2019年09月06日
暗闇
人類など地球の生物大半は太陽の運動に影響された周期性で活動しているものが大半です。一方、サンゴ礁などの生物は月の運動の周期性に強く影響されます
太陽か月か、どちらにしても太陽光線のエネルギー変動を受けている事になり、違う影響があるとしたら、太陽や月の質量に強く影響を受けているわけでする。いずれにせよ、太陽や月の運行リズムを受けて生活していることになります。普通、人は太陽に影響されるようです。月の運行に影響される人も随分います。多数派の太陽の影響を強く受けていると思う人でも夜景には、普段と違う印象を感じると思います
普段明るい日中の光景も、日没後は随分変わった印象になります
都会は電灯のおかげで日没後も風景が目に入りますが、電灯が少ない世界では新月の夜何も見えなくなります。私は北東北で生活した当時、そういう真っ暗闇を何度か経験しました。本当に何も見えなくなります。そういう世界ではもし電気が無いとしたら、まだ明るいうちに住まいに辿り着き、焚き火やランプに頼る視界の効く世界で過ごすのが当たり前です。一方、都会で新月の夜に電気が途絶えたら人々はどのように暗い時間を過ごすのでしょう? 電池でしのげるのは限られた時間、しかも狭い範囲に限られるでしょう。そう思いながら、夜の街路を眺めてみると見慣れた風景も変わって見えます。私達はものが見える随分恵まれた環境に慣れ切っているとも思います
何気なく見ている夜景も、思いを新たにして眺めると新鮮に見えます。視力が失われた人をテーマにした、小説や映画はたくさんあります。自分がある日突然視力を失ったら、生活はどうなるでしょうか? 私達の社会は視力があることを前提に作られています。その社会とりわけ構造物が突然見えなくなったら、どうなるのでしょうか?
視力障害を持った人の白杖を時々目にすることがあります。自分が突然そういう状況になる可能性はゼロではありません。そうなれば、もちろん映画を見て心揺さぶられることもなくなるでしょう。自動車を運転して移動することもなくなるでしょう。愛する人の顔を見ることもできなくなります
しかし、科学技術は素晴らしいもので、視覚センサーを頭部などに取り付け、センサーが得た電気情報を脳細胞の視覚野に伝達すると映像が得られるのだそうです。また、視覚細胞が指先などにもある人は、視力を失っても物の存在を感ずることが出来るという研究もあります。そういうことを考えると、視覚を失う可能性はをあまり心配しなくてもよいのかも知れません。ただし、前述のような恩恵を受けるには豊富な資力が必要になるのは当然でしょう。むしろ、そちらのほうが問題になりそうです
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ではまた
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