2013年07月
2013年07月30日
2013年07月25日
『朝までふたり』 takuya
『朝までふたり』 作詞/作曲 大川卓也
このままふたり朝まで働こう
眠らぬ街のコンビニで
このままふたり朝まで働こう
素敵な朝日が昇るまで
当てのないフリーターの僕と脱サラのオーナー
同じ星の上に生まれた
今夜もふたりなけなしの作り笑顔
見えないように肩で溜息
このままふたり朝まで働こう
眠らず頑張る人がいるから
このままふたり朝まで働こう
きっと誰かが見てるから
今ごろ家じゃ奥さんや子どもたちが
あなたの夢を見てる
僕のあの子も今ごろ夢の中で
僕のこと見てたらいいな
お客の切れた店を出て
そっと夜空を見上げた
綺麗な星が出てるよ
きっと明日は晴れるよ
このままふたり朝まで働こう
好きな人がいるから
きっと僕は何かになるよ
自信はあるけど...
やがて静かに東の空が色づき
新しい朝が来る...
Copyright©2013 Takuya Ohkawa. All Rights Reserved.
【note】------------------------------------------------------
大学時代の後半からフリーター時代にかけて約5年間、深夜のコンビニで働いていました。その頃に浮かんだ曲が20年の時を越えてやっと形に。まあ、やはり、ちょっと青臭いですけど、若々しくって結構いいんじゃないかと...
2013年07月22日
『寄り道』 takuya
『寄り道』 作詞/作曲 大川卓也
僕は今 旅をしています
目的地はありません
でも帰る場所は決まっています
昔いたあの場所です
昨日とても素敵な虹を見ました
面白い人にたくさん出会って
少しずつだけど自分の足で
旅することに慣れてきたみたい
僕は今 旅をしています
目的地はありません
でも行きたい場所が見つかるかもしれません
どうしても行きたい場所が
ときどき旅にも疲れます
特に小雨が降りつづく日々は
そんな時はひとり寝袋の中で
蓑虫のように季節を待つのです
今とても素敵な街に来ています
昔のあの場所にとてもよく似ています
もしかしたら知らぬ間に僕は
あの場所に戻ってきてるのかな
ここで旅を終わりにしてもいいけど
やっぱり僕は先に進みます
僕は今...
帰る場所は昔いたあの場所です...
でもしばらく旅は続きます
もうしばらく旅は続きます
Copyright©2013 Takuya Ohkawa. All Rights Reserved.
【note】-------------------------------------------------------------
大学生の頃に書いた詩を少し直して曲をつけました。初めて一人暮らしをして、素敵な仲間に囲まれて... ずっとそこにいたかったけど、何か物足りなくて... 結局僕は、今も旅を続けています。
2013年07月18日
OM@江古田マーキー
憧れの江古田マーキー。
かれこれ20年ほど前、バンドをやめて1人で弾き語りをやると決めたとき、友人が「フォークやるならマーキーでしょ!」と。
当時1回だけ偵察のためにライブを見に行ったんですが、暗い店内にお客は2、3人。寒~い空調が効いていて。それでも出演者は凛として自分の歌を歌い上げ、「う~ん、なるほど...」と微妙な気持ちになったのを覚えています。
意気地なしの僕は結局それ以来、マーキーを訪れることはありませんでしたが、フォークの聖地としての「江古田マーキー」の名は、その後もずーっと僕の心に残っていました。
昔はホームページなどないので、マーキーが凄いと言われても、いまいちピンときていませんでしたが、今マーキーのホームページを見ると確かに凄い。数々の有名アーティストたちがここを巣立っていったんですね。
そんなマーキーのステージ。オープンマイクではありますが、20年越しの憧れのステージです。ついにここまで、いや、やっとここまでと言うべきでしょうか...(苦笑)。
7月11日(木) 晴れ
夕方6時半ごろ、子どもたちに焼きそばを食わせ、妻が仕事から帰ってくるのを待って自宅を出発。
江古田までは1時間半ぐらいですが、電車を乗り継ぎ乗り継ぎしているうちに、じわじわと鈍~い緊張が...。久々の完全アウェイ。初めて人前でやったグッドマンを思い出しましたよ。
↓ 頭の中で自分で自分を叱咤激励。
今さらじたばたしたってしょうがないだろ。結果はもう出ている。今までやってきたこと(生きてきた人生)が出るだけの話だよ。
いい加減にやったり、投げやりになったりさえしなければ大丈夫。何かが伝わるよ。
耳元では i-pod の絢香の歌も僕を励ましていました。歌の上手さはちょっと僕を凹ませましたが...(苦笑)。
8時すぎ、江古田着。駅前は妙に入り組んでいて猥雑な感じ。なかなか味のある街です。ちょっと道に迷ってぐるぐるしちゃいましたが、何とかマーキー到着。無機質なコンクリートのビルの地下2階。大きな木製の扉を開けると... 青暗い照明と奥行きの少ない横長の客席。ああ、そういえばこんな感じだったな...
この日の参加者は7,8人。持ち時間は1人10分程度。ライブ自体は6時頃からやっているので、すでに一通り全員出番を終え、2巡目の演奏に入っているとのことでした。僕は2巡目の最後にエントリーさせてもらい、一番後の席で演奏を聞きながら出番を待ちました。
元気にロックンロールを歌うお兄さん(実はマーキーのスタッフさん)、ちょっと壊れた感じの本格派お姉さん、BGMに合わせて詩を朗読するオジサン、透き通る高音で甘~いラブソングを歌うお兄さん... 長くなりそうなので詳細は割愛しますが、グッドマンや歌会の面々に負けず劣らずの個性、テクニック、歌心が炸裂してました。
さて、いよいよ僕の出番。不思議と気後れすることはなく、意外に堂々とステージへ。
やった曲は...
1.寄り道
2.朝までふたり (未発表、後日Youtubeにアップします)
以前にもちょっと書きましたが、この2曲は僕が20代前半の頃に書いた歌詞やメロディーが基になっています。あれから20年が経ち、曲も気持ちも、ようやく準備が整いました。
やり残していた宿題。越えられなかった最初の壁...
不完全燃焼だったあの頃に戻って、もう一度1から...
今回のマーキーライブ(オープンマイクだけど)は、そういう気持ちを込めた再スタートのステージです。
「遅咲きの、駆け出しシンガーソングライター(笑)
takuya... 憧れの江古田マーキー、初登場で~す♪
いぇ~ぃ!(ジャガジャガジャガ~♪)」
10人ほどの客席からパラパラと温かい拍手。そのあと上述のようなマーキーの思い出を少々語って演奏開始。
カンペは見るか見ないか直前まで迷っていましたが、フォーク中心のライブハウスなので、譜面台が「どーぞ見てください」と言わんばかりに置いてあるんですよね。他の人たちもみんな見ていたし、「郷に入っては郷に従え?」ってことで、しっかり見ながら歌わせてもらいました(笑)。
なので視線はほとんどずーっと譜面台。客席は歌詞の合間にちらっと見る程度で... これは「アーティスト」としてどうなの?と思うのですが、お蔭で歌詞は一度も間違えませんでしたし、噛みもしませんでした。歌詞を伝えるって意味では案外、これはこれでいいのかな?とも思ってみたり...
ギターはたまにガガっと嫌な音を立てていましたが、歌は狭い会場の壁に響いて、まあまあいい感じだったような。し~んと耳を傾けてくれている様子のお客さん。何かが伝わったかどうか...
あっという間に2曲終了。ごく普通の温かい拍手。
反省点としては2曲目の前に、もうちょっとMC(曲の説明)をしたほうが良かったかな。
このあと、まだ時間があるということで一人5分(1曲)ずつで3巡目に突入。僕がやったのは...
3. うらしま (未発表、後日Youtubeにアップします)
前の人が立ってやったので僕も立ってやってみました。これもカンペをしっかり見ながらやったので一応ノーミスでしたが、お客さんの反応は... わかりません。特に手応えは感じませんでした。
以上、この日の演奏を終えて...
全体的に淡々と、クールに終わってしまった感が。今回は不思議とあまり緊張せず、比較的良い精神状態でステージに立ったと思うのですが、例えば5月の「いったいまつり」に比べると、何故かテンションを上げそびれてしまったというか。もっと熱く、もっとねちっこく自己主張しても良かったような...
お客が少ないとやる気が出ないのかな?
生意気なっ! たとえお客が1人だろうが、いつでもどこでも全力投球しなきゃダメだろぉ~!
今回のステージがもし、緊張が克服できたということなら、今後は気持ちの持って行き方、テンションの上げ方にも気をつけなければなりませんが... これまた生意気ですかね?
オープンマイク終了後、参加者たちはすぐに帰る人あり、しばし立ち話をしている人あり... 僕も何となく物足りなさを感じていたので少しキョロキョロしてみると、参加者の一人で人の良さそうなお姉さんと目が合ったので、ちょっと交流(笑)。用意してきたブログの宣伝チラシを渡せました。
これで勢いづいた僕は残っている人たち全員にチラシを配布。突然の営業マンキャラ!(笑)そのままカウンターでビールを注文し、店長さんやスタッフさんたちの話の輪に加わっちゃいました。
店長さんは最近のライブハウスの業界事情とか、個性(オリジナリティ)とは何かとか、マーキーに大物が来たときのエピソードとか... いろいろと貴重な話を聞かせてくれました。聞き入りすぎて危うく終電を逃すところでしたが...
さてさて、そんなこんなで初マーキーが終わりました。まあ、普通に楽しかったです。でも夢が叶ったという興奮とかはなく、何というか、あっけなかったです。
う~ん... 歳のせいかな?
機が熟しすぎているというか、賞味期限切れというか。
帰り道、考えていたのは...
オープンマイクはだいたい分かった。
次マーキーでやるならオーディションライブ...
そして通常のブッキングライブ...
生意気なっ!(笑)
↑ 応援してくれると嬉しいです。
2013年07月12日
オープンマイク(OM)
デモ審査なし、ノルマなしで、行けば誰でも歌える(演奏できる)自由参加型のライブ。今まで僕が出てきたグッドマンの「なんでもDAY」や農家の「歌会」なんかもこれです。
5月に「立川いったい音楽まつり」で華々しく活動を再開してから早2ヶ月。僕のイメージでは、2ヶ月に1回ぐらいは何かしらの形でステージに出なくてはと思っているので、とりあえず、このオープンマイクをやっているライブハウスを探して出て行こうかなと。
で、早速昨日、行ってきました。あの有名な...
(ライブ報告は次回!)
2013年07月09日
タイトル別案
『自分の声で、自分の歌を!』
(ギター修行日記・完結編)
~目指せ、売れないミュージシャン!~
「自分の声」っていうのをずーっと考えてまして。
今も2カポか3カポか、はたまた4カポか... 行ったり来たり。
たぶん、どうしても高音に憧れてしまって、なかなか自分の自然な声を認められないんでしょう。
低音で「ぼわ~ん」と歌うより、高音で「張って」歌うほうが、歌詞が聞き取りやすいような気もして... (実際はそんなに変わらないのですが)。
飽くなき向上心か、いい意味での諦めか... 行ったり来たりです。
本当の自分の声を探して...
本当の自分の歌(思い)を探して...
売れる売れない関係なく
上手いも下手も関係なく
自分らしく
心から音楽を楽しめるようになるまでのストーリー。
結局このタイトルは「内向き」「消極的」ということで採用はしなかったんですが、今の僕の音楽活動とブログにおいて、大きなテーマの1つではあります。