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わけめちゃんとお別れをした翌朝から私は白浜へ行く予定だった。
朝一の便を取ってしまっていたので、霊園さんに行ってからだと間に合わない。
あちらはずっと雨の予報だから行っても仕方がないのでは?と結石に言われて悩んだ。
これが危篤状態なら迷わずキャンセルするけれど、わけめちゃんは深夜営業のスーパーで買ってきた花に囲まれて動かない。
霊園には結石が一人で行くことにして2年ぶりの夏休み2泊3日の旅に出ることにした。

早寝するつもりがなんだかんだで1〜2時間しか眠れず、羽田まで運転するのは危ないだろうとリムジンバスで行くことにして朝6時前の電車に乗った。
バス乗り場に着いたら何時発まで満席です、と張り紙がしてある・・。
あれ?
飛行機に間に合わない。
やっぱり霊園さんに行こうかな、と迷いながら下の階へ降りたらタクシー乗り場の運転手さんと目が合った。
羽田ですか?
はぁ・・・。
この時間なら20分で着きますよ。
そっか〜・・・。
料金は高速代入れていくらになります。
ううむ。。

迷いながらもダラダラと乗り込んで羽田へ到着、そのまま機内に。
窓に張り付いて天国で元気にってこういうところを言うのかな?美しいけれどけど退屈じゃないか?
非科学的思考と気流にふわふわしている間に南紀白浜空港へ到着した。






空港へ迎えにきてもらっていたので、そのまま宿へ移動し朝ごはんを食べて水着に着替えた。
お天気が回復したのでシュノーケリングをしよう、と言うのでウェットスーツを借りゴーグルやらの装着の指導を受ける。
遠浅の海に顔を浸すとソラスズメダイ、ホンベラ、カワハギやフグが泳いでいた。
魚がたまりそうな方へフィンを蹴るとナミチョウに混じってトゲチョウチョウウオやミスジスズメダイがいた。
岩の下を覗き込むとハゼと目が合った。
魚たちが岩場の方へ移動するのにゆっくりついていくと、ひときわ目立つ背びれを長くひきながらツノダシが現れた。
人の顔を見て、ゲッと言う顔をしてツンツンと泳ぎ回る。
水面に顔を出し、ツノダシがいるよ、ヒレがこんなに長いやつ、とみんなに説明をした。
熱帯魚屋でアルバイトしていたのは学生時代の1年ほどだったけれど、輸入係をさせられていたので海水魚の種類や性質は頭に叩き込まれている。
ツノダシかハタタテダイかとっさに分からなかったけれど、動きがツノダシっぽかった。
魚をすくうのがうまいと重宝されていたんだよな〜と思いながら、岩場の上をのんびり泳いでいる魚たちを眺め、この水流なら行けるな、と両手でふわっと魚を捕まえてみた。
うまく手の中へ入ったのでゴーグルを外して中で泳がせてみた。
魚すくいの技術は健在であった、とゴーグルを沈めて忙しく岩場に戻る魚を見送った。
若い頃に習得した知識や技術は忘れないものだ。





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海で遊んでから他にどこに行きたいか聞かれた。
景色の有名なところもあるし、なんならアドベンチャーワールドもすぐ近くだ。
う〜む。。
白浜にベニクラゲ研究所があると聞いて、所長の久保田先生の著書を取り寄せて読んできた。
研究所の開館日にあたるならぜひ訪れたい。
問い合わせをしてもらったら、当日の16時〜1時間だけ先生に時間があると言うので、大急ぎで着替えて向かった。
白浜産のベニクラゲは小型で赤みも小さいところ、ちょうど金曜日から取材が入っていたために北海道から大型のベニクラゲを取り寄せたところだった。
良いところにいらっしゃいました、と興奮気味の久保田先生に質問をしながらクラゲを見せてもらう。
基本的に傘の上の部分から顕微鏡で見せてもらっていたのが、触手の根元に感覚器があることを著書で知っていたために、その質問をしたら、ひっくり返してくれた。
触手の根元の赤いポツポツがクラゲの目で、ぼんやり光を感じているとのこと。
質問し忘れたけれど浅瀬にいるクラゲのようなので光に対して単純に正の走行性があるのか、餌や捕食者や周辺環境の把握に役立てているのか。
ちなみに餌はアルテミアというエビの一種で、給餌後だったためにクラゲと一緒に写っている。
質問をしながら展示物の案内をしてもらっていたらあっという間に1時間が経過し、先生、もうお時間が・・と言っているのに、まだお見せしないといけないものが、と説明が止まらない。
サービス精神旺盛の先生で、再訪を約束して辞去した。
次はベニクラゲの再生について、特殊な酵素が関わっているのか、繰り返し再生することは細胞の暴走や腫瘍化に繋がらないのか、アポトーシスや再生の遺伝子のスイッチは見つかっているのか、など聞きたいな〜。





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寝不足とペットロスでぼんやりしていたのが、ベニクラゲパワーで元気になり2日目は朝から一人で散歩に出かけ、みんなが起きてから海に入った。
終日雨のはずが朝までに雨が止み、お昼からふたたび小雨だったもののシュノーケリングができた。
ツノダシはなかなか見られないですよ、と地元の人に言われていたけれど2日目も会えた。
ほんの浅瀬しか入っていないから海中の条件が良い時に当たったみたいだ。

午後はどこへ行くか聞かれ、南方熊楠館と京大水族館へ行きたいと希望した。
熊楠館の周りはたくさんのシダ植物や熱帯地方の面白い植物が集められている。
大きな蟹が出てきたので写真を撮ろうとしたら巣穴に逃げ込まれてしまった。
記念館の周りを見て歩くだけでも楽しい。
館内へ入ったら、来館者が粛々と順路に沿って展示を見ているので流れに乗って大人しくしていた。
途中で粘菌を顕微鏡で見られるようになっていたので、凝視していたら男性スタッフが近づいてきた。
粘菌面白いでしょ?
はい、内容物が流れていて腸管みたいですね。
そうなんです、途中で流れが変わります、と説明しながら、違うシャーレを持ってきてくれた。
オートミールを与えられた粘菌が恥ずかしそうに張り付いていた。
粘菌については移動することや突然胞子を作ること以外はあまり詳しくないので、説明を聞いて興味を持ち、もっと知りたくなった。
熊楠さんも粘菌の研究の人、ぐらいの雑な認識だったので、彼の生涯やあまり知られていないエピソードを聞くにつれ、完全にアレな人だ・・と面白くなった。
久保田先生も熊楠さんもそれぞれの時代に狂気の天才がいてきっと人類の役に立っている。





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京大水族館では白浜で採取された魚や無脊椎が展示されていた。
水質管理マニアなので、あ、この魚は薬浴しないと、などとうるさい。
セミエビが可愛くて職場で飼っていた食いしん坊のヒメセミエビを思い出した。

水族館前の浜にたくさんの漂流物が落ちていた。
あ、流木。モリアナ。
我が家に居候中のモリアナの顔が浮かんだ。
彼にちょうど良い流木を購入しようとネットサーフィンしても、アクアリウムショップやインテリアショップを回っても小さいものや細いものしかなかった。
良さげなのがあるんじゃ?
砂浜に下りて歩き回り、大きくて太さも十分な流木を2本拾った。
これはきっと喜ぶぞ。
翌朝一番の飛行機でそのままミグノンへ出勤するので、宿の近くの大きなホテルへ人間のお土産も買いに行った。





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帰る日の朝は気持ちの良い天気で、延泊したい〜と思ったけれど、おりん&ごりんの不妊手術の予定だし、予約もたくさん入っているし、と空港へ向かった。








※お知らせ※
出荷ミスを防ぐために通販ページに保護動物用のコーナーを作りました。
いままでは備考欄へ「ミグノン寄付分」と書いていただいていましたが、今度からこちらよりお願いします。



【今後のスケジュール(譲渡会以外は要予約)】

8/24(土)12:00~16:00 ミグノン いぬ ねこ うさぎ とり もる いたち譲渡会

8/25(日)14:00~16:00 水越美奈先生 猫の行動学講習会 参加費¥3000 予約受付中

9/8(日)12:00~16:00 ミグノン いぬ ねこ うさぎ とり もる いたち譲渡会

9/14(土)14:00~16:00 水越美奈先生 犬の行動学講習会

9/23(月・祝)17:00 いぬねこなかまフェス2019~動物愛護週間に集まろう~






※注意※ペットサロンミグノンはトリミングサロン、ペットグッズショップです。
保護活動に関するお問い合わせはショップではお受けできませんので団体ホームページよりどうぞ。
renconrer-mignon.org




★各種問い合わせはインフォメーションのアドレスで一括して受け付けております。
担当者もすべてボランティアですので、お返事にお時間がかかります。
info☆rencontrer-mignon.org
ご協力をお願い致します。


ミグノン通販ページがリニューアルしました★
2011,2,11,商品アップしました♪



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