判を強行する法廷である。公判が開かれる時には、法廷前に警視庁公安部の警官が多数動員され、裁判に傍聴に来る人々を抑圧する。また、傍聴者が法廷に入る際にも必要以上に厳重なボディーチェックを行い嫌がらせをする。このように傍聴に来る人々を敵視し犯罪者扱いしている。

そのうえ、「再入廷禁止」などという東京地裁が勝手に決めた違法な規則を強要し、公判の途中に傍聴者が法廷外に出ると再入廷を許さず、またそのことによって傍聴席に空席ができても、他の傍聴希望者の入廷を許さない。この規則によって法廷は強制的に密室化されることになる。今回も、裁判長が「全員退廷!」という訴訟指揮を行った時点で、東京地裁429号法廷は密室裁判法廷になった。

 

 

1−2

林裁判長は、水戸地裁時代に裁判員制度の推進派として登場し、東京地裁の裁判長の地位を獲得した。そして本件裁判においても当初より早期・迅速化を推進し、早期結審―有罪判決を画策していた。しかし被告・弁護団の正当かつ的確な反撃の前に2年間に及ぶ公判を開くこととなった。その結果、検察官立証は立証の態をなさない程に粉砕され、検察官が23年以上も隠し続けてきた証拠が次々と開示され、そして被告側立証は、被告の無実を一審以上に克明に立証しきった。公判で明らかにされた事実に基づく限り、有罪を判決することができない状況にまで至っていた。

こうした事態対して林裁判長は、「被告人3名は,公判において,本件両事件への関与を否認したのみならず,適正な防御権の行使の範囲を明らかに逸脱した不当な訴訟活動を繰り返し,これが本件審理を長期化させる大きな要因となっているのであり,反省の態度は全くうかがえない。」(「判決要旨」)などと裁判制度そのものを否定する悪罵を書き連ねている。

検察官が、証拠を23年以上も隠し続け、証拠の捏造を策動し続けたかたから裁判は長期化したのだ。無実の被告に有罪を立証できる真正な証拠など存在しない。一審・無罪判決までに16年間もの歳月を要したのは、証拠のないままに検察官立証を延々と続けた検察官と、それを容認した裁判所の責任に他ならない。一体、無実であるのに16年間も拘留され続け、24年間も被告の身分を強制されることを望む者がいるというのか!

しかし、その一審までは、事実審理が一定の意味を持っていた。だから証拠がないから無罪という判決が出たのである。

控訴審では、一回の事実審理も行わないで無罪判決を事実誤認として破棄した。そして林裁判長の差戻し審では、事実審理で明らかになった事実を完全に否定した。

林裁判長は、革命運動に対する政治的冤罪事件で、無実の被告が自身の無罪を証明しようとすること自体が許せないのである。

林裁判長のいう迅速裁判とは、裁判を検察官の主張通りの結論に導くということに他ならない。被告弁護側に対しては、防御権の行使を抑圧し、検察官に跪いて許しを乞えと強要することと同義だ。そこでは事実に基づく証明など無用の長物に過ぎない。法廷での事実審理は、完全に絞殺された。

そして林裁判長は、23年間の法廷で明らかになった事実を完全に無視した判決を書いているのだ。裁判員制度推進派の正体を露わにした極反動判決である。

 

1−3

林裁判長は怒りの嵐を前にして、卑劣にも「量刑の理由」を読み上げずに判決朗読を終了した。この「量刑の理由」の項目こそが、この判決の核心部分であり、密かに一部の報道関係者だけに配布された「判決要旨」の主要な内容をなしている。そこには無実の被告を有罪と判決した理由が述べられている。

それは、在日米軍横田基地や東京サミットの行事開催中の迎賓館に向けて金属製砲弾を順次発射し、着弾させて爆発させたことが、まさにテロ行為にほかならず,…民主主義に対する卑劣な挑戦といわなければならない。」とし、「我が国の国際関係に深刻な悪影響を与える可能性もなかったとはいえない。また,本件各犯行が社会に与えた衝撃と不安も軽視することはできない。」というもので、国家に深刻な悪影響を与えるようなテロ行為だから、あくまで国家に屈服しない革命家には、無実であろうが重罪の有罪を宣告するというのである。

まさに革命家そして革命運動に対する政治的冤罪を正当化する論理そのものだ。

この世界大恐慌の時代、戦争と革命が切迫した時代に、明治時代最初期に太政官布告として制定され戦後憲法下でも国家テロルの治安弾圧法として生き残った爆取が、林裁判長の手によってその本性を剥き出しにした形で発動されたのである。この判決自体が国家テロルそのものである。

テロ行為を行っているのは、そして民主主義に対する卑劣な挑戦を行っているのは、国家テロルともいうべきこの反動判決を出した東京地裁刑事第20部の林正彦裁判長、中島経太裁判官そして浅川啓裁判官ではないか!

私たちはこの極悪反動判決=国家テロルを断じて許さない!

 

 

2−1

迎賓館・横田裁判闘争は、この6.2反動有罪判決を打ち破って勝利し、前進している。

その核心は被告団声明に余すところなく示されている。先の最終弁論、4.24集会での被告同志の熱烈な決意表明、そして判決公判直後の逆転有罪極反動判決弾劾集会で厳然とした決意表明と被告団声明は、この弾圧を完膚なきまでに粉砕した。そして、それに触れた人々を魂の奥底から奮い立たせた。

この迎賓館・横田裁判を被告4氏と共にたたかう人々も、誰もこの極反動判決に屈しないし、敗北感など微塵も感じていない。むしろ日帝による階級支配が末期的な状況になっている現実を感じとっている。危機が末期的であるが故に、このような無法な反動判決、剥き出しの暴力と何ら変わることのない反動判決が発動されていることを皆知っている。極反動有罪判決自体に、国家権力の敗北と人民の勝利が刻印されていることを見てとっている。だから、湧き上がる怒りをエネルギーにいよいよ裁判闘争を前進させようと奮起している。

この被告と支援者は、この極悪非道な反動判決を前に、この弾圧は完全に打ち破ることができると圧倒的に確信を強めている。そして勝利の確信も新たに前進をしている。

不屈強靭にたたかいぬく被告4氏の存在は革命党と革命的労働者、たたかう人民を根底から勇気づけ、その革命性を根本的なところで保証している。

革命党そして動労千葉派に結集する労働者や学生が、星野同志やこの爆取被告同志の存在、そしてその裁判闘争によって、本当に革命に向かって決起してゆく意義と喜びを学び、わがものとしている。だから彼等は完黙=非転向を完全に貫徹していくし、「弾圧ありがとう」と弾圧を自らの糧に転化して不屈に前進していくのである。

 

2−2

 6.2反動判決に対する反撃は既に開始されている。無実の被告を有罪にする証拠など存在しない。証拠を無視し曲解する林裁判長判決を打ち破る控訴審闘争の準備は始まっている。福嶋同志裁判上告趣意書の補充意見書は、福嶋同志逆転無罪に向けた巨弾であると共に、控訴審逆転無罪戦取の橋頭保だ。

今こそ、労働者階級にがっちりと基礎を置いた全国的−国際的な爆取デッチあげ弾圧粉砕の運動を拡大し、密室反動極悪判決を打ち破ろう。