青木20120517新年の挨拶・弁護団

気合を入れ直す

また再びの節目

青木秀樹(福嶋再審弁護人)

新年を迎えました。福嶋さんと共に戦い始めて20年、時間の流れは途切れませんが、困難な事態に立ち向かうために気合を入れ直すまた再びの節目です。最高裁で何を審理したのか全く不明な三行半の棄却判決を下されましたが、福嶋さんは実質的には裁判に勝利したと総括し、昨年5月に下獄しました。

初めての新年に福嶋さんは何を想い、どのように過ごしているのでしょうか。不都合な事実に目を覆い、耳を塞いでいる裁判官に対する怒りに満ちていると思いますが、裁判官に目を開かせるための新たな戦いを再開し、継続するためには、何よりも健康が大切なので、ご自愛下さるよう願っています。

外では、理不尽な判決を覆すために、再審無罪に向けて着実に歩みを進めています。福嶋さんと事件を結びつけたのは、捜査機関側の筆跡鑑定です。その方法も、具体的適用も、とても人に有罪宣告するに堪えないものであることは明白でした。再審申立では、新たに福嶋さんと別人であるという精緻な筆跡鑑定書を準備中です。待っていて下さい。

『無罪!』第93号(2013新年号)より