西町にある焼き鳥店「秋吉富山総曲輪店」の地下に、かつて「ジェイルバード」というショットバーがあったよ。暗いトーンの照明で落ち着いたお店だったんだ。

 マスターから、駅前のほうに引っ越して別のお店を始めるって聞いていたんだけど、この間、その新しいお店を見つけたよ。お店の名前は「トワイスアップ(Twice UP)」。見つけたからには、入ってみるしかないよね。

 かくして注文したのは『アクアビット』という北欧で作られるジャガイモのリキュール。この夜も、「ジェイルバード」の時代から置いているデンマーク産をいただいたんだ。

 薬草の香りとほのかな甘みがさわやかなリキュールを、ストレートでいただくのがボクの好みだよ。もっとも、甘さのほうは、ジャガイモで作ったといわれるから感じるだけかもしれないけどね。

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 そんなクールなリキュールに合わせるのは、チーズ3種。白カビとウオッシュとハードなシェーブル(羊乳のチーズ)という取り合わせが、これまたクールなのだった。

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 2杯目には、ブランデー。透明なブランデーは、イタリア生まれのグラッパの独占販売かと思っていたら、フランスにも透明なブランデーを売っているんだ、って教えてもらったよ。ブランデーの名前は『オー・ド・ヴィー・ド・ヴァン』。

 世の中に『ブランデー』の名前で売られているお酒は、みんな深みのあるブラウンカラー。あの色は、樽で熟成されるから色づくのであって、ブランデーとしてできたばかりのときは、透明なんだってさ。『オー・ド・ヴィー・ド・ヴァン』は、フランスのブランデーでありながら、色付けしないでフレッシュなまま瓶詰めして売られている、フランスとしては珍しいタイプのブランデーなんだよね。

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 ちなみに、『グラッパ』というのは、ブドウの搾りかすで作ったブランデーだけど、同じ作り方をするフランスのブランデーは『マール』と呼ばれているよ。そして『マール』は、やっぱり樽熟成させてから出荷するから深みのあるブラウンカラー。

 『オー・ド・ヴィー・ド・ヴァン』は、ワインから作ったブランデーだそうだから、フランスブランデーの原酒といってもいいのかも。そして、搾りかすで作った『グラッパ』に比べると、濁りのないすっきりした口当たりと香りだったんだ。

 「トワイスアップ(Twice UP)は、そんな新しい知識との出会いを演出してくれる、素敵なお店だよ。

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