迎賓館・横田事件裁判 差戻し控訴審・控訴棄却弾劾
こんなデタラメな、とんでもない判決があるか!
(1)
高田隆志
強弁以外の何ものでもない
「弁護人らの主張のとおり、被告人3名が従事したと認定した本件金属製砲弾の弾頭部に装着された信管の開発、製造や弾胴部への炸薬の装てんに関し、いつ、どこで、どのように行われたのか、その際、他に関与者がいたのか否かなどの諸点を明らかにできないのは紛れもない事実である」
高裁判決は、このように断定的に(!)自認しながら、「被告人3名が共犯者福嶋や他の中核派構成員と共謀の上、本件両事件を敢行した旨認定することができる」「共謀共同正犯者の責任追及としては必要かつ十分である」と断言している。
こんなデタラメな裁判があるか! こんなとんでもない判決があるか! どこで何をやったかは明らかではないが、3人がやったことは間違いないから、有罪判決は当然である、と言っているのである。要するに3人は中核派である、鍋爆弾に関与した、だから、迎賓館・横田もやったと認定できる、と強弁しているのだ。そう、まさに強弁以外の何ものでもない。
二重三重に荒唐無稽 差し戻し1審判決で、公判廷では何も取り上げられなかった前年1985年の四つの爆弾事件が須賀さんと十亀さんによるものだという話を突如として持ち込み、それを作った場所として金沢アジトなる話をねつ造し、それと本件を結びつけるという二重にも三重にも荒唐無稽な妄想的な事実無根のねつ造をやった。 東京高裁山崎裁判長は、あたかもそれが既定の事実であるように前提化して判決を書いているのだ。どこまででたらめをやれば気が済むのだ。というか、ここまででたらめを積み上げなければ、有罪判決を書けなかったということだろう。 これはもう裁判所の自殺である。裁判が真実にも事実にも背を向け、公平性さえかなぐり捨てて、何がなんでも有罪判決を書けという国家意思に縛られて、こんな超反動的なものを出してきたのだ。これはれっきとした国家的大犯罪である。 つづく


