2006年08月03日

西洋医学と東洋医学の融合=元気くんに結実

錦戸です。
私は今でも他院で手に負えなくなった子の依頼手術を1日2〜3件は執刀しています。多い日には自分が主治医をしている子も含め10件にのぼる日さえあります。
自慢している訳ではありません。私は外科のエキスパートとして常にチャレンジしてきましたので、当然と思っています。(それなりの自負はありますが)
 しかし、どんなに頑張っても悔しい思いをしてしまった事も少なくありません。手術できない程酷い場合や、再発を繰り返し可愛い生命が消えていく時、目に見えぬ大きな壁の前に、何もできない自分を見る悔しさ・・・。
 この壁を少しでも崩せるように、自分の領域を広げようと、漢方を研究し、実践するに至った訳ですが・・・、それが間違っていなかった事を「元気くん」が教えてくれました。
 シーズーの元気くんは肛門周囲腫を患っていました。通常ならば、すぐに手術します。が、厄介な事に元気くんは心臓弁膜症と心臓肥大がひどく、4年前からまず、エナカルド、2年まえから、バソトップと、心臓サポートの食事を、続けていました。が、それでも、しょっちゅう、バタッと倒れていました。
その元気君に、1年ほど前から、バソトップと併用してペット漢方研究会で研究・開発したある漢方系サプリメントを飲ませたら、倒れる回数が極端に減り、元気もでて、遂には腫瘍の手術の麻酔にも耐えられるまでになりました。手術もパーフェクトに成功です!。
 今、定期検診がてらやってくる元気くんにペロペロされる度に「ああ、自分のやって来た、求めてきた、西洋医学と東洋医学の融合は、ここに実を結んでいるんだ」と実感しています。
 いかに生かすか?いかに再発を予防するか?大切な生命をいかにケアするか?これを私の仕事の集大成にするつもりです。

petkanpo1 at 18:48│Comments(2)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 東洋医学・気功と指圧   2011年08月04日 08:50
手技療法と東洋医学に基づいた導引術・気功法。
2. Posted by 仙台市の東洋医学   2011年08月04日 08:52
手技療法と東洋医学に基づいた導引術・気功法。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔