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民衆の力を結集しよう!

足立 昌勝(関東学院大学教授)

 

  2011年は、3月11日を契機とした激動の時代であった。特に福島原発の爆発は、想像を超えるものであった。それを境にして、民衆は、原発廃棄への思考を強め、運動への参加は見合わせているが、それを支持する潜在的力量を持つに至った。民衆の力を結集できるものがあれば、今や日本は、「革命的状況」にあるといえるであろう。しかし、それは所詮「声なき声」である。

 今の日本で期待されているものは、それらの「声なき声」を結集させうる力であろう。私たちは、この力の育成に努力しなければならない。

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 裁判員裁判を通じて、日本の裁判は、極論すれば、復讐裁判になってしまった。裁判員は被害者の立場で法廷に臨み、被告人に対し、事実の立証とは直接的には無関係な質問を繰り返し、自己満足に陥っている。その果てに、「お涙頂戴」の検察官立証を全面的に信用し、被告人に対し、重罰を宣告して来た。

 このような司法の流れに対し、爆取裁判被告団は、差戻し二審においても、事実を全面的に争っている。

「無実な者は無実である。」この事実だけは、絶対に譲れないものである。差戻し一審判決の欺瞞性を暴露し、ゼロベースでの、高裁での事実調を絶対にかちとらなくてはならない。

「無罪!」第81号より2月 紅梅3