迎賓館・横田事件裁判 差戻し控訴審・控訴棄却弾劾
こんなデタラメな、とんでもない判決があるか!
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高田隆志
追い詰められているのは権力だ
しかし、27年間の闘いは、ここまで国家権力を追いつめてきたということでもある。
1988年9月19日の初公判を忘れられない。求釈明で「直接の証拠はあるのか」と問われた検察官は「ありません」と答えたのだ。証拠がないのに起訴するのか、証拠がないのに裁判をやるのか。あり得ないだろう。裁判所はこの段階で公訴棄却し、裁判に幕を下ろすべきだったのだ。
これ以来、3被告を先頭とする27年間の営々たる闘いは、権力の破綻点を徹底的に暴いてきた。ついに、裁判所は、証拠がないのに有罪判決を書くところまで来た。追いつめられているのは裁判所、帝国主義国家権力だ。
最末期帝国主義の最後の延命形態である、新自由主義の破産は、至るところであらわになっているが、司法もその最先端の危機を露呈している。
まだまだこれを覆す余地はある。絶対に粉砕しよう。勝利の確信を持って、前進しよう。
『無罪!』第101号より


