08.12.23 熱海逍遙〜にっぽん丸スペシャル(人車・軽便鉄道コース)〜

熱海に、にっぽん丸が入港するのを記念に色んな催し物が開催。その一つ、「人車・軽便鉄道ウォーキングと「にっぽん丸」船内見学」に参加。ボランティアの方のガイドと一緒に、10名程度のグループで熱海の街を散策。

いやぁ、面白かった。熱海は何度も来たことあるんだけど、やっぱり地元のガイドさんと回ると色んな発見が。

人車・軽便鉄道
その昔、熱海−小田原間に人車・軽便鉄道と呼ばれる交通機関があったそうで、人車とはレールの上を走る客車を人が押して移動させる乗り物。軽便鉄道は、その人車を機関車で牽引するようになったもの。
参加する前、人車・軽便鉄道とは何か全く知らなくて、ちょっと調べて行ったんだけど、なるほど、駅前の足湯の所にある機関車は軽便鉄道の機関車だったのか!と(ちゃんと説明を読んだら書いてあるんだけどね)。
そして、人車の熱海駅跡地。なんと、南明ホテルが人車熱海駅の跡地だった。南明ホテル、泊まったことあるんだよね(別館だけど)。

熱海温泉
無色透明で有名な熱海温泉。硫黄分が含まれていない事から、その蒸気が肺病に効くとされ、昔は湯治の為の温泉だったそうで。(その湯治に行くために出来たのが人車・軽便鉄道)

海岸、漁港
しばらく来てなかったうちに、海岸になにやら見慣れぬ噴水のようなオブジェが。なんでも、熱海の砂浜、恋人の聖地に認定されたとの事で(確かに、夜の砂浜のライトアップは素晴らしい)、それを記念したモニュメントだそうな。(恋人の聖地は日本全国各地にいくつかあるらしい)
そうそう、熱海の砂浜。大昔は普通の砂浜だったのが護岸工事で砂浜じゃなくなって、それを近年、大改修して砂浜にした人口海岸なんだけど、その人工砂浜の費用、1億かかってるそうです。
あと、現在、海岸の拡張工事を行っていて、また海岸が広くなるらしいよ。
熱海漁港、なんでも近海に海底遺跡があるそうで、そのおかげで、現在は漁港よりも、ダイビングのメッカになっているそうです。で、漁港に行ってみるとビックリ。ダイバーが50人ぐらい居て、スポットに向かう漁船は、これは満員電車かと思うぐらいダイバーがぎっしりのって出港。その近くの海の海鮮系の食堂はダイビングから上がった人で大にぎわい。意外な発見。
そうそう、ウオミサキホテル、一回つぶれて、現在は運営先が変わって営業をしてるそうで。知らなかったよ。

そんな感じで、いつも通り慣れた道を歩いたり、今まで通ったこと無い道を歩いたり、通り慣れていた道でも、何気なく通り過ぎていたホテルがそんな由緒正しきホテルだったのか!とか様々な発見。
熱海は、史跡や名所が隠れスポット的に多数あるので、ガイドブックとかでは見つけづらくて、通なスポットを見つけられるのはガイドさんと回ってこそ。
で、こんなに色んなスポットが密集してあると、クイズ形式で名所を探して回るトレジャーハント的な町歩きの企画も面白いかもね。
あと、おぉ!と思ったのは、そこら中でガイドさんの知り合いに出会うこと。一緒に回っている自分たちもちょっぴり有名人気分。

ガイドツアーは、ガイド本には載っていない地域に密着した四季折々の話が聞けるので、大変有意義です。熱海では、イベント的に無料のガイドツアーもよく開催されているので、利用してみてはいかがでしょう?
オンたま(熱海温泉玉手箱)


にっぽん丸
熱海城とにっぽん丸船首船尾

熱海に、にっぽん丸が入港。そして、その記念の街歩きツアーの締めがにっぽん丸船内見学。にっぽん丸、熱海港に唯一着岸出来る大型豪華客船(飛鳥とかぱしふぃっくびいなすとかは港の深さの関係で入港できず)。
にっぽん丸は熱海の花火大会と連携して寄港して、昼は熱海観光をして、夜は夕方には出航してディナーのあと、船上から花火を見ると言うクルーズ。

初、豪華客船。
えーと、船内を色々見せてもらった感想、「船内に入ってしまうと、デッキに出ない限り船っぽさはなくて、まるで苗場プリンスとかの観光ホテルみたい」。ま、そもそも豪華客船なんて動くホテルみたいなものなんで、そういうコンセプトなんだと思うけど、なんと言うか、それは船ならではの楽しみじゃなくて、ふつうにホテルに泊まればいいんじゃないの?って感じ。やっぱり、船って、2等の座敷があったり、謎のじゅうたんの公室があったりしてこそなんじゃないかなぁ(全く以て、船ヲタの考え)。

そんな感じでにっぽん丸で気づいたこと。
・天井低い。船だから当たり前なんだけど、国内定期航路のフェリーとかより天井低いイメージ。

・レストランは1つのみで料理のクラスは、客室のクラスに依存しない1クラスのみ(上等客だからディナーが豪華になるとかはないらしい)。

・ヘリポートがない。海外航海にも行く船なのにヘリポートないんだ、とちょっと意外(日本国内の沿岸航路の船でもヘリポート付いてる船はあるにに)

・トン数の割に小さい。要は昔の古い船は重い。(氷川丸ですらあの大きさで1万トンだからね)

・プールは屋内だけど、天井が開閉式。豪華客船と言えばプール。見学の順番が最初屋上デッキからだったんで、天井が開閉式になってるのに先に気づいて、これはなんだ?と思っていたらプール用だったと言う。
船内プール

・テンダーボート(渡し舟)を2艘自前で持っていて、救命ボートと同じように釣り上げで持っている。
あさなぎあさなぎ2救命艇

・デッキには輪投げが(豪華客船のデッキと言えば輪投げでしょ)。しかし、デッキの総面積はそんなに広くない(総面積ではさるびあ丸とイイ勝負な気がする)。デッキチェアに「1st class only」と書いてあったり。
ファンネル

・1階と2階に乗船用の収納式タラップを自前で持っている。通常は2階のメインエントランスに繋がるタラップを使うらしいんだけど、熱海では何故か1階のちっこいタラップだった。

・乗組員が救命ボートのペンキ塗りや、ファンネルのチェックとか絶賛作業中。定期航路の船だったらドック入りしてやっているであろう作業を寄港中に実施。そういうタイミングでやるのかって驚きと、甲板員の他にもしかして修理用の乗組員も乗ってるのか?って疑問。
ファンネル作業マスト作業

・熱海港には2船のタグボートで入港。初島行きの船の向かいの新しく出来た埠頭で防波堤の内側で入り組んでるんで自力では無理。次回は、船内見学ではなく、出迎えor見送りに行こう。
ナナハン岸壁タグボート

・出航時には、よくある紙テープでの見送りセレモニーがあるそうで。先週、大島に来たときは、雨のせいで見送り客が少なくて、陸側の紙テープの持ち手が少なくて困ったそうな。


おまけ、東海汽船セブンアイランド「虹」(ボーイング929)
虹ピカピカ虹船首虹船尾

何度も乗ったことあるジェット船。にっぽん丸の見学に向かうときに出港を見かけて、見学終了後に回りをウロウロしてから戻ってきたら、大島から戻ってきた虹と再び。
しかし、竹芝で見てるジェット船とはなんか違って、前方がピカピカ光ってるぞと思って、入港して近づいてくる虹を待っていると、なんとー、水中翼を完全に上げた状態で入港。
水深の関係か、はたまた、速度の関係かはよく分からないけど、大島港の入出港は水中翼を上げた状態なんだね。水中翼を上げてる虹、初めて見たよ。ある意味、にっぽん丸より興奮。
水中翼って、あんなにピカピカなのか。

さらにおまけで、熱海で見かけた船たち。
ゆーみんあるふぁ熱海湾遊覧船「ゆーみんあるふぁ」
出発時刻とか公開されていますが、お客が集まるまで出港しないとか結構ルーズに営業中。

イルド・ヴァカンス3世初島航路「イルド・ヴァカンス3世」
船内半分ぐらいオープンデッキになっていて、イメージ的には水上バス。



Posted by RST at 2008年12月26日 12:52│Comments(0)
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