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旅・鉄道・音楽・・・pianist 北川美晃の日記

名古屋在住の私、Pianist北川美晃の、思いつくままに書き綴ってゆく備忘録がわりのブログです。小さいころから鉄道好きで、仕事であちこち出かけることが趣味を兼ねています。内容は演奏のこと、演奏会場への往復の旅、鉄道、etc.などです。 。

3 5月

この春〜夏へのご案内

こんにちは。いつもご覧いただき、本当にありがとうございます。
この春から、また少し、環境が変わって参りました。

最近、少し増えてきたのは音楽の「指導」の仕事。
たいしたものではありませんが、今まで培ってきた様々な経験から、何かしら、音楽の「奥深さ」を感じていただけるような、そのように思って教えるという立場にも立つようになりました。

ピアノの演奏だけではなく、「表現」をするに至る「理屈」や技術も含め、歌、ピアノ以外の楽器に対しても
有効、有益な内容という評価をいただくこともあり、本当にありがたい限りです。

さて、この春からの予定を挙げさせていただきます。

NHK文化センター、知立市のホテルでの演奏など、宜しければご参加をお願い致します。

いつもご声援、ありがとうございます!!

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9 3月

3月11日 コンサート

まもなく、3月11日が巡ってきます。忘れられない、忘れてはならない日。世間は豊洲問題だとかアメリカのことや北朝鮮のことなどで連日大騒ぎですが、忘れてはならないことというのは人の命の尊さや、失われた命に対する深い悲しみと共感、寄り添う心、それを乗り越えて立つ人間の力強さ。人は一人では立てないということを誰もが感じたであろう、あの3月11日、しかし、時が経てば忘れてしまう・・ある意味、仕方ないことかも知れない。しかし、それは人間の根っこの部分を覆い隠してしまうことだと私は思います。

今朝もラジオから、福島から避難をしてきた人たちへの嫌がらせが子どもたちだけではなく、大人にまで及んでいるというニュースが流れていました。地域の行事に参加させてもらえない、車に傷を付けられる・・。

日本は、様々な意味においてお金や経済には達者で、世界トップクラスに入っています。
しかし、立場の弱い人、しかも、自分たちの責任ではないことで突然住む場所を奪われ、他所に住まざるを得ない人たちに対して寄り添うことができない、というのは、成熟した国とは言えないでしょう。

人間性を育てる、共感し、寄り添い、ともに生きる、 それが出来なければ、一流国家とは言えないのでは。

国は人を育てることよりもお金を優先しているわけでしょうか。

音楽のほとんどは必ず、悲しみや辛いという感情がベースにあって生まれてきたものだと私は感じています。

音楽に触れると、その根っこの部分を感じ、だからこそ優しさや悲しさなどを共感し、寄り添う姿勢が生まれ、そして音楽に癒され、生きる勇気を得られるのだ、とも。

音楽の力は生きる力でもあります。それは音楽史が証明しています。

3月11日、音楽とともに改めて被災地へ心を寄せ、そして自分自身の心に「絆」を結び付けて「人として立」つという原点に立ち返る、そのように思います。ぜひ、このコンサートにお運びいただき、共に心を寄せ、被災地に心を馳せ、命というもの、失われたものが大きい中で生きるということ、一緒に感じていただければと存じます。私も下垣さんのコンサート活動を通して人間というものの深さと優しさを学ばせていただいております。人間力という言葉が正式な言葉であるならば、まさに人間力の向上に資するものと確信いたしております。どうか皆様の力を、そして心を、このコンサートに寄せていただければ幸いに存じます。
共演のチェリスト諸岡由美子さんも今年はカーネギーホールでの出演が決まっている本当に素晴らしい演奏家です。
皆様のお運びをどうかよろしくお願い申し上げます。
北川美晃
3月11日 下垣真希(ソプラノ)絆〜ともに生きる〜 リサイタル
名古屋 電気文化会館ザ・コンサートホール
14時開演(13時30分開場) 
アクセス:名古屋市営地下鉄 「伏見」駅下車4番出口より徒歩2分
ソプラノ・下垣真希、 チェロ・諸岡由美子、 ピアノ・北川美晃
一般5,000円、高校生1,500円、小中学生1,000円
(未就学児のご入場はご遠慮願います。)
チケットのお申込み クレッシェンド企画052−938−7011

<曲目>
早春賦、春よ来い、星めぐりの歌、歌に生き愛に生き(オペラ「トスカ」より)、アヴェマリア(シューベルト)、しゃぼんだま、愛の夢(リスト)、夢のあとに(フォーレ)、白鳥(サンサーンス)、ともに生きる(下垣さんオリジナル)、アメージンググレイス 他
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31 1月

中山晋平音楽賞優秀賞入選曲発表会と渋温泉

信州中野に着いて会場リハを行い、お弁当屋さんで夕食を買ってホテルに入り、部屋で雪が屋根から落ちる音を聞きながら寝て、起きたら外は明るかった。明け方に目が覚めたがまだ5時前だったのでぼんやりテレビを点けてニュースを流していたらどうやら二度寝したらしい。支度をして朝食をいただき、ロビーで今回、私が同行させていただいているソリスト、西みほさんと、大分県竹田市の市長、市役所の方と面会。今回は、西さんの故郷、大分県竹田市と、長野県中野市、宮城県仙台市の音楽姉妹都市提携50周年を迎えるにあたり、53回目を迎える中野市主催の中山晋平記念音楽賞の授賞式に合わせて式典と記念のコンサートが行われることになり、西さんは竹田市の代表としてコンサートを行うために信州中野へ来たわけで、私はその伴奏という名誉な役割であるわけです。
竹田市にも西さんとは2度、訪れたこともあり、竹田市長とも何回かお会いしているわけですが、式典にご出席、ご挨拶される前の朝早い僅かな時間を割いて下さり、様々な話にポケットから小さなノートを取り出し、なんでもメモされるあたり流石と思わせられます。
雑談が雑談に終わらせない、そのような姿勢は大いに勉強になります。

西さんと私は式典には出ず、午後からのコンサート会場へ。
姉妹都市提携先の市とお膝元の長野県内の子供たちが作詞、作曲した曲から毎年、優秀賞、入選曲が選ばれ、今年も260曲以上の応募の中から10曲ほどが選ばれているとのこと。優秀賞受賞の曲は地元、中野市の小学生やコーラスグループが手分けして発表する。
舞台での短いリハーサルが順に行われ、私たちも昨夜のリハーサル通りにセッティングができるか、音はどうか、最終チェックをする。
生声なら15分というリハーサルでも何とかなるかも知れないが、PAを使うセッティング且つ30分以上のコンサートでリハが15分だけでは準備は不可能、ということで昨夜のリハーサルと相成ったわけです。
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可愛らしい小学生の作品、力強い中学生の作品、入賞常連の中学生の感性豊かな曲、音楽家を目指す男の子の作品など、新たな「クラシック」系統の新曲が次々に披露され、あっという間に授賞式と受賞曲発表が終わった。
舞台転換をして、西さんと私の出番。打ち合わせと違っていきなりアナウンスが入って驚きましたが、何事もないように見せるのも仕事のうち。
温かい拍手をいただき、終演。仙台市からは仙台フィルハーモニー管弦楽団団員による木管五重奏がイベールの作品や中野小唄と青葉城恋唄のミックスアレンジなどを演奏、私は舞台袖でとても楽しい時間を過ごさせていただきました。


中野市は、童謡の大家、中山晋平の故郷ですが、その他に「ふるさと」の作曲家、高野辰之の故郷でもあり、ジブリ映画でお馴染みの久石譲の故郷でもあります。

正に、日本の音楽のヘソ、かも知れません。

懇親会、二次会と過ぎ、余りにも喉に優しい志賀泉酒造の銘酒に後ろ髪を引かれつつ、泊まりは渋温泉。日本人としては雪の中の温泉街というものを(機会があれば)実体験しておかねばならぬ、チャンスの神様は前髪しかない、つまり、掴まねばならぬ、とばかり、名古屋行き最終しなの号がギリギリになるかも?という心配ごとを理由もあり、初、渋温泉。

但し、西さんとは別部屋。当たり前ですが、これが結構、難しかった。温泉宿というのは基本が一部屋二人から受け入れてくれるようで、一人一部屋というのはほぼ、予約ができない。探しに探して小さな旅館、養田屋旅館を一人一部屋ずつ取れた。私自身、翌日は仕事の為に湯田中駅7時17分の電車に乗らねばならない。ゆっくりはしていられないが、情緒ある温泉の気分は味わいたい。

気立ての良い車椅子の女将さんと何でも一人で切り回す番頭さん(ご子息?)の温かい旅館。

荷物を置いて完全防寒で外に出る。外湯めぐりもできる時間だが、先ずは散歩と何か温かいものを食べて飲みたい。

細い道と、側溝から湯気が立ち上る温泉街は、昭和の景色そのもの。

店番の女将さんが魅力的だからと射的場に入る。家族連れ、若い男性客も来て、男性客のほうは常連とのこと。
やってみると案外難しい。

小石屋という旅館併設にカフェで暖を取る。半分は西欧系のお客でスタッフも流暢な英語で対応していて、賑やか。そう言えば、渋温泉ではアジア系の観光客は余り見かけなかった気がする。

そう言えば小さな旅館でさえ、各部屋wi-fi完備など、着実に今のニーズに対応している。

猿が露天風呂に入る公園には時間がなくて行けなかったが、別にそんなもの見なくても良い。あの熱い湯に猿が浸かれるのかどうか知らないが、人間として、この渋温泉の湯は熱かった。内風呂を思い切り水で埋めてから水道の蛇口付近に体を寄せて、我慢をしても2分も持たない。そのまま露天風呂に行けば、外の冷気と湯がちょうど良い。
なるほど、温泉街を散策してすれ違う人たちが氷点下の空気の下、浴衣一枚で歩けるのはこの熱い湯のおかげか、と納得した夜でした。
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程よく飲んで、翌日は朝5時半に起き、風呂を浴びて朝早く朝食をご用意いただき、そして湯田中駅まで送って貰って無事に予定の電車を乗り継いで名古屋に戻り、仕事にも間に合いました。


信州中野、湯田中・渋温泉。音楽と温泉にたっぷり浸った足掛け三日間でした。

中野市市長ならびに市役所の皆様、中山晋平記念館、高野辰之記念館、志賀泉酒造(中山晋平のご子孫)の皆様、大分は竹田市の市長はじめ市役所の皆様、受賞の皆様と審査員の大熊先生、そして何よりも西みほさん、ありがとうございました。
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30 1月

冬の信州へ その一。

2017年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
なかなか、更新ができないままなのですが・・・。

1月27日(金)、月二回の音楽史の講座を終え、それっとばかりに片づけるもこういう日に限って質問が来たりする。いつも時間いっぱい使って話をしてしまう私がいけないのですが、なぜか、そうなってしまう。
バタンとスーツケースを閉めながら答えながら、時計を見て話をまとめる。そう、私は何か説明し始めると話が長くなる傾向があり、よくない癖というより、、頭が悪いのではないか、と思うこともある。
何とか答えて板書の文字を消す。さぁ、行かねば! 信州へ。(仕事です)

地下鉄までの通路を小走りに、でもエスカレーターは立ち止まって。

ホームに降りると目の前で電車が行ってしまった。5分待ち。

合計、10分弱で待ち合わせの駅に移動完了。待ち合わせはJR地上改札。奥にあるエレベーターで上がり、無事に合流。特急列車の発車10分前。上出来。

駅のコンビニで晩御飯までのつなぎと飲み物を買う。車内販売がないからだ。

改札を通り、乗車口探すが、表記が難しい。「8両の時の5号車」とか「6両の時の3号車」とか、ややこしい。
そもそも、何両編成か、知らない。並びようがないので放送が入るに任せるしかない。

時間になって、スーッと入ってきた長野行き特急「しなの」。大きなスーツケースがあるので、進行方向一番後ろの席を指定して取ってもらった。自分の座席の後ろに荷物が置けるじゃないですか。便利だから・・と思って窓口でそう言って取ってもらった。15列目。行ってみると、なんと16,17列目があるじゃないですか!私の切符にある15列目は一番後ろではありませんでした。ちょっとショック。

スーツケースを隣席に寝かせ、旅はスタートしました。結果的には横に誰も座ってこなかったので荷物を置いておいてもよかったのですが、気になります。やはり、後ろに置いておきたかった。

さて、前席の男性がグイグイとビールを開けていくにつれ、列車もグイグイ標高を上げ、沿線に雪が見えてきます。寝覚ノ床あたりは未だ日没前、見られるかな、と思っていましたが、不覚にも寝てしまっておりました。
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それにしても、本当に飛ばします、特急しなの号。それだけ険しい木曽路ということになります。
平地に降りて、雪が見えなくなり、塩尻を出て暗闇に包まれる一歩手前で松本に。「まつもと〜、まつもと〜」という到着アナウンスが耳に心地よい。ここからは長野までのホームライナー的様相をみせ、指定席も結構、乗ってくる。

ぐんぐん標高を上げ、トンネルを抜けて、姨捨。日本三大車窓。急カーブを描いて善光寺平に降りてゆくわけですが、眼下に川中島の夜景が見えます。山側の席から見ると、カーブを曲がるたびに向こうの窓ガラスに長野の夜景がぐんとフレームイン、まるで飛行機が夜、旋回しながら空港にアプローチしてゆくときの光景に似ている。
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定刻に5分遅れて長野着。乗り換えが待っています。

ホームへ降りる、エレベーターで上へ、改札を出る、エスカレーターを二本乗り継いで、地下へ。長野電鉄、長野駅。すぐに出る特急「ゆけむり」で信州中野へ向かいます。

今回の目的地は信州中野。 「ゆけむり」は元、小田急の特急車両。両端は展望席です。帰宅時間帯ですが、発車10分前にガラガラ。展望席も一番前を確保。しかし、足元は狭い。展望席で眺望が良いからその分、足は我慢しなさいね、ということらしい。

地下区間を展望席で飛ばしてゆくのは新鮮。市役所前、権藤と帰宅客がどっと乗り込み、盛況。

地上に出るも真っ暗。須坂、小布施と通って約40分で信州中野に着。

雪が除雪されて余計に多く積もっているように見える。

リハのために翌日の本番の会場に行くのですが、会館の駐車場がカチコチに凍った雪、危うく転倒しそうになるのを必死で腹筋で支えて何とか、持ちこたえる。そんな一日目。

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3 10月

栗林公園

高松でのライブの翌日は栗林公園へ。
名古屋で関わる合唱団の一員だった方が高松にいらっしゃり、栗林公園のボランティアガイドをもされているということで、朝一番にホテルに迎えに来てくださり、清々しいお庭をご案内いただきました。
都会の中にぽっかり空いた緑の静かな空間、という栗林公園。背景の山と言い、そこから落ちる滝と言い、薬園、樹齢何百年の松、どれもこれもガイドあってのより一層感じ入る時間となりました。
栗林公園はぜひボランティアガイドさんにしっかりガイドして貰ってください。印象が全く違います。
私も栗林公園は二度目でしたが、ガイドの有無でこんなに違うのか!と思いましたので、オススメ。

因みに、背後の山から落ちる滝は人工のものだそうで、その昔はお殿様がお客様を連れていらっしゃる時は周囲の農民などが駆り出されて桶で山の上まで水を汲み上げて滝に水を流して風流を演出した、ということ。栗林公園の滝は今は機械で水を汲み上げて流していますが、開門と同時に流し始めて閉園後に止める、とのこと。へぇぇ。

真ん中にハートの躑躅がありました。
でも、人工ではなく、たまたま隣り合った椿がこのような形に成長したとのこと。

老松、赤松、黒松、そして一億円相当の価値とも言われる松、赤松と黒松が半々になった夫婦松…まったく人工ではなく、自然にできたものを庭師さんが剪定で形を作り、整えているとのこと。
紐や針金で枝を曲げたりは一切しない、ということで、365日毎日手入れしても公園内のすべての松の手入れはやっとのこと、とか。だから毎日、どこかで庭の手入れが行われているのが栗林公園。

へぇぇ。

帰りは船にしました。

直島にちょっと寄って水玉の南瓜を見て、宇野〜バスで岡山〜在来線で名古屋と帰りました。


なかなかの旅でした。
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