1983年12月

1983年12月25日

真の「利益」はコストである

1983年初稿
「古典派経済学、あるいは会計士や株式市場が利益としているものは真のコストであり、企業存続のコストである。今日利益をあげている事業が金食い虫になるという未来のためのコストである。したがって、経済における富の増殖能力を維持するためには、とりわけ今日の雇用を維持し明日の雇用を創造するためには、資本形成と生産性向上が不可欠となる。」
『すでに起こった未来』第4章「シュンペーターとケインズ」より

pfd at 11:07|PermalinkComments(0) 「物見の役」の晴眼