迎賓館・横田事件裁判 差戻し控訴審・控訴棄却弾劾

『無罪!』誌に寄せられたメッセージ

真実と事実においては勝利している

西村豊行

6・27控訴棄却判決は東京高裁の許し難い暴挙であった。須賀武敏・十亀弘史・板垣宏の3氏は、服役中の福嶋昌男氏を含めて無実である。真実と事実において勝利しており、上告審闘争の勝利をめざしてともに進みたいと思う。


2006年5月19日、一審無罪判決に階級的憎悪を燃やし、検事側の控訴を受けた東京高裁は、第1回公判を、あろうことか審理を一切踏みにじって傍若無人にも結審とし、「一審無罪判決を破棄し、差し戻す」と裁判史上前代未聞の暴挙を強行した。稀代の国家暴力の行使である。許し難い、もってのほかの階級的仕打ちではないか。

私は、この判決公判を傍聴し、不当判決に向き合った。理不尽極まりない、むきだしの国家権力の横暴なる振る舞いに対する反撃の闘いは、苦闘の7年を経て、無念の至りではあるが、6・27の控訴棄却によって上告審段階へ移った。


 国鉄闘争や反原発闘争と結合し、階級的労働運動の内実を豊かに深化・発展させ、星野闘争とともに労働者階級と人民大衆のなかに深々と入り、階級の隊伍として拡大してゆくなら必ずや勝利の展望を切り開くことができる。

さらに付け加えておくなら、困難を強いられるが、須賀武敏・十亀弘史・板垣宏の3氏は、服役中の福嶋昌男氏を含めて青天白日無実であり、真実と事実においては自明のことながら決着しているだけに、上告審闘争において勝つことがなおのこと問われており、勝利をめざし共に進みたいと思う。

(2013年8月1日記)

『無罪!』第100号より