ピアノの調律とメンテナンスの関連記事

2019年11月03日

知って頂きたいピアノ選びの基礎知識

どのメーカーのピアノが良いか?というご質問が多いのですが、メーカー選びの前に先ずはピアノに関する基礎的で重要なことを知って頂きたいと思います。

ピアノはリモートコントロールで打弦する特殊な楽器ですが、このメカニズムの構成部品が主に木とフェルトで構成されています。

ピアノの性能を十分に発揮させるには、このメカニズムの木やフェルト類の伸縮や歪みを修正して擦り合わせ調整をして、鍵盤からの力がパワーロスなくハンマーに届きハンマーが弦のスイートスポットを正しく打弦するように調整をしてやる必要があります。

これらの作業は一つひとつ手作業で行う必要があるのですが、作業効率が悪く新品でも3日ほど(中古品ならその倍以上)の作業時間が必要ですが、大幅なコスト増になるので高級ピアノを含めてほとんどのピアノがこの作業が省かれています。

高級ピアノ≠表現力豊かなピアノ

ですから中古、新品、有名、無名、高級、安価、どんなピアノを選んでも良いのですが、問題はほとんどのピアノが調整不足ですので、弾き難く大きな音や特にピアニシモが出し難くく表現力が劣るピアノが大半です。

>特にまだ筋肉が十分に発達していないお子様が演奏するには全く不適当です。

>調整を理解せずピアノの性能は語れない

現実には大半のピアノの調整が省かれています

コスト的に新品でも15〜20万円(中古品ならその倍以上)かかる計算になるので、一部の輸入高級ピアノを除けばほとんどのピアノの調整が省かれていますし単価の安い中古品なら尚更です。

弊社は丁寧な出荷調整が売りですが、現実には調律師の空いた時間を利用して店頭で1台1台出荷調整を行っていますので、作業に新品でも1週間以上かかっています。

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2019年10月30日

室温によって調律が狂います

具体的には調律をした時より室温が上がると音程が下がり、室温が下がると音程が上がるので、調律の際は、いつも演奏する室温にしてから調律をする必要があります。

調律時の室温と演奏時の室温が大きく異なると、先日調律してもらったばかりなのに、もう調律が狂ってしまったということになりますので、知っておく必要があります。

下記のYOU TUBEで具体的にご案内しています


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2019年10月19日

意識を集中していると意識が拡大してきます

恋に落ちるという言葉があり、最初はちょっと好きからあなたでないとダメとなりますが、ピアノも同じことが言えるように思います。

これが嫌いな方に行くと、最初はちょっと気になるから始まり、そこに意識が集中していると最後は弾くのが嫌となります。

完璧なピアノというは存在しないので、ショールームでの試弾では感じなかったことも、静かな自宅で心落ちつけて弾いていると、大概は気になるところが出てきます。

気になるところを修正して、さらに自分好みのタッチや音色に仕上げていくとやがて手放せないピアノになると思います。

ピアノという楽器はイージーオーダー(カスタマイズする)するものだと考えていますが、それには納品前の丁寧な出荷調整と納品後の演奏者の希望に合わせてカスタマイズしていくメンテナンスが重要と考えます。

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23.ハンマー弦あたり調整2

24.ハンマー弾力調整2

弊社の鍵盤の鉛調整
























































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2019年10月18日

コンクールは日頃から調整されたピアノで練習しよう!

大きな音も小さな音も力むことなく、情緒豊かに謳うように弾くには、日頃から良く調整されたピアノで練習することが不可欠ですが、あまり理解されていないようです。

弊社の2Fにグランドピアノの練習室が3部屋あり、特にコンクールシーズンになると利用者が増えます。

いずれも古いヤマハのグランドですが、ピアノ屋なのでそれなりに調整をしていますので弾き易いと思いますが、日頃から調整されていないピアノで練習していると弾き難く、つまり強く叩かないと大きな音が出ず、繊細な小さな音も出し難いので、どうしても力んだ演奏になります。

力んだ演奏の癖がつくと、いざ本番で良く調整されたピアノを弾くと乱暴な演奏になりますので、審査員の評価は当然低いものになります。

調整とはメカニズムの最適化のことで、調整されていないピアノはメカニズムロスが多く叩く力が打弦まで上手く伝わりません。

鍵盤から打弦までのメカニズム(アップライトピアノ)
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鍵盤から打弦までのメカニズム(グランドピアノ)
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浜松ピアノ店2F 貸練習室
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浜松ピアノ店 貸練習室・貸ホール

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2019年10月16日

スタインウェイの保守点検に行ってきました!

総社市の市民会館のスタインウェイの保守点検風景
10月15/16の2日間、東京からわざわざ2泊2日で来てくれたスタインウェイの技術社員の鈴木さん
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大概のホールのピアノは普段の調律とは別に、年に一度、2日間をかけて調整を主体とした作業を行いますが、これはホールに限らず家庭のピアノもこれに近いことをやれば快適な性能を維持できます。

余談ですが、関東ではピアノを使う場合は必ず調律をするけれど、この地方の方は調律をしないようで、調律がかなり狂っていたというご指摘を受けました。

このようにアコスティックピアノは魅力的ですが扱いには手間がかかります。

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2019年10月15日

ピアノの性能は丁寧な調整で大きく向上します

ピアノの性能(音色・タッチ・響き・表現力)は…汗亜´調律 整音の3つの作業を丁寧に行うと大きく向上しますが、どの一つが欠けても本来の性能は期待できません。

大概は手間がかかる,猟汗阿省かれいます

ピアノは個々の部品が複雑にリンクしたアクションメカニズムを通してリモートコントロールで打弦する楽器なので、本来の性能を引き出すためにはメカニズムの丁寧な調整(整調)が不可欠です。

しかし調整を一通りやるには新品で3日(中古品は倍以上)かかるので、現状ではほとんどのピアノの調整が省かれています。

調整の概念を歯に例えると、歯の矯正をしてから咬みわせ調整をするとサクサク物が咬めるのに似て、最も基本的で欠かすことのできない作業です。

調整を理解せずピアノは語れない

作業時間のイメージですが、一番手間がかかる(3日間)のが調整(整調)です。
作業時間のイメージ図





















下の動画をご覧いただければ調整の概念がご理解頂けると思います
性能を大切にお考えの方はぜひご覧ください。



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2019年10月14日

調律技術の基礎的な解説

調律師の仕事は良し悪しがわかりづらいのですが、基本はとても簡単です。

調律師の仕事は、一般的に調律、すなわち音程を合わせる作業をする人と理解されていますが、これは全く認識不足です。

演奏者が弾いて気持ちが良い音色、タッチ、意図したように弾ける(表現力のある)ピアノに仕上げるためには調整・調律・整音の作業を順番通りに行う必要があります。

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鍵盤から打弦までのメカニズムを適正にする調整すること
全ての鍵盤がスムースに動き鍵盤の高さと深さを整え、鍵盤上のメカニズムがロスなく作動して弦のスイートスポットを正確に打弦しダンパーで正確に止音すること。

全ての基礎 鍵盤調整から始めます
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調律
決められた音程に合わせる作業
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整音
調整と調律が完了してから最後に音色を整える作業
ハンマーの形を整えて(ハンマー整形)から、ハンマーに針を刺してハンマーの固さを調整して音色を整える作業です。
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最終整音で音色の印象も大きく変わります





































何が〈問題なのか?

ピアノの´↓の三つの作業は、必ずセットで行う必要がありますが、ほとんどの場合手間がかかる,猟汗阿虜邏箸省かれているのが最大の問題です。

調整作業を一通りやるには新品で2〜3日の作業時間が必要(中古品なら倍以上)ですが、作業時間が長く作業効率が悪いので大概のピアノが省かれています。

※最初に一通り調整されたピアノ(出荷調整済)であれば、納入後のメンテナンスでも´↓の作業は必要ですが、微調整なので半日作業で済みます。

どんなピアノでも´↓を順番通りやれば快適なピアノになります
別の観点から見ると´↓の作業を手を抜かず順番通りに行うことが出来る調律師なら
特に名人でなくてもそこそこ気持ちの良いピアノに仕上がるということです。

尚、演奏者の不満を最初に調律師に伝えておくと、一連の過程でお好みの音色とタッチに近づけることが可能です。

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2019年10月11日

調律師選びは難しいというお話

先日、あまりにも音色がひどいので、弱音でピアノを弾いているけどどうにかならないか?というご相談で、わざわざ九州から弊社に来店された方がおられました。

そこで筆者の知人の調律師を紹介したところ、無事、悩みが解決したとの連絡を受けましたのでお客様の許可も得て一部をご紹介させて頂きます。

先日は突然お邪魔したにも関わらず、長時間おつきあいくださいましてありがとうございました。

技術者として御紹介いただいた〇〇さんが本日拙宅にお越しになり、ピアノを調整していただくことが出来ましたので、ご報告させていただきます。

〇〇さんは弾き手の好みを知りたいと思う好奇心と、その感覚を理解する感受性と、それを具体的に音の形で実現する技術力の3拍子が揃った素晴らしい技術者さんであると感じました。

今日は、調律・整調にはあまり乱れがないとのことで、ほとんど整音のみで4時間かけて下さったのですが、これに調律が加わるとさらに新たな世界が開けるとのことで、また次回以降が楽しみになっています。
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以前の調律師さんのことを聞くと、日本でも権威ある最高位の肩書を持った調律師さんだったようですが、肩書だけではわからないのが調律師選びの難しさではないかと思います。

私が考える調律師の技術というものは、当たり前のことを当たり前にように順番に手を抜かずやれば、普通の技術力を持っていれば、そこそこ快適なピアノに仕上がるはずですが、それが出来ない調律師さんが多いようです。

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petorofu123 at 13:23|この記事のURLComments(0)

2019年10月09日

ピアノはカスタマイズする楽器です

この場合のカスタマイズは、外装や弦、ハンマー等を交換して自分だけのピアノにできるという意味ではなく、オリジナルのまま音色やタッチを変えて自分の好きな音色やタッチにするいう意味のカスタマイズです。

ピアノは整調・整音で大きく変わるというエピソードのご紹介

スタインウェイご契約時のエピソード

たとえばニューヨークスタインウェイのチーフテクニシャンでホロビッツの専属調律師フランツ・モア氏も、スタインウェイをホロヴィッツの希望に合わせた音色やタッチに仕上げるのに相当苦労されたと著書で述懐しています。

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同じピアノでもメカニズム部分の丁寧な調整(伸縮や歪みの修正と擦り合せ等)でタッチや響きも良くなりますが、ハンマーの堅さ(整音)で音色や響きも変わってきます。

たとえば弦を叩くハンマーを固くすればきらびやかな音色になりますし、逆に針を刺してハンマーにクッションを作ってやるとしっりとりとした音色になりますので、最終的な整音(好みの音色に音色の粒を揃える)で演奏者の好みの音色やタッチに仕上げます。
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2019年10月08日

本来、ピアノはセミオーダーが可能です!

同じメーカーなら性能も同じと考える方が多いのですが、実は同じメーカー、同じ型番のピアノでも整調・整音次第でタッチや音色も大きく変わる楽器です。

さらに最終的には部屋の音響を考慮して演奏者好みの調整・整音を施せば最良のピアノの仕上がります。

ですから安価なピアノでも丁寧な調整を施し部屋の音響も考慮し演奏者の好みに合わせた音色とタッチに仕上げたピアノ(カスタマイズした)は、演奏者に取って手放せないほど魅力的なピアノになります。

ピアノは鍵盤から遠隔操作で演奏する楽器という意味で他の楽器と根本的に違うので、肝心な音色やタッチは演奏者の好みに合わせて調整・整音する楽器ということです。

逆にいくら高級ピアノを購入しても十分な調整と整音が省かれていれば高級の意味があまりないことになります。

この概念を理解されるとピアノ選びの概念も大きく変わります。

ピアノの性能は、ピアノの基本性能、部屋の音響、調整と整音の3つの要素で決まります。

ピアノの性能を決める3つの要素

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必要な作業時間の割合

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整音で好みの音色に近づけます

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