新年の挨拶  証拠を提出して頂いた方々

法廷は得がたい経験でした

大寄先生(軍事専門家)

  皆さんの裁判に係わることになりましたのは、一昨年の秋からのことでした。

事務局の倉持さんから電話で、「軍事専門家」である私に裁判について助言を受けたいと依頼がありましたのが始まりです。それまで倉持さんとは見ず知らずの関係でしたし、私にしても軍事学関係のセミナーの世話役を勤めていますが、著作があるわけでもない無名の存在ですので、依頼を受けた際には面食らいました。しかしながら、後学のためになると思いまして依頼をお受けすることにしました。

 当初は、私の役回りは事件で使用されました爆発物に関する警察の鑑定書を読み込んで意見書を作成し、それを裁判所へ提出するだけにとどまるかと思われたのですが、最終的には、昨年、法廷で証言台に立つことになりました。

法廷の有様については小説や二時間ドラマでしか知らなかったため、本物の裁判に関与することができましたのは得がたい経験でした。

『無罪!』第93号(2013新年号)より