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無罪 に参加中!

29裁判所による国家犯罪を打ち砕き

上告審で無罪を勝ち取る!

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須賀武敏

差戻後1審と控訴審判決は、検察官が「金沢借家でA況真管を製造した」とするA801段ボール箱の在中品などの全証拠が、実は岩手借家でA況真管を製造した時に生じた証拠に過ぎず、また、金沢借家の立地と構造では「信管製造などは不可能」な環境であり、金沢借家は私が医師の助言で病気療養のために1人で借りた借家であり、十亀さんも板垣さんも同借家の存在すら知らないことを私たちの供述と弁護側証拠によって客観的に証明されているにも関わらず、一方的に検察官答弁書での主張を丸ごと容認して私と十亀さん2人が、A況真管を製造し炸薬を装填した「犯人」であると推認した。

そして、その継続として、同砲弾の改良型である本件両事件に使用された砲弾のMS型信管を製造し、さらに砲弾への炸薬の装填も行った「可能性は高い」と認定し、私たち3人に逆転有罪判決を下したのである。

私たち3人は1985年の成田両事件に全く関与していない。検察官はこの件で私たちを公訴提起したこともない。しかも2006年当時すでに時効が成立していた。時効が成立している事件については、例えば、2013年11月27日に、東京高裁が、1995年に起きた警察庁長官銃撃事件を「オウム真理教の犯行」と断定した警視庁の発表に対して、「時効も成立したのに犯人を断定する説明は許されない」として、違法とし、1審に続き都に賠償を命じている。

このように、単なる発表でさえ違法とされているのに、本件の差戻前控訴審判決は、私たちを1985年の成田両事件の「犯人」と推認して、それを根拠にして無罪判決の認定をことごとく覆す認定を行って私たちを本件両事件の「犯人」に仕立て上げようとしたのである。この判決の違法性は明らかである。

つづく