2006年12月25日

『リトル・ミス・サンシャイン』〜幸福の黄色いミニバス〜

lms『リトル・ミス・サンシャイン』公式サイト

監督:ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス
出演:グレッグ・キニア トニ・コレット スティーヴ・カレルほか

 

【あらすじ】(goo映画より)
アリゾナに住む小太りなメガネ少女・オリーヴの夢は、ビューティー・クィーンになる事。コンテストのビデオを研究したり、大好きなおじいちゃん指導の元、ダンスを特訓したりと訓練に余念がない。そんな彼女の元に、朗報が舞い込む。カリフォルニアで行われる“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに繰り上げ参加が決定したのだ!問題だらけのフーヴァー家は、家族6人ミニバスに乗り込み、一路コンテスト会場を目指すが…?!
 

今年は21年ぶりに邦画の興行収入が洋画を上回ったそうです。
『キネマ旬報』に載っていた日本映画の興行収入ランキングを見てみると、
その中で私が見たのは『ゲド戦記』と『THE有頂天ホテル』しかなかったのですが……
個々の作品の良し悪しは別の話として、観客の「(潜在的)需要」にヒットしたからこそ、
日本映画がここまで躍進したのだと思います。

興行収入のランキングに関わるのはシネコン系の作品ばかりですが、
ミニシアター系で大ヒットした日本映画といえば『蟻の兵隊』がありました。
十三の第七藝術劇場があれほど混雑していたのは、後にも先にも見たことがありません。
去年は『ヒトラー〜最期の12日間〜』が大ヒットしたりと、
やはり戦争映画は「潜在的需要」に応えているからか、確実にヒットしていますね。

対するアメリカは、マスコミなどで言われているところの「負け組」にクローズアップ
した映画に潜在的需要があるようです。
去年は『サイドウェイ』や、そして便乗気分が丸出しのタイトルだった『バス男』
という作品までありましたから。
韓国映画の「負け組」映画もかなり充実していて、今年の映画だけでも、
『クライング・フィスト』や『春が来れば』といった、
チェ・ミンシク主演の二作品も素晴らしいものでした。

そして忘れてはならない「負け組」映画といえば『グエムル−漢江の怪物−』です!
怪獣映画、社会風刺など、ありとあらゆる要素をぶち込んだ映画なので
見逃してしまいがちなのですが、この作品には「家族映画」という切り口もあるのです。
それぞれの持てるもので怪物と戦う家族四人のアンサンブルは神がかっていました。

「家族映画」のよしみか、『リトル・ミス・サンシャイン』を見ていると、
『グエムル』にいろいろとかぶってくるシーンもあります。
今年の映画は『硫黄島からの手紙』で事実上打ち止めだと思っていたら、
こんなサプライズ作品があったとは!というほど、面白い作品でした。
家族映画としてなら、『グエムル』となんら遜色ない出来だと思います。
今年公開されたアメリカ映画でも最良の部類に入るでしょう。
見た後は、良い映画を見たという充実感でいっぱいになってしまいました。
こういう映画は大好きなので、もう一度、年始にでも見たいぐらいですね。

(以下、ネタバレがあるので未見の方はご注意ください)



『グエムル』を思い出させたのは、ミニバスに走って乗り込むするくだりです。
ただ、『グエムル』では白いワゴン車だったのが、『リトル・ミス・サンシャイン』では
黄色いミニバスなっていました。黄色には「正義」など、おおよそプラスイメージ
があるというのもポイントになるでしょうね。

病院でのひと騒動も『グエムル』と似ています。追っ手がこないかと、
緊迫感あるシーンでもありました。
監督はPV出身の監督だそうですが、この手の監督が陥りがちな、
独りよがりな映像にはなっていません。
あくまでも奇をてらわない画作りに撤していました。

それに、登場人物の感情を丁寧にすくい上げる演出が、変人ばかりの家族を、
愛おしいものとして見せるマジックとして機能していました。
家族のキーパーソンとなっているのは、ただ一人まっとうな母親。
そしてエロ発言てんこ盛りの祖父になるでしょう。
後半の祖父の死が、家族を突き動かしたとも言えます。

劇場にはニーチェとプルーストの関連本が売られていたのが不思議だったのですが、
作品を見て、それが劇中に引用されているからだとわかりました。
この二人の共通点を挙げるなら、二十世紀の思想・文学の礎となった人
であることでしょうか。

ただの「負け犬賛歌」ではないのがこの作品の素晴らしいところでもありました。
たとえ何が起ころうとも、それぞれの人生に向き合うことの大切さを
面白おかしく伝えているのが良かったと思います。



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この記事へのコメント

1. Posted by パピのママ   2006年12月25日 23:16
こんにちは!、TB有難うございました。
思いがけずに、今年の締めくくりにいい映画を観ることができました。
「シャーロットのおくりもの」も良かったけれど、こちらの方が私には、心が温かくなりました。
2. Posted by 丞相   2006年12月27日 21:24
>>パピのママさん
こんばんは、こちらこそTB&コメントありがとうございます。
この映画のように、思いがけずに良い作品にめぐり会うとうれしく
なってしまいますね。本当に、見た後もしばらく余韻にひたれました。
3. Posted by 狗山椀太郎   2006年12月31日 12:40
こんにちは、年末の慌ただしい時期にすみません。
『硫黄島〜』以降も興味深い映画が出てくるものですね。
本作は私にとっても、ちょっとしたサプライズ鑑賞でした。
(実はこの後に、ナナゲイでホウ・シャオシエンの『非情城市』を見たのですが、それについては年明けに感想を書くことにします)

『グエムル』との共通点については、全く思いつかなかったです。
でも、言われてみると「なるほど!」と思える部分を指摘しておられますね。流石です。家族の死が期せずして「笑い」につながってしまう点も、似ているといえば似ているかも・・・。
4. Posted by 丞相   2006年12月31日 14:14
>>狗山椀太郎さん
こんにちは、いつもお世話になっております。
私もナナゲイで『非情城市』を見ようと思ったのですが、
夜の十三が怖かったり、1月4日にも上映があったり、
さらにその先、大阪でもホウ・シャオシエン映画祭があるのでスルーしてしまいました。
この作品こそ、一度スクリーンで見たいと思っているのですが。とにかく食べるシーンが異様に多かったのをいまだに覚えています。

それで『リトル・ミス・サンシャイン』ですが、
本当に面白い作品でしたね。家族の死が笑いと団結につながるのは、『グエムル』とも似ていると思います。
祖父のダンスレッスンが、ラストに生きてくるのも心にくい演出でしたね。
5. Posted by rabiovsky   2007年01月13日 00:44
こちらもTB&コメントありがとうございます。
『グエムル』のミニバスの件は足の遅いペ・ドゥナが乗る部分ですね。
オリーブはペ・ドゥナとは身長も体重も違いますがペ・ドゥナが少女時代に
オリーブを演じていたらあのようになったかもしれませんよ(笑)
舞台でおじいちゃん秘伝のダンスを披露していたはず!
もちろん『春クマ』の時のようにメガネをかけて(笑)
そういわれると『グエムル』に似ているところがありますね。
アソンちゃんはあんなダンスはしませんけどね(笑)
ラストにミニバスで駐車場のバーをぶち壊して進んでいくところ
は爽快で解放感溢れるシーンで「負け犬」やら「勝ち馬」を軽々と
超えていて見ていて気持ちが良かったです。
映画館でニーチェとプルーストの関連本が売ってたんですか!
なんかスゴイな〜 私が見たところには売ってなかったですよ。
6. Posted by 丞相   2007年01月13日 19:06
>>rabiovskyさん
『グエムル』はどこをとっても見どころばかりの作品なのですが、
病院から抜け出すシーンは面白かったですね。
ゆるい感じの音楽も、『リトル・ミス〜』と似ていたと思います。

私はラストの、駐車場のバーを壊して進むシーンの次の、
伯父の猛ダッシュがツボにはまって、
これまた『ブロークン・フラワーズ』のラストや、
『頑張れ!グムスン』のペ・ドゥナのダッシュを思い出してしまいました。
「Winner」「Loser」といったつまらない言葉を超えたところに、
この映画の魅力がありましたね。
7. Posted by リーチェン   2007年01月16日 15:28
丞相さん、TB&コメントありがとうございました!

なるほど〜『グエムル〜』を彷彿させるといえばそうかもしれませんね。
おじいさんの死が悲劇から喜劇に変わっていくのも、『グエムル〜』でもお葬式のシーンでずっこけましたから(笑)

おじいちゃんの濃いキャラが、おじいちゃん亡き後のダンスでさらに強烈に色づけされていましたね(爆)
ほんとうにいとおしい家族でした♪
8. Posted by 丞相   2007年01月17日 21:44
>>リーチェンさん
こんばんは、いつもお世話になっております。
ワゴン車を押して発車させるシーンが印象に残る作品でしたね。
キーパーソンがおじいちゃんだったことが、『グエムル』を思い
出させました。この作品ほど、見た後はいい気分になれるものは、
それほどないと思います。
9. Posted by カヌ   2007年01月18日 23:56
こんばんは、やっと観ました〜
『グエムル』はダメ家族ってところは共通してるとは
思いましたが、ご指摘の点、納得です。
ラストのコンテストは普通なら成功して盛り上がる
ところなんでしょうけど、ああいうのもアリですよね。

10. Posted by 丞相   2007年01月20日 09:51
>>カヌさん
こんにちは、いつもお世話になっております。
ミニバスに乗っていると検問に引っかかるくだりも、『グエムル』と
似ていましたね。そこでも小道具が効いていて良かったと思います。
ラストのはじけっぷりがあることで、この映画の後味もさわやかに
感じました。本当に、これほどの面白さの映画はなかなかありませんね。
11. Posted by 真紅   2007年02月01日 10:41
丞相さま、こんにちは。TB送らせていただきました。
『グエムル』との相似点は、貴記事を拝読して初めて気付きました。
全く違うタイプの映画ですが、似てるなんて面白いですね。
私が観た劇場でもニーチェとプルーストの本が売られていて、むっちゃ場違いでした(笑)。
でもこの映画観て、買う人いるかもしれませんね。そこがまた面白いところです。
ではでは。
12. Posted by 丞相   2007年02月04日 00:19
>>真紅さん
こんばんは、TB&コメントありがとうございます。
ダメ家族がダメなりに力の限りを尽くすところが、
『グエムル』と『リトル・ミス・サンシャイン』で似ていたと思います。
家族映画としてなら、どちらも素晴らしかったですね。
この映画の影響で、ニーチェとプルーストの関連本が売れなさそうですが、
ラストの、叔父のプルーストにかこつけた言葉に私はぐっときました。
もしこの作品が『硫黄島からの手紙』や『バベル』を押しのけて
アカデミー作品賞を取れば面白いことになるでしょうね。

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