09.09.13 グアムセスナ操縦体験

前々から興味のあったセスナの操縦体験。貯まっていたNWのマイレージを使ってグアムでセスナの操縦体験してきました。

A380まずは成田出発前。A380が見たかったんで、始発のエアポート成田で空港入り。結構、早着率の高いシンガポールからのA380、果たして今日はどういう状況だ?とちょっと心配して第1ターミナルの展望デッキに上がっていくと、レストラン付近で移動しているA380を発見。どうやらちょうど着陸したところで、これから南ウイング 第4サテライト ゲート46へ移動するところらしくダッシュで展望デッキへ。
てなわけで、着陸の瞬間は見られなかったけど、ナイスタイミングで展望デッキを横切って南ウイングへ向かうA380に遭遇。その後、展望フロアの端っこから、A380専用ゲートのゲート46へ付ける姿を遠くから観察。
ずんぐりむっくりのA380の機体はカワイイよ。でも、この機体の神髄は実際に乗ってこそなんで、いつかは搭乗を。

さて、A380のお出迎えも落ち着いたので、ローソンで朝ご飯を買って飛行機を眺めつつ朝ご飯を食べていると、何やら、団体さんが、展望デッキへ。最初は、ツアーの団体中華なお客さん達かと思って、無視していたら、ふと気づくと全然違う雰囲気に。
おぉ、なんかドラマの撮影してるよ。で、役者さんは誰?と思ってみると、みっちーこと及川光博が。
で、ちょっと様子を見ていたんだけど、別に周りのお客さんの人払いをするでもなく、自然な感じで、デッキで飛行機を眺めるみっちー撮影中(飛行機のタイミング待ちっぽい)。そして、周りのお客さんも特に騒ぐでもなく、普通に飛行機を見てる感じ。特に、平日の朝早いにもかかわらず朝からガッツリ居るカメラを構えた航空ファンはみっちーのすぐ近くなのに、みっちーには見向きもせず撮影に夢中(確かに朝はカーゴ機がいっぱい居て、色んな機体を撮るにはいい時間だと思った)。
そんなわけで、自分もデッキで写真を撮る観光客として、遠目の背景として混ざってきました。

記念撮影さて、本題。今回参加した操縦体験はこちら、
MICRONESIAN AIR http://guam.at-ninja.jp/
の【標準体験操縦飛行】190ドル
飛行時間 約35分(所要時間 約2時間30分)コースをチャレンジしてきました。
遊覧飛行、操縦体験はもとより、ライセンス取得の講習も行っていて、非常にリーズナブルに操縦体験できます。
まずはホテルにピックアップ。ふつうの自家用車(ライセンス取得のために宿舎に泊まり込みで来ている人のために会社で数台レンタカーを格安で営業しているらしい)でお出迎え。それまでが、ツアー参加の為のバスばっかりだったので、米国に行ったときはいつもレンタカーだった自分的には、非常に懐かしい感じ。

そして、申込用紙を書いてから、出されたコーヒーを飲みながら講習ビデオ。
が、このビデオが、FSXとかのフライトシミュレーターやっていた人的には結構衝撃的内容で、計器の説明は一切無し。姿勢制御とかは、周りの景色で感覚的につかみましょう的な内容。これは、人によって向き不向きがあって、自分みたいに飛行機の知識があると、えー大丈夫なの?と思うけど、全く知らない人には何となくでいいんだ、と言う安心感。
んで、制限区域立ち入り用のIDを貰って、駐機エリアへ。

機体機体と管制塔
フライト直前。ミニマムな仕業点検をしたあと、記念撮影して機体に搭乗。機体はセスナ172M 機体番号:N80328
ここの会社のいいところは、一緒に行った同乗者の追加料金が要らないこと。他の会社は、体験操縦する人の料金の他に、後席に見学で乗る人は遊覧飛行と同じぐらいの料金が追加で取られる所が多いので、写真とか撮ろうとすると絶対同乗者に後席で撮ってもらうしかないので、この料金体系はとってもリーズナブル。
ちなみに、これから後の画像のパイロットはすべて友人です(自分で自分の写真は撮れないからね)。

着席そして、搭乗。「ハイどうぞ」と言われたのでてっきり左席の主操縦席だろうと思ってそっちに座ろうとしたら、謎のクッションが置いてある「あ、右側です」と。うむ、確かに計器を見ないでいいなら、右でも左でも関係ないんだけど、やっぱり気分的に左だよなぁ。
で、謎のクッションは、普通に座ると目線の位置が低くて前方視界が悪いので、視界確保の為に用意しているそうな(確かになぁ、FSXでやってるときも、計器があると前方視界悪いもんなぁ)。あと、後で聞いたら、右に座るか左に座るかはその時の担当インストラクターによっても違うそうな。
エンジン始動前。エンジン始動する前にペダルやヨーク(操縦桿)を実際に動かして、操作の感覚を。
で、初めて知ったこと。ペダルは足を離したら中立に戻るのではなく、離した時点の状態をキープしているので、センターに戻すには逆を踏み込んであげないといけないと言うこと。確かに、こっちの方が、踏みっぱなしにしなくていいので便利な仕様だ。

てな感じで、準備が整ったら、ヘッドセットを付けて、インストラクターがタワーに許可を取って滑走路に向かってタキシング。
えーと、ほとんどすべてにおいて、シミュレーターより実機の方が簡単だと思ったんだけど、そのなかで一番簡単だと思ったのは、タキシング。シミュレーターだと一定速度でタキシーするには、スロットルをちょいちょいいじったりブレーキを使ってたりするんだけど、実機はあまり何も考えず定速でタキシー。

そうそう、ヘッドセットを付けているので、タワーとの無線交信も聞こえるんだけど、グアムのタワー、結構、現地訛りです。

そんな感じでタキシーウェイからランウェイに一時停止もせずそのまま入って、自らの手でフルスロットルにして、インストラクターの合図でヨークを引いて離陸。グアム空港は、昼間の時間帯、旅客機の離発着が全くない時間帯があるので、その時間帯はタワーもなんでもOK的な感じらしい。

離陸
離陸動画
計器を見ていない(見られない)のでよく分からないんだけど、6Rを55knotでヨークを引いて、たぶん、500ft/mで上昇。そして、上昇しながら右旋回して、方位240を目指して1600ft、速度90Knotで水平飛行。
高度計器虹
高度1600ftは、地上高的には1000ftぐらいで見た目的にはかなり低いところを飛んでる感じ。そして、スコールだったので上空から虹が。

旋回
30度バンク旋回1旋回2
まずは、軽くインストラクターによる上昇下降左右旋回のデモを見た後、自らの手で30度バンクで右360度、左360度、そして、8の字旋回を体験。
あのぉ、この機体の旋回計壊れてない?自分で操縦しているときは見ている余裕は無かったんだけど、後席で見ていたら、旋回計がボールは動いているんだけど、傾きが動作していない感じ。ま、傾きは姿勢計で分かるので無くてもいいって言えばいいんだけど、法的な整備基準ってどうなってるんだろう?
そんな感じで、旋回は、旋回中の緩やかな下降とか上昇は計器を見ていないと分からないんだけど、バンク角は景色を見ていれば分かるので、確かに計器は要らないかなぁ、と。操縦体験中はインストラクターが手でヨークを引けとか右にとか指示してくれるので、それに従っていれば大丈夫だし。でも、前を見ていないで、観光気分で下の景色を見たりすると、傾けすぎたりするので油断禁物。
そしてこれまた、実機で初めて分かったこと。
30度バンクはそれほどきつくない。FSXやってるときは、いつも30度って結構きついと思って、20度ぐらいで旋回していたんだけど、実機で30度バンクで高度を保つのは意外と簡単(FSXの自家用飛行機チェックライドの定高度旋回を何度も失敗したのが嘘のよう)。
あと、ヨークの見た目の傾きと実際の機体の傾きは相関関係がない。たぶん風とかの外部要因のせいだと思うんだけど、実際にはヨークは右位置に傾いているのに、機体は左旋回していたりとか、なるほどね、と。

アプローチ
アプローチ1アプローチ2
旋回体験をしたあと、右旋回で6Rへアプローチ。う〜む、素人に滑走路にセンターに正対させるターンをいきなりやらせますか?いやね、操縦体験なんだから、大体、結構遠くから、滑走路に正対させて無難にストレートインを想像していたら、羽田16Lアプローチ並のギリギリターンを客自らコントロール。自動車でもそうだけど、どれだけ回したらどれだけ回るかって、経験に基づいた練習によるところが大きいので、それを初操縦で自分の操作で90度の状態から滑走路に正対させて下さい、と言うのは結構なチャレンジなんじゃないかと。
まあね、自分はシミュレーターでセスナはラフ操作で滑走路から結構ずれていても何とかなるって知ってるからいいけど、知らない人はドキドキものかと。

タッチアンドゴー
タッチアンドゴー動画
で、着陸の直前までお客さん操作で(その間、スロットやトリムをインストラクターが調節してくれていたんだと思うけど見ている余裕なんてなく)、着地の瞬間だけ、インストラクターが最終調整。あぁ、終わったぁ、と思ったら、自らの手でフルスロットルにして下さい、と。えっ、ゴーアラウンドするの?聞いてないよ、状態で、再び飛び立って、今度は旅客ターミナルのある方へ左旋回。
んと、自分が申し込んだのが半年以上前で(マイレージで旅行する都合上、早めに航空券を予約する必要があった)、その頃見ていたHPにはコースの飛行内容は詳細には書いてなかったと思うんだけど、帰ってきて再びHPを見てみたら、標準体験にはタッチアンドゴーが含まれますと。なんだ、そうなのか。

ファイナルアプローチ
グアム空港タモン湾
(一番上のカーキー色のホテルが泊まったホリデーリゾート)
ダウンウインドレグ着地PAPI
そして、タモン湾に向かって、今まで泊まっていたホリデーリゾートホテルとかを見ながら、ラストはダウンウインドレグからの教本通りの180度ターンでのファイナルアプローチ。当然これも客自らの操作で、90度で滑走路が見えている状態と違って、なんだか分からない状態からインストラクターの指示で左ターン、滑走路へ正対。しかしですね、自分、PAPIの見方とか知っているんで、下手にあっ高すぎるとか思ってヨークを押したりしちゃったんだけど、原則、アプローチ時にお客さんが操作するのはエルロンだけです。

滑走路タキシング
着地後のタキシング、これも客自ら。そして、駐機場へ向かうわけだけど、まだ結構な速度が出ている気がするのに、右に曲がって下さい、と。大丈夫か?思いつつもペダルを思いっきり踏むと誘導路へ無事進入。

カットオフ
これは二人で乗った順番の都合上、自分では行わなかったんだけど、最後、客自らエンジンを停止。
そして知ったこと。なぬぅ、セスナ、エンジンの停止、ミクスチャーレバーで行うの?確かにシミュレーターではミクスチャーなんかいじったことないしなぁ。

そんな感じで、降りたら変な汗をたっぷりかいてました。視界の広さ&Gが感じられる分、シミュレーターより断然簡単だと思う反面、リアルに命が掛かっているわけで、当然と言えば当然。
次回、またチャレンジすることがあったら、上級コースを狙いたいと思います。


Posted by RST at 2009年09月26日 16:08│Comments(2)
この記事へのコメント
結構、たくさん写真撮ったんだね。
Tシャツがびっしょりになるぐらい汗かいた。
パイロットは偉いと思う。
Posted by 山本 at 2009年09月28日 21:27
サイパンには、ヘリの体験操縦ってのもあるらしいよ。
Posted by RST at 2009年09月28日 22:02
  コメントは、管理者による確認後ブログに反映されます。(半角400文字まで)