横浜刑務所は須賀武敏氏への 

治療と検査を直ちに実施せよ!

 2018年から横浜刑務所に服役している須賀武敏さん(74歳)は、7月17日に胸の圧迫感に襲われ、ニトログリンセリンを服用して症状を鎮めました。胸痛発作は3月29日にも起きており、今回2度目です。
 須賀さんは入所前に冠動脈の狭窄に関してカテーテル治療を受けています。治療が実施されずに放置されれば、心筋梗塞になる可能性があり命に関わる問題です。横浜刑務所は直ちに十分な検査・治療を行え。刑の執行を停止しろ。

 須賀さんの命を守る「申入書」を集めよう。
 以下の申入書PDFをダウンロードして下さい。

 横浜刑務所長 石塚 淳 法務大臣 山下 貴司 宛  申 入 書 PDF

   ◎申入書の送り先
     〒105-0004 港区新橋2-8-16 石田ビル4F
       迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会
        メールアドレス hosyaku@mte.biglobe.ne.jp

 ★弁護団、迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会は、以下の通り申入書を提出しました。
2019年8月2日付 弁 護 団 申 入 書 PDF

2019年8月9日付 かちとる会申入書 PDF


−無 罪! 171号−
 
 本誌171号の目次       星野文昭さん追悼特集
  水戸刑日誌(32)後期高齢者の獄中闘争とはいかに        十亀弘史
  香港200万人デモに感動                    須賀武敏
 ★横浜刑務所による『共産主義者』交付禁止弾劾           事務局
 ★マルクス主義における天体史の位置(下)             福嶋昌男
  涼しいというより、寒いくらい                  板垣 宏
 ★星野精神を継承して闘おう
         星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議共同代表  星野暁子
 ★獄死・国家犯罪をゆるすな!
         星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議共同代表  狩野満男
 ★関西生コン支部への弾圧許すな!         「関生支部」発行パンフより
       ★印は本ブログ掲載です。

  横浜刑務所による『共産主義者』

交付禁止を弾劾する! 
事務局
 須賀武敏さんの、2018年6月26日横浜刑務所移監から始まった、スミぬり処遇に関しては、何度か報告していますが、同年10月4日と、2019年2月14日の2度にわたって3人の弁護士名でスミぬり抗議の「通知書」が刑務所長宛てに送付されているところです。
 「通知書」は、結論的に「違憲・違法の処遇であり、看過できない。万一こうした処遇が繰り返された場合、訴訟提起を考えざるを得ない。」という抗議と警告文となっています。
 しかし、当局はこの抗議を一切無視し、同じことを繰り返すばかりか、今度は、今年4月に差し入れた『共産主義者』(第200号)という、革共同中核派の理論機関誌の交付そのものを禁止処分にするという、許しがたい弾圧のエスカレートを行ってきました。刑務所当局による暴挙であり、徹底的に弾劾します。
 『共産主義者』は、これまで、197号、198号、199号の3号が、差し入れられてきましたが、当然とはいえスミぬりもされず、通常交付されてきたものです。この唐突な不当処分に対し、当局の説明は「197号、198号、199号に比べ、200号は文章内容上の全般にわたって『刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律』第70条1項、2項に該当し、削除の対象になる。削除箇所が全般にわたるので、教育係として閲覧禁止処分を決定した。所長の裁可を受けている」というものです。
 しかし、200号とそれまでの3号とを比べても、特段の違いなどどこにもありません。200号に、獄中闘争の報告があるとか、十亀弘史さん、あるいは板垣宏さんの文章が載っているというのでもありません。上記4号に共通しているのは、一貫する革共同中核派の理論と思想と実践の書であり、それを手にして読むということは、共産主義者として生き、闘い抜く須賀武敏さんにとっての必須不可欠の糧に他なりません。『共産主義者』の交付禁止処分は、これまでの『無罪!』などの、スミぬり処分などとは、次元がまるで異なります。『共産主義者』200号の交付禁止は週2回発行の新聞『前進』そのものの交付禁止に直結しています。これは、権力による転向強要そのものであり、絶対に、絶対に認めることなどできません。
 この転向強要弾圧は、戦争と改憲に闇雲に突っ込む安倍政権の先兵として、横浜刑務所長が突出して加えてきた不正義きわまる攻撃です。「改憲・戦争阻止―安倍打倒」の闘いの一環として闘い抜く決意です。
 「共産主義者交付禁止・スミぬり弾圧国賠訴訟」(仮称)弁護団はすでに結成されていますので、この訴訟を速やかに開始していきます。

マルクス主義における天体史の位置(下)
−エンゲルス人生後半での研究から−  福嶋 昌男

承前
検仝渋紊留宙観 ―戦略兵器と宇宙―
第2 現代の個別的宇宙観

 現代の個別的な宇宙観は、米、日帝等、帝国主義とロシア、中国スターリン主義のもとで明らかになってきています。  ガモフは1946年「火の球」宇宙論( ビックバン) を提唱します。
 ガモフはハッブルの「宇宙の膨張」から、宇宙にはじまりがあるはずだ、と数十億度の「火の球」の存在を仮定し、「火の球」から軽元素の生成を説明しました。その誕生時の光は、今日マイクロ波となっている、と予想しました。温度にして、約7Kです。
 1965年2月、ベンジアースとウィルソンはそのマイクロ波( 宇宙背景放射) を観測しました。温度にして約3Kです。ガモフの「火の球」宇宙論は実証されました。
 佐藤勝彦博士とアメリカのアラン・グースは1982年ほぼ同時に「インフレーション宇宙論」を唱えました。佐藤博士は「火の球」の発生に、初期の宇宙は「真空のエネルギー」が今よりも高く、その「真空のエネルギー」が1点から大膨張して、エネルギーの相転移で潜熱が発生し、「火の球」の誕生となった、と説明します。同時に、素粒子・光が生まれ、その誕生時の光は今日マイクロ波となっています。温度の低下のもとで、現在の物質が造られます。現在の物質・元素は4・9%、後は、暗黒エネルギーが68・3%、暗黒物質が26・8%と言います。
 アメリカは2つの人口衛星を打ち上げ、宇宙背景放射の濃淡を観測し、宇宙の年齢を約138億年としました。
 第3 太陽系
 太陽系は、約46億年前に誕生しています。太陽系の進化モデルを最初に提唱したのはカントでした。最初に回転する星雲があり、中心に太陽が生まれ、雲は回転しながら、惑星を造ります。
 現在、水星、金星、地球、火星は岩石を持つ地球型惑星、木星、土星は、水素とヘリウムからなる巨大ガス惑星、天王星、海王星はメタン、アンモニア、氷からなる巨大氷惑星です。火星と木星のほぼ中間に小惑星帯があります。
【今、「はやぶさ2」が、「りゅうぐう」に行っています。「りゅうぐう」は小惑星帯にあり、炭素が多いと観測されています。「はやぶさ2」は、太陽系の誕生と生命誕生に迫る、探査機です】。
 彗星が太陽に近づき、光を発しまた遠ざかっていきます。冥王星のむこうにも軽い元素、氷、微惑星、小天体等があります。
第4 地球に届いた微弱な重力波を観測
 アインシュタインが予言した重力波( 時空の歪み・波) を2016年2月に、アメリカの「LIGO」( ライゴ) が観測しました。二つのブラックホールが衝突し、強力な重力波が発生し、地球に届いた微弱な重力波を観測したのです。
 これまでの宇宙は光・電磁波による観測でしたが、原始重力波の観測は、インフレーション時の大膨張を明らかにします。
第5 ブラックホールの撮影に成功
 2019年4月11日、日米欧の国際チームはブラックホールの撮影に初めて成功した、と発表しました。新聞は、望遠鏡で、輝くブラックホール周辺の光を観測して、、本体を影絵のように浮かび上がらせることの撮影に成功した、とも言っています。ブラックホールはアインシュタインが予言していました。
 世界の8箇所の電波望遠鏡で一斉に観測しています。望遠鏡の解像度は、地球から月のゴルフボールが見分けられるといいます。地球から約5500万光年の楕円銀河です。ブラックホールの質量は太陽の約65億倍です( 地球を角砂糖とすると、ブラックホールは地球とのことです)。
結び
 天体史は、直接に、その時代の天文学、力学、物理学等によっていますが、その土台は観測機器・装置によります。機器・装置は、その時代の製造力であります。現代の資本主義・帝国主義の機器・装置は著しく兵器と結びついています。
 労働者階級こそが、労働組合で団結し、自らの手に「労働を奪還」し、その科学・技術を奪還します。科学・技術者は労働者と団結し、共に資本・国家権力と闘います。
 戦争・改憲阻止!  安倍政権打倒! 労働・労働条件の奪還 ―科学・技術の奪還へ

〈本連載「マルクス主義における天体史の位置―エンゲルス人生後半での研究から― 総目次〉
(上 169号掲載)
 機.泪襯ス・エンゲルスの自然科学観
 供.┘鵐殴襯垢療径隆
 掘‥径了
  第1 ガリレイらの登場
  第2 重力の宇宙から光の宇宙へ
 (中 170号掲載)
  第3 アインシュタインの宇宙
  現代の宇宙観   ―戦略兵器と宇宙―
  第1 第1次・第2次大戦の過程で形成
(下 本号171号掲載)
  第2 現代の個別的宇宙観
  第3 太陽系
  第4 地球に届いた微弱な重力波を観測
  第5 ブラックホールの撮影に成功  
  結び

星野精神を継承して闘おう
  
星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議共同代表 星野暁子
171-03
 文昭の葬儀から、一ヶ月が過ぎようとしています。なんとも長い時間が流れたような気がします。全国からのお通夜、告別式への参加、弔電、香典ありがとうございました。よみがえってくるのは、文昭の愛の大きさと、文昭を獄死させた権力への怒りです。
 星野精神の継承という時、それが何なのかを、一緒に生きている文昭に問いかけながら、私は今、星野文昭の無実を明らかにするための再審請求人になる者として、そして文昭が生涯をかけて、人間が人間らしく生きられる世の中を求めた闘いの、すべてを引き継ぐ者として、皆さんの前に立っています。

 文昭がたったひとり無期懲役刑になり苦しんでいた頃、私は「いっしょに生きよう」と言って獄中結婚しました。文昭は、ともに生きてきた33年の中で、そのことを片時も忘れませんでした。「もう一度生まれてきても、僕は暁子とみんなとの団結を生きる。後悔など何もない」。それが私たちに残された文昭の言葉なのです。

 星野精神の継承ということを考えます。  一つは、人間に対する信頼です。文昭は、人間の本質を他者との共同性と位置づけていました。私を心から信頼し、仲間を信頼し、そして労働者民衆が必ず立ち上がることを信じ、その確信が揺らぐことはありませんでした。
 二つは、文昭は人間解放のための準備を日々怠らなかったことです。まず学習です。大好きな絵も、その優先順序を変えようとはしませんでした。「その時のために、自分をみがいておかなければならない」と言っていました。ですから、体力づくりのための運動もやめようとしませんでした。獄中では、実践は奪われるのですが、集会へのメッセージは、全力をかけて担っていたと思います。
 三つは、他者への思いやりということです。やさしいのです。まず私のことを考え、まわりの人たちのことを考え、それから自分のことを考えるというのが常でした。言うべきことは無期懲役囚であろうと、刑務所当局にはっきりものを言い、食事の配膳をする受刑者の負担を考えて、おかゆの申し出を長く決断しなかったぐらい、受刑者仲間のことを気づかっていました。
 四つは、どんな仕事に対しても、腐ることなく全力投球したということです。カバンづくりの負担が文昭の肉体をむしばんでいったことを考えると、本当に悔しい思いをするのですが、文昭の姿勢はいつもそうでした。
 星野精神の継承というのは、一人一人ちがってもいいのだと思います。
 安倍が、野党の無力さをにやにや笑いながら、改憲・戦争の道を敷きつめている時、私たちみんなが星野文昭になり闘うことは重要だと思います。
 文昭は、危篤になってからも、最後の力をふりしぼって生きぬき、私を待ち、私の手を握りしめ、抱きしめあってから息をひきとったのです。すべてをやりとげた安堵感で、文昭は穏やかな顔で旅立ちました。文昭が残してくれたすべてを生かしきり、「人間が人間らしく生きられる社会」をつくるために頑張りましょう。そして、無念を晴らすべく、国家賠償請求訴訟に立ち上がり、第3次再審請求訴訟に勝利していきましょう。 

獄死・国家犯罪をゆるすな!
  
星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議共同代表 狩野満男
 「星野文昭さんを殺した責任を取れ!」「命を奪った法務省弾劾!」「国家犯罪を許さないぞ!」「星野精神を継承して闘うぞ!」。7 月5 日、怒りのシュプレヒコールが霞が関に響き渡り、あたりを席巻した。休暇をとって駆けつけた青年労働者たちを先頭に、320 人の大結集となった。デモに先立って、つれあいの星野暁子さん、共同代表の狩野満男さんなどが発言した。
171-05
 5月30日星野さんは73歳の生涯を終えました。無実獄中44年を闘い生き抜いたその晴れがましい雄姿を、私たちの闘いのなかに取り戻すことができませんでした。いよいよ奪還の日を本当に勝ちとれると確信した、その直前、その矢先でした。本当に痛恨の極みであり、その思いは日々深まるばかりです。
 星野さんは最期まで闘うすべての人民大衆を深く信頼し、何よりも星野さん自身が分断の獄壁を打ち破り続けました。手術直前の暁子さんに宛てた最後の手紙には、手術に立ち向かい、必ず回復を勝ち取るその決意と、暁子さんを心配させまいとする思いが、力強く愛情をこめて記されていました。予想外の危篤状態を迎えながらも初めて交わされた暁子さんとの直の触れ合いは、その後の2日間、渾身の生命力となり生かし切り息を引き取っていきました。

 みなさん。今日は星野さんの壮絶な死を単に弔う日ではありません。「人間が人間らしく生きられる社会」。この星野さんの人生が示し続けた希望と変革の未来を私たちが成り代わり、一人一人が星野さんとなって闘いを開始するその始まりが今日の闘いです。今日の闘いを沖縄はじめ、全国全世界に発信し星野さんの死を悼むすべての人々に伝えたいと思います。
 
 みなさん。星野さんの命は国家権力によって奪われました。それは徳島刑務所であり、東日本成人矯正医療センターであり、四国地方更生保護委員会であり、法務省、そして最大の黒幕、安倍政権そのものにあります。
 
 私たちはまず何よりも星野さんを死に追いやった徳島刑務所と昭島医療センターを相手に国家賠償請求を提訴し、その杜撰極まる医療を全社会に暴露し、徹底的に責任を追及していきます。そのための医療記録、カルテ等証拠保全の申し立てをすでに終え、闘いはこれからです。さらに星野暁子さんを先頭とする再審請求の継続申し立てを行います。これを大坂正明さんの裁判とひとつに闘います。
 
 みなさん。今日の闘いは法務省本体への弾劾であり闘いの号砲です。全員が喪章を身に着け、私たちの怒りと闘いの決意が尋常ならざることを示し、突きつけましょう。ともに闘いましょう。
171-04
法務省の前で、獄死への怒りを叩きつける(7/5)


関西生コン支部への弾圧許すな!

 「関生支部」(全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部)に対し、6月18、19日、武建一委員長はじめ組合員11人を不当逮捕する大弾圧が仕掛けられた。「関生支部」は一歩もひるまず、この弾圧を根底からはねかえして闘いぬいている。以下の闘いのメッセージは、今年2月の弾圧を受けて発行されたパンフからの抜粋です。「関生支部」の了承をえて掲載します。文責は事務局です。
171-02 発行 現代の治安維持法と闘う会
     頒価 200円
  171-01  発行 救援連絡センター
    頒価 300円


 戦後、稀にみる労働組合への大弾圧。それは、2018年7月18日から始まりました。これは、決して過去の話ではありません。あなたに無関係なことでもありません。わずか7ヶ月の間に逮捕者延べ63名、家宅捜索は120か所以上。そして長期勾留、自白(罪を認めること)の強要…戦前の「特高警察」の話ではありません。いま現在行われている「民主警察」の私たちに対する憲法、法律を無視した攻撃、弾圧です。権力者が「関生支部」を目の敵にする理由。それは狷う労働組合瓩世らです。出るクイは徹底して叩く、叩きつぶす。警察の狙いは関生支部のイメージダウン、闘う労働組合つぶしです。まるで悪質な犯罪者集団のように印象づけること。何度にもおよぶ強制捜査と大量の組合員逮捕は、それが最大の目的です。
 2018年7月18日、滋賀県警による湖東生コンクリート協同組合の理事6名の逮捕に始まった今回の犹件瓩蓮■横娃隠糠2月5日の関生支部組合員15名逮捕、2月18日関生支部役員1名逮捕に至るまで、逮捕者延べ63名、家宅捜査は約120か所。一体どんな大きな、凶悪な、犯罪があったのでしょうか。後で述べますが、犹件瓩覆媛
もありません。ですから、被害者も加害者もいません。資本や権力に反抗する労働組合のイメージをダウンさせ、つぶしてしまうことが唯一、最大の目的です。
 一度に逮捕せず、間を開けて逮捕勾留を繰り返す。しかも、ビラまきをしただけで15名も逮捕する。警察・検察の狄μ拡蛤甅瓩箸い指摘もあります。今回の逮捕は2018年7月18日、8月9日、2019年2月5日、2月18日の4次にわたっています。一度に逮捕しようと思えばできたのに、警察はなぜこのような逮捕劇を繰り返しているのでしょうか。その目的は明らかです。 
逮捕を繰り返すことで世間の耳目を集め、関生支部=犯罪者集団と印象づける。組織を弱体化させる。権力に刃向かう労働組合をつぶしてしまうことです。しかも、2019年2月5日15名の逮捕は、2017年6月7日に大阪でビラ撒きをしたことがその理由というのですから、言論弾圧そのものです。
 「関生支部を削っていく」「企業内で活動するのは許すが、関生はやりすぎだ」「他の労働組合に移れ」…取り調べ時の警察官の発言がすべてを語っています。
 最初から起訴するつもりのない一般組合員も大量に逮捕する。その狙いは組合のイメージを悪くさせることと、もう一つは組合から脱退させることです。十分な取り調べをせずに(そもそも調べることはないのですが)「関生支部を削っていく」「他の労働組合に移れ」などと同じことを繰り返す取り調べ官の発言がこのことを何よりもよく語っています。
 約束を破ったものに対し、その履行を求めて行動する。それがなぜ違法なのでしょうか? しかも法律で保証された労働者の権利であるはずなのに。「要求」を爐罎垢雖甅爐燭り瓩法◆峭概帖廚鬮犇芝甅犇桶絖瓩法O働組合の普通の活動を、警察はすべて刑事事件(犯罪)に仕立て上げてしまいます。
『共謀罪』適用の予行演習
 関生支部をはじめとする労組連合会は、行動を起こすことを決議し、私たち関生支部は2017年12月12日、近畿一円でゼネラルストライキに踏み切りました。私たちが要求したのは、セメント輸送や生コン輸送の運賃を約束どおり引き上げること、大阪広域協組の組織運営を民主化することの2点です。
 ストライキは憲法28条で保障された労働三権のひとつです。そして労働組合法には、ストライキをはじめとする労働組合の団体行動権の行使は刑事罰の対象としないと明記されています。それを警察は威力業務妨害だとし犇芝甅犇桶絖瓩覆匹肇妊奪曽紊欧討い襪里任后E渡叩▲瓠璽襦▲薀ぅ鵐船礇奪箸覆匹陵歴を徹底して集め、手当たり次第に呼び出し、聞き込みを行い、犇λ鏑瓩梁減澆鯲証しようと画策。『共謀罪』適用の予行演習です。
 『共謀罪』は『組織的犯罪処罰法』以上に危険な法律です。かつて英米では犇λ鏑瓩梁仂櫃刑法上の犯罪に限定されず、どんどん拡大され労働運動の弾圧にも猛威を振るいました。同じことがいま日本で始まろうとしています。それは、勾留理由開示公判で、裁判官が「証拠隠滅の対象は共謀の構造、罪証隠滅の方法は共謀者・関係者との通謀」とはっきりと述べ、警察が犇λ鏑瓩梁減澆鯲証しようと狂奔しているのを見れば明らかです。
 狎鐐茘瓩悗箸劼秦る安倍政権。「戦争法」「秘密保護法」「共謀罪」などの強行採決、限りなく増大する軍事費…そして仕上げは憲法改悪です。
 「自虐史観」などという言葉を振りかざし、「南京大虐殺」や「強制連行」などの史実をなかったことにしたい人間たちが政権を牛耳り、歴史は次々と書き換えられていきます。いま彼らにとって目の上のタンコブは「平和憲法」です。日本をどうしても戦争のできる国にしたい彼らの次の照準は憲法改悪に定められています。
 日本社会はいま大きな岐路にさしかかっています。危機の兆候を見逃したり、まさか大したことにはならないだろう、取り越し苦労だなどと思ったりしているうちに、いつの間にか泥沼にはまり込んでいた。そんなことにならないように、私たちはNO!を言い続けます。何もできない、何も言えない。そんな時代が来ないように。