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山本志都(須賀・十亀・板垣裁判弁護人)
2014年を迎えて
頂いた多くの年賀状に「特定秘密保護法」、「きなくさい」、「また来た道」ということばがありました。新年に向けて新たに決心を固めねば、と思わされるような年が明けました。
年末、ひどい出来事もありました。職安や役所が閉まり、野宿者の仲間が日給も福祉対応も失う期間、これまで何十年も行われてきた公園での炊き出し。渋谷区立宮下公園では、12月29日、大量の警官が公園を取り囲んだ上で、渋谷区職員が、体調がひどく悪い仲間とそれを守っていた人たちも含めて、深夜に追い立てました。そして「1月3日まで公園を閉鎖する」と通告したのです。「公園管理」が最優先、人の命に対する思いなどゼロの行政の対応にみな怒り心頭だったと聞きました。
スポーツ企業「ナイキジャパン」が公園に関与するようになってから、渋谷区は仲間を排除するためだけに公園の夜間封鎖を始めていましたが、今回は越年の炊き出しをつぶすためだけに期間閉鎖を行ったわけです。
一方で、メールや電話で緊急事態を知るや、多くの人がかけつけ、みんなの力で抗議を続けたこと、公園外で炊き出しを続けたことは、特筆すべき成果でした。
オリンピック開催に向けてまちの「浄化」による「おもてなし」攻撃が始まるだろう、と確信に近い予感を抱いている私ですが、皆さんはどのように新年を迎えられましたか。
つづく




