東日本大震災の被災地では猛暑が続き、生活環境の過酷さが問題になっています。

避難所では

● ハエなどの害虫の大量発生が深刻など、夏場で悪化する避難所の衛生環境を抱えるため、網戸のない避難所は戸窓を開けることができない
● 津波で室外機が流されエアコンがない
● 扇風機は一斉につけるとブレーカーが落ちるため、各教室で2台ほどしか動かせない
● プライバシーを守るために段ボールを使用しているので、その風も届きにくい。

というなか熱中症が深刻な問題になり、総務省消防庁によると、岩手・宮城・福島の3県で7月の熱中症(救急搬送者)は例年の4~5倍の計1098人に。8月はすでに202人を数えています。

仮設住宅など、エアコン設備が備え付けられている場合でも、生活費の心配から電気代がかかるエアコンが使えない状況に。

11日で震災から5ヶ月たった現在もなお、被災3県の失業手当を受給できる「離職者」が14万人を超えるなど、失業手当を受けられない被災者を含めると実際の失業者数はさらに膨れ上がるとみられます。

震災後、被災地の復興に貢献してきた自衛隊、各国の援助隊が撤収した今、安定した雇用の創出と「経済を動かす」ことが深刻に求められています。