南三陸こども夢花火


東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で、8月13日(土)「南三陸こども夢花火」が開催される。

この花火たちは、地元有志による実行委員会がWeb上にショップを出店し、こども夢花火の≪思い≫を商品として販売、実施に必要な2,000万円分が完売したことによって実現しました。

瓦礫の中での開催の為、駐車場の確保、安全な高台の観覧場所等が十分になく、対象は南三陸町民限定で開催されますが、その模様はUstreamで配信されるそうです。

【開催日詳細】
開催日時:平成23年8月13日(土) 18時30分~20時10分
開催場所:宮城県本吉郡南三陸町

■ 【公式】南三陸こども夢花~ustream配信~



■ 【公式】南三陸こども夢花火~10年先の花を咲かそう~ こども夢花火実行委員会公式サイト ‘宮城県南三陸町で鎮魂・追悼、そしてこども達へ贈るかけがえのない夢花火 ’ 

【こども夢花火】とは

亡くなられた方々への追悼と鎮魂を祈り、そして未来の南三陸町を築き上げる、こども達への思いをのせた、南三陸町民のために 打ち上げる花火なんです。



もともと、花火には 追悼や鎮魂の意味があるんです。

この小さな町一番のイベント、 一年に一度の 夏祭り花火大会…

私達の町、南三陸町は 毎年夏には恒例の花火大会が催されておりました。
それは、今から50年前以上に被災した、‘チリ地震津波’の時に、亡くなられた方々に対して、鎮魂の意味で花火が打ち上げられたのが始まりだそうです。



だからこそ、今年に花火を上げたいんです。




あの3月11日を境に、すべてのものが無くなりました。

家・財産・仕事、そして大切な仲間達…
今なお、行方がわからない方々も大勢いるんです


誰もが 絶望の中で 前を向いて進むことができなかったと思います。


そんな絶望の中 大人たちは今ある現状を生き抜くことに夢中で、笑顔で話をすることすら不謹慎なことのように、日々を過ごしていました。


そんな時、こんな過酷な状況の中でも、どの避難所からも 元気な笑い声があったのです。


そう、こども達でした。


未だ家族が行方不明のままのこども達も、笑っていました。
きっと、今ある現状を きちんと理解していないのかもしれません。


卒業式、終業式、家族旅行などの当たり前の生活・・・・
いつもなら 当たり前に 過ごす日々を、子供たちに いくつもの我慢をさせてきました。
そして これからも そうなのかもしれません・・・。


何かひとつでもいいから こども達に 思いっきり楽しんでもらえることはないのか・・・


「こども達に 花火をみせてやりたい。」


たった それだけの言葉で 始まりでした。。






「花火を見せるお金があれば、もっと他に良い使い道があるのでは?」


確かに、そうなのかも知れません。


ですが、花火を打ち上げるという 一つの 作業は、みんなの力が合わされなければ 絶対に実現できないんです。
だからこそ、そんな時だからこそ皆で力を合わせて、『花火を打ち上げる』事に意味があるのではないでしょうか?




南三陸町のこども達は、以前よりだいぶ少なくなってしまいました。

集団非難や家族が南三陸町を離れるために、他の学校へ転校した子供達が沢山います。



もしも 夏に花火を打ち上げられれば、離れ離れになってしまったこども達が、もう一度再開できるかもしれません。


いろいろなことを我慢してきたこども達に その日は 思いっきり楽しんでもらいたいのです


そして、夏には ‘以前のように’ 花火が見られる。
そんな ‘当たり前の環境’を、こども達に用意してあげたいんです。



そんな思いをもった地元有志10人くらいで、何度も何度も話し合い、そして行動し、こども達に 夏には花火を見せるため 頑張っております。



私達は 子供たちの前向きで無邪気な笑顔に、癒され そして 少しずつだけど、歩みを止めることなく進んできました。


こども達が この町に対して ‘夢’ を持ち、そしていつの日か 必ず復興するこの町を 背負っていってもらいたいと思っております


こども夢花火


この思い 沢山の方々に 届きますように・・・