2017年03月01日

人間椅子 - 威風堂々~人間椅子ライブ!! 【感想・レビュー】

日本のハードロックバンド、人間椅子のライブCD第2弾。2017年発売。


本作は、2016年中に行われた幾つかのライブにて録音された音源によって構成されています。

2枚組全25曲という超ボリューム。聴き応え満点のライブCDに仕上がっています。


ちなみに、ライブ盤第1弾『疾風怒濤~人間椅子ライブ!ライブ!!』も、本作とほぼ同じ構成(2枚組全26曲)がとられています。

この『疾風怒濤~人間椅子ライブ!ライブ!!』は非常に素晴らしい作品で、人間椅子の凄まじさを存分に味わうことができるライブアルバムでした。

しかし、この作品には唯一残念なことがあって、それは『萬燈籠』や『怪談 そして死とエロス』といった近年の名盤の楽曲が収録されていないことです……って、上述したアルバムは『疾風怒濤~』よりあとに作られたアルバムだから当たり前なんですけど(笑)


ただ、『疾風怒濤~』よりあとの、ここ数年の人間椅子の楽曲はホント滅茶苦茶カッコいいんです!!

OZZFEST JAPAN 2013に出演しブレイクを果たしたことで、バンドの環境もモチベーションも格段に上がったのだと思います。

もちろん「オズフェス以前」の楽曲もカッコいいんですけど、「オズフェス以後」は楽曲のレベルが2段階くらいアップした感があります。

疾風怒濤~』がリリースされた2010年は、タイミング的には「人間椅子ブレイク前夜」といったところ。

の楽曲も最高だけど、新しい楽曲のライブ音源もCDで聴きたいなぁ~……と、常日頃から思っていたぼくにとって、本作のリリース決定は本当に嬉しいニュースでした。

実際、ライブでも『怪談 そして死とエロス』の楽曲なんかメチャクチャ盛り上がりますし、そういった反応を受けてのことでしょう。本作には新しい楽曲がたくさん収録されています。

2017年3月現在、『疾風怒濤~』よりあとにリリースされたオリジナルアルバムは4枚。そして新曲入りベストアルバムが1枚。本作には、この5作品から14曲が収録されています。全体のおよそ半分ですね。

ソリッドなギターサウンドがカッコいい"雪女"や、鬼気迫る演奏に圧倒される"宇宙からの色"など、ライブ演奏でさらにカッコ良くなった新曲たちを、存分に味わうことができます。


一方、古い楽曲も非常に素晴らしいです。

前作『疾風怒濤~』には"りんごの泪"や"陰獣"といった昔からの定番曲、キラーチューンが沢山収められていました。一方、本作には壮大でプログレッシブなナンバーが多く収録されています。

疾風怒濤~』よりは少しコアな楽曲も多いですが、是非ともライブ音源を聴いてみたかった楽曲がそろい踏みしています。

特に嬉しかったのが、"狂気山脈"と"人間失格"。この2曲は非常に古い楽曲で、オリジナルアルバムの音があまり良くないんですよね。もちろん、それはそれで味があって好きなんですが、個人的には「これらの楽曲も迫力あるサウンドで楽しみたい!」という思いもずっと抱き続けていたんですよね。

それが今回、圧倒的迫力を持ったライブ音源となって帰ってきました!!

負の感情が大爆発を起こしている"人間失格"。なんてカッコいいんだ!!


ライブでも定番となっているエネルギッシュな新曲から、コアでディープな古い楽曲まで、人間椅子の様々な魅力を味わうことができるライブ盤に仕上がっています。



ところで、人間椅子のライブ盤は、前作も本作も、楽曲ごとにそれがいつのライブの音源であるかが明記されています。

本作に収録されている音源の中で言えば、ぼくは2016年11月10日の大阪公演(umeda AKASO)を見に行っているんですよね。

その大阪公演から収録されている"見知らぬ世界"では、演奏前に和嶋慎治(ギターヴォーカル)のMCがちょっとだけ入っています。「ベントラ~ベントラ~……」ってやつなんですけど、これがすごく印象的だったので「あー、和嶋さんこんなこと言ってたなぁ」と思い出せて楽しかったです(笑)

そして、ぼくにとって"見知らぬ世界"は、人間椅子の楽曲の中でもトップクラスに大好きな楽曲 ですから、このとき生演奏を聴けてメチャクチャ興奮したんです!

特にこの曲はギターソロが滅茶苦茶カッコいいんですが、このライブ音源を聴いていると、ギターソロに入る直前に歓声が上がっているんですよね。もちろん、ぼくも大声で「うおおぉぉぉぉっ!!」って叫んでいました。

そういう記憶があるものだから、このライブ盤で"見知らぬ世界"を聴く度に、あの時の興奮が鮮明に蘇ってきて、すごくテンションが上がるんですよね!

そういった意味でも、自分の見に行ったライブが音源として残るのはすごく嬉しいことです。


さて、本作は複数の会場で録られた音源によって構成されているライブ盤。そのため、純粋に1本のライブが収められているわけではありません。しかし、熱い演奏に迫力あるサウンド。あとはスタジオ音源よりも幾分か苦しそうなヴォーカルとか(笑)、これを聴けば生々しいライブの臨場感を味わうことができます。

ただし、実際の人間椅子のライブは基本的に全18曲。一方このライブ盤は2枚組で、合計25曲が収録されています。

ぼくは、人間椅子のライブにおける「18曲」というのは、長すぎず短すぎない絶妙なバランスだと思っています。だから、本作の「25曲」という曲数は、1本のライブとして通して聴くと「ちょっとボリューミーかなぁ」という印象を受けます。

頭から尻尾まで通して聴くのであれば、もう少し曲数を絞った方が聴きやすいのではないかというのが正直な意見です。

でも、「2枚組全25曲」というのはむしろ「オールタイムベスト」的なボリュームですよね。

そう考えると、本作は「ライブベストアルバム」と呼ぶべき作品なのかもしれません。

ベストアルバムを聴くときって、目当ての数曲をピックアップして聴いたりしますけど、本作もそういう楽しみ方ができるかもしれません。ちょっと邪道かもしれませんけどね^^;


で、驚くべきことに、前作『疾風怒濤~』と本作『威風堂々~』の2枚。収録曲の「被り」は、なんと"針の山"1曲だけなんですよね!

つまり、前作と本作の両方を買えば、人間椅子の全50曲のライブ音源が手に入るわけです!

これは素晴らしいことでしょう! オフィシャルな形で50種類もの楽曲のライブ音源を発表しているバンドって、あんまりないと思うんですよね。

人間椅子のファンは恵まれていますよ(笑)


ぼくは、前作と本作を1つのプレイリストに突っ込んでシャッフルして聴いたり、全50曲のうち18曲を厳選して好みの順番に並べて「ぼくのかんがえたさいきょうのセトリ」を作って聴いたりして遊んでます。楽しいです(笑)


最後に、本作は通常盤と初回限定盤の2種類がリリースされていますが、初回限定盤にはライブDVDが付属しています。

このライブDVDには2016年7月10日に行われた新宿ReNY公演がまるっと収録されています。全18曲という大ボリューム。

しかもそのうち、"怪人二十面相"、"天体嗜好症"、"暗い日曜日"、"踊る一寸法師"、"東京ボンテージ"、"愛の言葉を教えよう"の6曲はライブ盤本編には未収録。非常にお得感ある曲目となっています。


というわけで、大満足のライブCD。

人間椅子ファンのみならず、総てのハードロックファンにオススメしたい作品ですね!



人間椅子 - 疾風怒濤~人間椅子ライブ!!

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DISC 1

1.阿呆陀羅経
2.ねぷたのもんどりこ
3.雪女
4.地獄の球宴
5.宇宙からの色
6.羅生門

7.時間からの影
8.芋虫
9.狂気山脈
10.人間失格
11.夜叉ヶ池


DISC2

1.恐怖の大王
2.芳一受難
3.今昔聖
4.見知らぬ世界

5.洗礼
6.黒猫
7.超能力があったなら
8.蜘蛛の糸
9.膿物語

10.迷信
11.針の山
12.新調きゅらきゅきゅ節
13.地獄への招待状
14.なまはげ

※赤文字は特にお気に入りの曲です。


評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10点)


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2017年02月13日

BABYMETAL - GUNS N' ROSES JAPAN TOUR 2017 opening act(大阪・神戸・さいたま) 【ライブレポート・感想】

この写真の手の形。「GAR」って一体なんだと思ったら……「G」UNS 「A」ND 「R」OSESなんですね(笑)

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というわけで、GUNS N' ROSESのジャパンツアーでオープニングアクトを務めたBABYMETALのライブを見てきました。

ぼくは、大阪、神戸、埼玉とGUNS N' ROSESを追いかけていったので、結果的にBABYMETALのライブも3回見ることに。いや、BABYMETALも大好きなんだけど、まさかわずか1週間ちょっとの間に3回も彼女たちを見ることになるとは思わなかった。でも、これならぼくも「モッシュッシュメイト」を名乗れるかな?(笑)



さて、世界各地で旋風を巻き起こしているBABYMETAL

自身のワールドツアーに加えて各国のロックフェスへの出演。さらには、RED HOT CHILI PEPPERSMETALLICA、そしてGUNS N' ROSESといった大御所ロックバンドのライブにオープニングアクトとして出演することで、より幅広いロックファンに向けて強烈なアピールを続けているのです。

で、BABYMETALと言えばお馴染み! となっているのが、共演バンドとの集合写真。

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METALLICAMEGADETHJUDAS PRIESTALICE COOPER……他にも、HM/HRファンなら誰もが知っているような超大物バンドと一緒に記念撮影。それを小まめに公開することで「あのMETALLICAが、MEGADETHが、世界が認めたBABYMETAL!!!」というイメージを世界中に強く打ち出しているのです。

言うて、いくら多忙な大物ミュージシャンでも、同じ舞台で頑張ってるティーンの女の子たちに「一緒に写真撮ってください♡」と言われて「イヤだ」と断るような人はあんまりいないと思うんですよね(笑)

やっぱ、そういう対応ってロックじゃない……というより大人気無いし(笑)

そんな人間の心理を利用しつつ、いろんなバンドとの写真をパシャリ。

そうしてどんどん増えていくズッ友写真……これは極めて巧妙なイメージ戦略と言わざるを得ません!!(メチャクチャ褒めてます)


でも、今回の相手はGUNS N' ROSESこれまでの相手とはひと味もふた味も違います。

ロック史上最もスキャンダラスなバンド」と呼ばれたGUNS N' ROSES。その呼び名だけでも近づきにくさ満点ですが、中でも中心人物のアクセル・ローズの気難しさは超一級品です。

見るからにノリの良さそうなMETALLICAさんJUDAS PRIESTさん(上の写真を参照w)とは明らかに異なるタイプの人物なのです。

おまけに、アクセル・ローズは大の写真嫌い。

そのため、ステージ上のものを除けばGUNS N' ROSESの集合写真はほとんど残っていません。

特に、GUNS N' ROSESが長い沈黙期間に入った1993年以降のものは本当に皆無。

つまり、もう20年以上ものあいだ「ステージの外のGUNS N' ROSES」は写真に収められていないのです。


ところが、今回のジャパンツアーが総て終了したタイミングで、GUNS N' ROSESの公式インスタグラムに1枚の写真がアップされました。

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……こうして、「ステージの外のGUNS N' ROSES」は、二十数年ぶりに(驚く程あっけなく)カメラに収められたのです(笑)


しかも、公式インスタグラムで公開されたということは、バンドがオフィシャルに認めた集合写真だということです!

二十数年ぶりのバンド公認集合写真ですよ!!

そして、それを引き出したのは日本のBABYMETAL……マジかよ。スゲーなベビメタww

しかも、MOAMETALの頭の上にチョコっと見えてるキツネのお面。この写真を別アングルで見ると……

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ここッ、これ、アクセルがキツネのお面を持っているのかッッ!!!

ああああのアクセルが写真撮影にこんなに協力的だなんて、信じられない(;゚Д゚)!!

しかも、この写真にはスラッシュダフ・マッケイガンもいる!!

長年にわたるアクセルとのわだかまりを解消し、バンドに復帰したスラッシュダフが、他のメンバーとともに1枚の写真に収まっている……GUNS N' ROSESファンからすれば、これは快挙ですよ!!

日本のガンズファンからすれば、これは「坂本九以来のビルボードチャートイン」や「日本人初のウェンブリー・アリーナ公演」といった実績をも凌駕する大快挙ですよ!!!


ちなみに、アクセル・ローズは自身のtwitterにこんな写真をアップしています。

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これは、アクセル・ローズBABYMETALを素晴らしいアーティストであると認めた証拠に違いありません!!


……と、いろいろ興奮してしまったので、ライブの感想より先に写真の感想を語ってしまいました(笑)

以下、大阪・神戸・埼玉公演の簡単な感想を書いていきますね。




<京セラドーム大阪>


GUNS N' ROSESのジャパンツアー初日。それは、2017年のBABYMETALのライブ初日でもありました。

会場の入り口付近で、係りの人がチラシを配っています。曰く「ジャンピング禁止」。

そう。京セラドーム大阪周辺は地盤が緩いため、みんなで一斉にジャンプしてはいけないのです。

えー、だったら「ダメジャンプ」できないじゃ~ん。なんて思いながら会場に入ります。


さて、開演時間ちょうどに会場が暗転。BABYMETALの登場です!

1曲目は"BABYMETAL DEATH"。お馴染みのオープニングナンバーですね。

彼女たちがサブステージのトリを務めたSUMMER SONIC 2016(大阪)では、この曲がはじまった時点でもの凄い盛り上がりでしたが……この日の盛り上がりはビミョー。というかイマイチ

もちろん、この日の主役はGUNS N' ROSESなので、BABYMETALのファンは少なかったのかもしれませんが……それを差し引いても、非常に物足りない盛り上がり。

特に、ぼくのいたA席(最安値の席)のお客さんたちはみんな座ったまま、マジで全く微動だにしない(笑)

戸惑ったようにキョロキョロしているおじさんが1人いたくらいかな。それ以外はさっぱり……


2曲目の"あわだまフィーバー"がはじまっても同様の反応。

ぼくは心の中で「演奏カッコいい!!」「ベビメタちゃん可愛い♡」なんて思っていましたが、その感情を爆発させることができずにフラストレーションが溜まります。

いや、本当は周りなんて気にせず盛り上がればいいだけの話なんですけどね……でも、微動だにしない観客席の中で1人、「あわっあわっ♪ あーわだまフィーバー♪」って言いながら両手で丸を作ってウニウニ動くのは……ぼくにはちょっとハードルが高かった(´Д`;


3曲目は"メギツネ"。BABYMETALの中でぼくが1番大好きな楽曲です!

うおおお、立ち上がりてぇ!! 「それっ!! それっ!!」って叫びてぇ!!

しかし、勇気のないぼくは、そうやって弾けることができず、座ったまま手を上げることが精一杯でした(´・ω・`)

楽曲後半では、SU-METALが「ジャンプ!! ジャンプ!!」とオーディエンスを煽ります。さっき、「ジャンピング禁止」ってチラシ配っていましたが……意外とアナーキーだな、この子たち(笑)

そんな彼女の煽りに応えて、アリーナ席では一部ジャンピングが発生していましたが、スタンド席にいた勇気のないぼくは、そんなアリーナ席を羨ましげに見つめるのみでした(´・ω・`)


その後、"ギミチョコ!!"、"KARATE"、"イジメ、ダメ、ゼッタイ"と代表曲を連発し、BABYMETALのライブは終了。全6曲。結局、会場の盛り上がりは最後までイマイチでした。

同じ大阪でも、SUMMER SONIC 2016は本当に凄い盛り上がりだったんですよね。

あのときは、会場全体がトリップしているかのような感覚に襲われたほどです。バックライトを浴びるBABYMETALの3人は、ヘヴィメタルの神が遣わした天使か、あるいはヘヴィメタル神そのものか……本気でそんなことを考えてしまうような神々しさを放っていました。

しかし、この日のBABYMETALは「とても良質なパフォーマー」止まり。

もちろん、ライブの出来が悪かったわけでは決してないんですよね。実際、"メギツネ"や"イジメ、ダメ、ゼッタイ"を聴いて、ぼくの心の中には炎が燃え上がっていましたから。

むしろ、SUMMER SONIC 2016とこの日の違いは観客の側にありました。同じアーティストのライブでも、観客の中身が違うだけでこんなにも違った空気になるなんて……やはり、ライブというのはアーティストと観客が共に作り上げていくものなんだと実感しました。

まぁ、観客は主役でもなんでもありませんから、あくまで舞台を演出する背景の一部であってほしい……というのが個人的な考えなんですけどね。必要以上に暴れたり、自分のことしか考えずに目立とうとする観客は嫌いです。

それでも、「俺がこのライブを盛り上げるんだ!」という心意気を持ったお客さんというのは、とても重要な存在なんでしょうね。


ちなみにこの日は、メインのGUNS N' ROSESも、ちょっと微妙な盛り上がりでした(笑)

もちろん、両バンドともにパフォーマンス自体は素晴らしかったんですけど。

会場(自分自身を含む)の空気感に若干の物足りなさを感じずにはいられなかった初日でした。




<神戸ワールド記念ホール>


2日目は神戸公演。この日の会場である神戸ワールド記念ホールは、初日の京セラドーム大阪と比べると1回りも2回りも小さな会場です。

だからでしょうか。

開演前から会場の空気が違います。明らかに熱を持った空気感。開演時刻が近づくにつれて歓声があがりはじめます。

初日とは違い、全体的にBABYMETALを歓迎する雰囲気が漂っています。

思えば、この日の神戸公演はBABYMETALの参戦決定とともに発表された追加公演でした。

だから、関西のBABYMETALファンはこちらにまわってきたのかもしれません。


フロアが暗転し、"BABYMETAL DEATH"のスタートとともにメンバーが姿をあらわすと、会場からは大歓声が上がります!

近くの席のお客さんたちが立ち上がりました。いくじなしのぼくも、それに便乗して立ち上がります。すると、横のお客さんも立ち上がりました。やはり、観客の熱は伝播していくようです(笑)

拳を振り上げ、「DEATH!! DEATH!! DEATH!!」とコールします。大阪公演でできなかった分、思いっきり声を上げます!

会場の至るところで手が上がり、大勢の観客がBABYMETALのステージを楽しんでいることがわかります。

やはり、ライブはこうじゃないといけません!!


この日、次に演奏されたのは"ド・キ・ド・キ☆モーニング"。そして"Catch me if you can"。

ゴリゴリの演奏は聴き応え満点です!


そして流れる「さくらさくら」のメロディ。いや、「キツネキツネ」のメロディ!

"メギツネ"だああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!(*゚∀゚*)

思いっきり叫びます!! 拳を上げます!!

SU-METALの「ジャンプ!! ジャンプ!!」という煽りに応えて飛び上がります!!

今日は会場も凄く盛り上がっているし、ここは地盤も緩くないはずだから(笑)、何の気兼ねもなく思いっきりジャンプします!!

ジャンプ!! ジャンプ!! ジャンプ!! ジャンプジャンプジャンプジャンプ!!(*゚∀゚*)


さらに、ヘヴィなグルーヴを聴かせる"KARATE"。そして代表曲の"ギミチョコ!!"でライブは終了。

大阪公演同様、全6曲という短いライブでしたが、とても楽しいライブでした。

ちなみに、この日はメインのGUNS N' ROSESも素晴らしい盛り上がりでした。

やはり会場の雰囲気は満足度に直結しますね。最高の1日でした。




<さいたまスーパーアリーナ>


当初は関西の2公演だけに参加するつもりが、結局、埼玉までGUNS N' ROSESを追ってきてしまいました。

ということは、BABYMETALのライブももう1回見れるということです。

ちなみにこの日は日曜日。前日の土曜日もガンズのライブはありましたが、その日のオープニングアクトはBABYMETALではなく、日本のロックバンドMAN WITH A MISSION

ぼくはモッシュッシュメイトなので、土曜日ではなく日曜日の公演を選択。そうなると日曜中に帰れないので、月曜日は有給休暇を取ることに。土曜日のチケットを買えば仕事を空けずに済んだのですが……それでもワイはベビメタちゃんを見たかったんやー。


神戸ワールド記念ホールと比べると、さいたまスーパーアリーナはやはり大きい!

それだけに、開演前の空気は神戸会場ほど熱のこもったものではありませんでした。

それでも、BABYMETALのTシャツを着ている人はチラホラ以上の割合で見かけましたし、GUNS N' ROSESのTシャツを着たひとたちがBABYMETALの話をしていたりして、この日のオープニングアクトに対する興味や期待を感じさせる雰囲気が漂っていました。


この日も定刻通りにフロアが暗転し、BABYMETALのショウがスタート!

"BABYMETAL DEATH"から"あわだまフィーバー"と演奏され、6曲目の"イジメ、ダメ、ゼッタイ"まで、初日の大阪公演と全く同じセットリストが展開されていきました。

しかし、セットリストは同じでも、会場の盛り上がりは雲泥の差。

大阪公演では周囲の観客たちが微動だにしなかった"あわだまフィーバー"も、この日はすごく盛り上がっていましたw

両腕で頭上に丸を作って「あわっあわっ♪ あわだまフィーバー♪」ってやってる人も結構いた……確かにロックなノリではないけれど、みんなでやるとやっぱり楽しい(笑)

ラストの"イジメ、ダメ、ゼッタイ"では念願の「ダメジャンプ」もできました。神戸会場では演奏されなかったし、大阪会場は地盤が緩くてジャンピング禁止だったから(笑)


終わってみれば、神戸、埼玉と素晴らしいステージ。

重ね重ね、なぜ大阪会場があんなにしょっぱかったのかがわからない(笑)

まぁ、今回はあくまでGUNS N' ROSESの前座。だから1公演につき6曲のみと短いステージではありましたが、オープニングアクトとしては贅沢すぎるクオリティのショウをみせてくれました。


埼玉公演のBABYMETAL終演後、「ベビメタって面白いね」と話していたお客さんグループを数組見かけたのが印象的でした。

ぼくも、OZZY OSBOURNE目当てで見に行ったOZZFEST JAPAN 2015の会場でBABYMETALに魅せられた人間です。こうやって彼女たちは、どんどんと新たなファンを獲得していくのでしょう。

これからもさらに活躍していってほしいです。

そして、とりあえずは今年また大阪に来てくれることを期待しています!!

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2017年02月06日

GUNS N' ROSES - NOT IN THIS LIFETIME TOUR(さいたま) 【ライブレポート・感想】

さいたまスーパーアリーナGUNS N' ROSESのライブを見に行ってきました。
今回の埼玉公演は2日間開催ですが、ぼくが見に行ったのは2日目です。

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大阪、神戸、横浜と開催されてきたGUNS N' ROSESのジャパンツアー。この埼玉公演がファイナルとなります。

ぼく自身は、大阪、神戸の2公演に引き続き、今回の埼玉2日目が3回目の参加。

本当は関西の2公演だけに留めておくつもりだったのが、神戸公演の感動と熱狂が忘れられず、帰宅途中のローソンで埼玉公演のチケットを購入。翌日には新幹線とホテルを確保するために旅行代理店へと走ったのでありました。


ライブ当日の朝に大阪の自宅を出発し、昼過ぎに東京着。池袋のホテルに荷物を置いて、さいたまスーパーアリーナへ向かいます。

池袋に宿をとったのは、たまたま安いプランがあったというだけの理由でしたが、ちょうどこのとき、池袋パルコGUN'S SHOPが出店されていたので、ライブの翌日に立ち寄ることにしました。宿のすぐ近くにライブの余韻に浸れるスポットがあるとは、なんともラッキーです。



さて、ぼくがさいたまスーパーアリーナに到着したのは16時半頃。

オープニングアクトのBABYMETALが登場するまで約30分といったところですが、会場フロアは既にギッシリと埋め尽くされています。

京セラドーム大阪では空席も目立っていましたが、さいたまスーパーアリーナはほぼ満員。しかも今回の埼玉公演は2DAYS。そう考えると、客入りの違いは歴然です。

関西と関東(首都圏)って、人口の差以上に動員力に違いがあると思うんですよね。なんでだろう……?



BABYMETALのライブはこの日も30分で終了。

ここからGUNS N' ROSESの登場を待ちます。大阪公演ではほぼ定刻通りの登場。神戸公演では20分の遅刻。でもたった20分!!

そして、今回の埼玉公演2日目は35分の遅刻でした。たった35分!! エラい!!(^-^)

かつてインテックス大阪で2時間以上(立ちっぱなしで)待たされた身からすると、2017年のGUNS N' ROSESは超優等生です(笑)



さて、この日のライブも"It's So Easy"からスタート。ダフ・マッケイガンの軽快なベースに、会場の空気が沸き立ちます。

しかし、楽しかったGUNS N' ROSESの来日公演もこの日が最後。楽曲が演奏される毎に、興奮と寂しさがないまぜとなった不思議な感覚に襲われます。

だから、1曲1曲を全力で楽しみます。"Mr.Brownstone"のグルーヴ。"Welcome To The Jungle"の熱狂。"Estranged"のドラマ性。総ての音を、総ての瞬間を、噛み締めるように味わい尽くします。

その中でも、特に"Sweet Child O' Mine"はぼくがこの世で最も愛する楽曲なので、聴いていると格別の想いがこみ上げてきます。学生時代、憧憬の念を抱きながら、食い入るように何度も何度も見続けたこの曲のPV……当時のぼくは、アクセルのヴォーカルとスラッシュのギターで演奏されるこの曲を、まさか生で聴ける日が来るなんて思っていなかったんだよなぁ(  ;∀;)


ちなみに、今回のジャパンツアーでは全編にわたってゴキゲンなアクセル・ローズ

ぼくが前回参加した神戸公演では、歌いながら観客に手を振る瞬間があって、「あのアクセルが!?」とぼくたち驚愕したんですけど、この日も"Better"や"This I Love"の演奏中に何度も手を振っていました。

どうやら、会場のクールダウンが予想される『CHINESE DEMOCRACY』の楽曲中に手を振る傾向にあるようですね(笑)

しかし、会場の反応を考慮してファンサービスをするなんて。ホント丸くなりましたよね、アクセルも……(笑)



さて、この日のライブも、序盤から中盤にかけては大阪や神戸と同じ流れ。

APPETITE FOR DESTRUCTION』の定番曲はもちろん、今回のツアーでセットリスト入りしている"Coma"を聴くのもこれで3回目……ぼくの人生。まさか"Coma"の生演奏を3回も聴くことになるとは思わなかった。これぞまさにNOT IN THIS LIFETIME(笑)


その流れが変わったのはライブ後半。

優しいピアノ演奏からはじまったのは"Yesterdays"。

USE YOUR ILLUSION Ⅱ』からシングルカットされ、PVも作られた楽曲ですが、ライブで演奏されることはそう多くない楽曲です。でも、ぼくはこの曲が大好きなので、演奏がはじまった瞬間はメチャクチャ嬉しかった!!

ちなみに、超細かい感想ですけど、「'Cause yesterday's got nothin' for me. Old pictures that I'll always see.」の「Old」ってところのアクセルの歌い方が可愛かったと思います(笑)

昔のようにがなるような高音で「Old」と歌うのではなくて、クリアな高音で「Old」と歌う感じが……ぶっちゃけ、喉と体力に負担の少ない歌い方をしているわけなんですが、そんなアクセルの歌い方によって、楽曲の雰囲気がすごく可愛らしいものになっていました(笑)



続いて『APPETITE FOR DESTRUCTION』から"My Michelle"が演奏されます。

これも大阪や神戸では演奏されなかった楽曲です!

この曲も滅茶苦茶カッコいい!!

静かなイントロからハードにはじまる楽曲。リフもギターソロも最高にカッコいいし、日替わり演奏になっているのがもったいない楽曲!

アクセルのヴォーカルも、"Yesterdays"の可愛らしい感じから一転、熱くパワフルに盛り上げてくれます(笑)



さらに続いて、PINK FLOYDの"Wish You Were Here"が演奏されます。

もうすっかりお馴染みとなった、スラッシュリチャード・フォータスによるギターデュエットです。

2人の名ギタリストが、哀愁たっぷりのソロで会場を魅了します。

ちなみに、大阪・神戸公演の流れを踏まえると、次に演奏される楽曲は"November Rain"。このギターデュエットの間に、ステージ前方中心部にアクセルが使うピアノがセッティングされるのですが……

"Wish You were Here"の演奏が終わった瞬間、ステージ前方のピアノにスポットライトが当てられます。そこには、既にピアノに向かうアクセルの姿が。そして演奏されたのは、なんとDEREK AND THE DOMINOSの"Layla"です!!

エリック・クラプトンの作品として有名なこの曲。ですが、GUNS N' ROSESがチョイスしたのはリフが超有名な前半部分ではなく、ピアノを主体としたインストパート。ジム・ゴードンが作曲した後半部分ですね。

そして、このカバー演奏がまた絶品!

アクセルのピアノ演奏とスラッシュのリードギターを中心に、清涼感あるサウンドが紡ぎ出されていきます。

哀愁漂う"Wish You Were Here"との対比も美しいです。

ちなみにぼく、クラプトン大好きなんですよね。でも、まさかGUNS N' ROSESのライブで"Layla"を聴くことができるとは思っていませんでした。しかも、大阪と神戸では演奏されなかったこの曲。埼玉までやってきたおかげで聴くことができました。すごく嬉しい!!


そこから演奏されるのは、やはり"November Rain"。

そして、ぼくの中で、今回のジャパンツアーのハイライトは間違いなくこの日の"November Rain"でした!!

演奏がはじまると同時に、スマートフォンのライトを照らすオーディエンス。暗闇の中に無数の光が灯された会場は、比喩でもなんでもなく本当に「光の海」となっていました。

その光景は本当に本当に美しくて、今でも思い出しただけで鳥肌が立ちます。

ピアノを弾き語るアクセルも、何度も何度も観客席の方を見ていたように思います。本当にドラマティックな光景だったもの、きっと気のせいではないはずです。

楽曲も演奏もドラマティックなら、今回のツアー自体もドラマティック。そして、本国から遠く離れたここ日本で、これほど多くの観客がバンドを歓迎しリユニオンを祝福しているという、その事実もまたドラマティックです。

"November Rain"という素晴らしい楽曲があって、それにまつわる感動や思い出がこの光の数だけ存在していると思うと、それがまたすごく感動的です。

そして、同じ瞬間に同じ空間で、これだけたくさんの人たちと感動を共有しているという……それは、何にも代え難い記憶ですよね。

本当に、今日ここに来てよかった。GUNS N' ROSESを好きでよかった。ロックを好きでよかった……



さぁ、ここまでくると、ライブもいよいよクライマックス!

"Knockin' On Heaven's Door"、そして"Nightrain"が演奏されます。

特に、本編ラストの"Nightrain"は最高でした!

楽曲終盤のスラッシュのギターソロが滅茶苦茶カッコよくて……俺、泣いてしまった(笑)

カッコ良すぎて泣いてしまうってよくわからない反応ですけど(笑)、学生時代から大好きだった曲ですから、なんかもう感極まってしまった(  ;∀;)



鼻をかみながら待つこと数分(笑)

アンコールに応えてバンドが登場します。この日も、アンコール1曲目は"Sorry"。

CHINESE DEMOCRACY』の中でも特にマニアックな楽曲が、神戸公演に続いて再び披露されます(笑)

先ほどの"Knockin' On Heaven's Door"や"Nightrain"に比べると、やはり盛り上がりはいま一息といったところですが(笑)、コーラスの部分でアクセルが手を頭上に掲げ、左右に振るようなアクションをとりながら歌っていたのが印象的でした。

要は「お前ら手を振れ!」っていう意味なんですが、アクセルがこういう煽り方するのってすごく新鮮な気がしました。

でも、『CHINESE DEMOCRACY』の曲で手を振らせたいなら、"Catcher In The Rye"が良かったんじゃないかな。いや、ぼくが"Catcher In The Rye"聴きたかったっていうだけなんですけど(笑)

でもまぁ、このタイミングで"Catcher In The Rye"なんて聴かされたら池袋のホテルまで号泣しながら帰ることになっていただろうから、これはこれで良かったかもしれない(笑)



続いて、"Patience"、"The Seeker"が演奏され、そしてついにラストソングです。

楽曲はもちろん"Paradise City"。これでこの日のライブは、そして今回のジャパンツアーは幕を下ろします(  ;∀;)

スラッシュのギターにはじまり、アクセルはじめバンドメンバーによるコーラス。そしてヘヴィな演奏に雪崩込みます。「ピーッ!!」と鳴らされるホイッスル。大阪・神戸ではアクセルがタイミングを失敗していたので、この埼玉でやっと「成功バージョン」を聴くことができました(笑)

圧倒的な興奮と、ほんの少しの寂しさを抱きながら、バンドの演奏を味わいます。

楽曲終盤のギターソロがはじまると同時に、ステージ前方から紙吹雪が噴出されます。

疾走感溢れるギターソロ。今回のツアーの光景が、そしてGUNS N' ROSESと出会ってからの十数年の思い出が、ギターソロとともに心の中を駆け抜けていきました。



結局、ぼくは大阪・神戸・埼玉の3公演に参加。チケット代、グッズ代、交通費、宿泊費、及び付随するもろもろの費用を合計すると、この『NOT IN THIS LIFETIME TOUR』に約10万円のお金を投入したことになります(笑)

でも、そうして得た記憶はプライスレスです。

今回の3公演。特に最終日の埼玉公演。"November Rain"が生み出した光の海や、"Paradise City"の熱狂。あとは、まさか"Nightrain"で泣いたこと(笑)

この素晴らしい記憶は、一生忘れることがないでしょう。


最高のライブ、最高のツアーでした!

ありがとう、GUNS N' ROSESを好きで本当によかった!!





セットリスト

It's So Easy
Mr. Brownstone
Chinese Democracy
Welcome To The Jungle
Double Talkin' Jive
Better
Estranged
Live And Let Die
Rocket Queen
You Could Be Mine
Attitude
This I Live
Civil War
Coma
Love Theme From Godfather
Sweet Child O' Mine
Yesterdays
My Michelle
Wish You Were Here ~ Layla
November Rain
Knockin' On Heaven's Door
Nightrain

encore

Sorry
Patience
The Seeker
Paradise City


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