Gamma-Pix


執筆(author) - DDN: coodoo

各地域の放射線量、放射線・放射能についての基礎知識など既存の計測データを集約してグラフや地図に可視化、各分野の専門家が60人以上集まって、ボランティア活動を続けている「radmonitor311「放射線量モニターデータまとめページ」。

以前p4jでもご紹介、方々でもかなり話題になったので訪れたことのある方も多いと思われるこのサイトの主催である一宮氏(@ichimiyar)が、現在各所で別々に行なわれている放射線計測をネットワーク化し計測方法を統一することで、国民がより安全を確保できるのではないかと訴えています。

同氏の呼びかけがPDFにまとめられているので是非一読してください。

放射線測定装置を普及させて役に立たせるために: ネット対応、校正、安価、階層化、で出来る事としたい事。http://bit.ly/jTp0ILless than a minute ago via web Favorite Retweet Reply



Gamma-Pix2この中で言及されているiPhoneアプリケーション「Gamma Pix」がかなり衝撃的です。

製品サイトによるとすでに米国及び国際特許に出願されているアプリケーションで、iPhoneやWebカメラに搭載されているセンサーに放射線(ガンマ線)を計測させることのできるもの(上画像参照)。現在、市販の放射線検出器は非業務用でも高価なものになるために、これが実現すればiPhoneに当然搭載されてあるネットワーク機能、そして計測地点を通知するGPSと組み合わさって、効率的に大規模な放射線観測情報網を構築できると一宮氏は訴えます。

しかしながらこのアプリケーションは現在、医療機関・警察・消防。軍関連のためにリリースされているもので個人向けは開発中とのこと。それまでの間に、是非、放射線計測を行っている方は一宮市に御一報頂き、計測環境とデータの共有を、そしてサーバー運営会社の方はインフラの提供を、そしてiPhone・Andoroid携帯のメーカーは導入の検討をお願いしたい。福島県は、福島第1原発の周辺住民約15万人を対象に、今後30年間にわたって放射線の影響を追跡調査する方針を固めました。発電に関わらず、原子力に関わる世界中の企業、政府、国防機関にとっても広範囲なデータ収拾はあらゆる意味で有益なはず。

「自分なら〇〇ができる!」という方は、是非、一宮氏(@ichimiyar) まで御一報を。

TVを見ていると、すっかり日常を取り戻しているかのように見えますが、福島第一原発の状況はいまだ改善されておらず、浜岡や他のプラントでもトラブルや漏洩が問題視され政治も迷走しています。東電や政府が発表するデータを検証し、子供たちが生きていく未来の日本に責任を持つ意味でも、ひとりひとりが声を上げ、このようなプロジェクトを是が非でも成立させる必要があるのではないでしょうか。