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6・2判決公判傍聴記



強い者は弱い、弱い者は強い

                                沖縄民権の会代表 座覇光子

 

今、権力者=強い者は権力をなりふり構わず振りかざしているが、最後のあがきをして弱い者になる。

弱い者とされている労働者は、この社会を動かしているのだから、強い者になる。悪名高き林裁判官と司法権力者は、「弱い者」を奮い立たせ、権力に抗する意志を倍する強固さで惹起してくれるではないか!

 

悪徳裁判官の有罪判決理由は、開口一番「被告たち三名は、革命的共産主義者同盟の組織の一員である?」から始まった。これは憲法で保障されている思想信条の自由を侵し、思想を裁こうとしている。判決文の全体を貫いているのは、推認、推察、空想、妄想である。

そして検事は、内心ほくそ笑み、驚いたことでもあろう。金沢借家に行ったこともない十亀さんを、行ったことにしてでたらめなストーリーを作文していたのだから…。

すると桜井さんは、「こんなでたらめな裁判なんか聞いていられない」と怒って退場された。いやなことを耳に入れても 腹立つばかりで、聞きたくないが、どんな風にウソ八百を並べたてるのだろうかと思うと我慢して聞かなければならなかった。一度は無罪と認められながら、全く逆の有罪にしてしまうとは。一体裁判官てなんだ! どこに居たんだ! 今の裁判官の殆どは、中立の立場より、検事側に近く、べったりとも思われる者もいると分かっていたが、検事より、もっと右寄りで、もはや裁判官の不在としか云いようがなく、裁いたのは権力だった。何の罪もない人間をデッチ上げ、一生を台なしにして憚らぬ鉄面皮の輩たち?。本人はもとより家族にも及ぼした、計り知れぬ悲哀をどうしてくれるのか!

林裁判官は家庭に帰れば、よき父親面して、子どもをどう教育するのか!「自分のように偉くなれ」「しっかり自己保身するんだ」とでも云うのか!しかし、こんな犯罪的な父親は、子どもが目覚めた時、子どもに打倒されるしかないのだ。我々こそ、受けたものはしっかり返してやろうじゃないか!

 

あの裁判傍聴席には、様々な人が、自らの人生と闘いを重ねて真剣な気持ちで臨んでいたのだ。遠方から、病を押して杖をついてきた人も少なからず居られた。労働者階級にかけられた権力の横暴は、生活の隅々にまで行き渡っている。弱者、老人、子どもは特に傷つき、時には殺され、生きることに絶望させられている。これらの根源は、権力者、資本主義社会にある。だから、労働者にかけられた攻撃はすべて許されない。このデタラメ判決も我々にかけられた攻撃、弾圧なのだ。

全体的に把えても、何でもありの凄まじさは、権力の滅びの日は目前に来たと予告している。沖縄にかけた鳩山のあり得ない解決策?は、前代未聞だ。星野文昭さんへの35年に及ぶ攻撃と、日々の獄中での弾圧は、あきれて言葉をなくす。数えればきりのない矛盾の中にあって、「不幸の中に真実が隠されている」という言葉を想い出す。この真実を真正面に打ち出して闘って来た不屈の3同志を心から尊敬し、感銘を受けた。私たちは団結するために、いたわり合い、助け合いながら、何よりも信頼を深め、ともに闘って行きたい。

 

六月二日は祝賀の日となるべきだった。もうとっくに無罪を勝ち取っているのだから…。10才の恵奈は、「私もお祝いに行きたいから電話してね」と云っていた。「悪い裁判官で有罪にされちゃったんだ。おみやげ買って帰るからね」「そうか、初めて一人で電車に乗って行くんだったのに?。恵奈も応援しているから、『がんばってね』って云っといて?」と明るい声に変わった。そうだ、こういう若い生命のためにこそ、明るい未来を手渡さなければならない。「不幸の中に幸せや喜びが隠されている」っていい言葉だな。

23年闘い続けた年月を、200パーセントと云いたいほどの3同志の法廷での誠実で真剣な意見陳述のすばらしさに、何か、私の胸中に太陽の色が輝き始めるのを感じた。この感動は私だけではないと思う。

 私たちは先がけて、積極的な闘いをどうやるのか、胸が弾む思いである。

                                                       (完)