この日は、朝、富山駅を通りかかったんだよね。久しぶりに朝ごはんをファストフードで、って思ったんだ。寄り道したのは「ロッテリア電鉄富山駅店」。地鉄富山駅の入っている電鉄富山駅ビル「エスタ」の1階にあるよ。

 この、地鉄の富山駅のことを、なぜ「電鉄富山駅」って呼ぶのか、不思議に思ったことはないかな。富山県内には、かつて「富山県営鉄道」とか「立山鉄道」とか実にたくさんの鉄道があって、それが太平洋戦争のさなかに、佐伯宗義が率いる「富山電気鉄道」を中心に一つに統合されたんだってさ。富山駅は、「富山電気鉄道」の駅だったから、その名残で「電鉄富山駅」と呼ばれているみたいだよ。そんな昔をリスペクトして命名されているとは、何とも素敵なお話だよね。

 さて、この日の注文は『絶品チーズバーガー』と『コーヒー』。朝メニューもあったみたいだけど、『絶品』の文字を見ると、ついつい頼んでしまうのだった。

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 そんな「電鉄富山駅」。駅前広場から改札に行くには、階段やエスカレーターで上がっていくんだけど、そのフロアが1階だ、ってことも不思議ではないかな。登っていくのに、電車のレールは、ちゃんと地面に敷かれているのも不思議。

 今のエスタができる前の「電鉄富山駅」のことは、かすかに記憶に残っているんだ。当時は、JR富山駅を出ると、市内電車の道に向かって広場が坂になっていて、ぐっと下がっていってたよ。2階建てだった「電鉄富山駅」の駅舎は、その半ばにあって、「JR富山駅」より少し下がったところにあった、っていう印象。

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(今昔写語−こんじゃくふぉとがたり− https://konjaku-photo.com/)より

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(とやまビフォーアフターフォトプロジェクト https://www.city.toyama.toyama.jp/kikakukanribu/kohoka/citypromotion/toyama_beforeafter.html)より

 「マリエ」や「エスタ」ができるときは、地面をフラットにしたんだけど、「マリエ」は市電通りの地面の高さに、「エスタ」は、駅舎の地面の高さに1階を合わせたから、1階分の差ができてしまったんだろうね。今でも、1階の高さがずれているし、「エスタ」の1階と「マリエ」の2階にも高低差があるのは、そういうわけ。

 そういえば、この市電通りへと向かう通り道には、靴磨きのスタンドがいくつもあったような記憶があるな。駅舎が建て替わる時、みんな廃業しちゃったんだろうね。

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 そんな、「電鉄富山駅」の歴史を思い起こしながら、ってわけではないけど、道行く人を眺めながらハンバーガーのブレックファストをいただいたのだった。

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