10.02.13 ロイヤルウング バックステージツアー

ロイヤルウイング
横浜のレストランシップ「ロイヤルウイング」が、建造時の関西汽船の「くれない丸」だった時代から数えて50周年と言うことで、それを記念して、2月3月と船内の普段は入れない船員区画や機関室を見学できる企画「バックステージツアー」を開催。

てなわけで参加してきました。みぞれ混じりの小雨の中、ちょっと早めに大さん橋に到着すると、まだロイヤルウイングはランチクルーズから戻ってきて居らず受付もまだだったので館内を散策。
入港船尾
そうこうしてると、ロイヤルウイング到着。まずは軽く撮影。何度も見ているロイヤルウイングだけど、普段は大さん橋に停泊している別の船目当てで来ているてあまり真剣に見ていなくて、改めてきちんと見ると、ロイヤルウイングのお尻ってすごいカッコイイんだね。大型船にはないスマートなフォルムで。
タラップ
あと、手動式の自前タラップ。着岸してもやいを結ぶ前から準備を始めていて、今時の船なら電動なんだろうけど、この辺にも50年の歴史を感じたり。

パス
さて、受付に行ってみると、何故か名前で呼ばれるVIP待遇。へ、こちらから名乗ってないのに何故名前分かる?と謎だったんだけど、その謎は後に解明。受付したらパスと記念品をもらって、乗船まで少々待機。
なお、バックステージツアーは通常運行の合間を使っていて、次の出港の準備中に行われ、次の出港のお客さんが乗船されるのと入れ替わりに下船な感じです。

乗船
模型全景
集合場所のロイヤルウイングの模型の場所で待っていると、案内のスタッフの方が。スタッフは2名体制で、先頭で案内する人と、後方でお客さんを見守りつつ、船内のスタッフと見学ツアーの状況をトランシーバーで連絡する2名。
で、VIP待遇の謎解明。本日雨天の為、見学キャンセルがあったそうで、本日の参加者は自分も含め2組のみ。もう1組は3人組だったので個人参加の自分は必然的に名前が分かったと言うことらしい。
乗船する前はもっと船ヲタの人が参加するのかと思っていたんだけど、ヲタの方はレストランシップとかは興味ないのか、それとも告知が行き渡ってないのか、もう一組は普通の男女グループで、妙にテンション高くてノリノリで見学していたんで、一緒に見学していて楽しかったぞ。
乗船前に通常乗船ではあまり行かない船首部分へ。
で、一応カメラ持っていったんだけど、見学するのに夢中で肝心の所、全然写真撮ってません。

お土産ショップ
説明を聞いて始めて知ったんだけど、ロイヤルウイングの現在の親会社はなんとサンリオだそうで、お土産ショップは絶賛キティーちゃんと連携中。前には、吉本が親会社だった時期もあったそうで、その時は吉本色になっていたそうな。

シェフ
ロイヤルウイングの中華のシェフは日本には2人しか居ない、中国の著名な資格を持っている料理人だそうで、その勲章みたいなのがお土産ショップの横に。

船首ホール「カトレア」
昔は船倉だったところを2フロア吹き抜けに改造して作った大ホール。元々なかった窓も新設したそうな。吹き抜けなんで、船内とは思えない空間。

船員区画
なんと、ロイヤルウイング、レストランシップなのに離島・中長距離航路船と同じく、船長をはじめとする船員・甲板員は船内住み込みだそうで。船員住み込みなのは、元瀬戸内航路だった船の名残ですかね(船員スタッフは日本全国から住み込みで甲板員として集まっているそうです)。
てなわけで、当然、船内にお風呂とか、洗濯機とか、超生活感。一般客区画はクルーズ船なので全然感じなかったけど、船員区画に入ったとたん、ザ・船な感じになって一気に親近感。

船首
船首
次のクルーズの準備中のビュッフェ会場を通って船首部分へ。
そうか、ロイヤルウイング、もやいは巻き取り収納式じゃないんだね。収納ドラムの無い補助巻き取り機のみ。なので、巻き取ったもやいはデッキの床にぐるぐる巻き。
てか、錨の巻き上げ装置を始めてこんなに間近で見ました。

操舵室
操舵室は実は船内公開では定番コースなので結構色んな船の操舵室を見たことあるんだけど、おぉ、流石50歳、操舵輪が昔ながらの大型木製舵輪。
そして、なんと、ちょっと回してみてもいいですよ、と。
いやぁ、始めて本物の操舵輪を回してみたんだけど、舵輪、回せば回すほど重くなってくるんだね、知らなかった。てなわけで、30度キープとか結構重労働。さらに、手を離すとすごい勢いで0度へ。
エンジンテレグラフも昔ながらのDEAD SLOWとか書いてある、氷川丸にあるようなやつ。
あと、レーダー。おぉ、レーダーって、大さん橋のAバース側に停泊していても、大さん橋の反対側のランドマークタワーの方まで映るんだね。てっきり、大さん橋で電波が遮られるものだと思ってた。
でも、レーダーはちょっぴり旧式で、今時の他の船の針路予測とか出るタイプじゃない見たいです(横浜港は東京湾みたいに過密じゃないんで、これで十分なんだと思う)。

後部デッキ
一般乗船でも見られるんだけど、船尾に1艘だけ、どうみても公園のボートにしか見えない手漕ぎボートが救命ボートとして。瀬戸内航路だった時からこんなボートが救命設備だったのか不明だけど、このボートは不安すぎます(てか、スペース効率から言っても、自動膨張式救命ボートとかの方がいいと思うんだが)。

機関室
エンジンヘッドが見られる機関室入り口から入ってちょろ見。
写真をすっかり撮り忘れたんだけど、6気筒(だったと思う)ディーゼルが2機。機関は50年の歴史を全く感じさせない、ピカピカに整備されてました。

厨房施設
メインの見学施設ではなかったんだけど、移動の歳にちょいちょい通った厨房施設。
流石、ロイヤルウイング。他のレストランシップとは格が違います。船内の1/4が厨房施設だそうで、そこで働いて居る人も膨大です。
レストランシップとして、厨房もウリのポイントだと思うので、説明ポイントに加えてもいいんじゃないかと。

ドラマやCMとかでもよく使われていて、おぉ!と思うロイヤルウイング。50歳なれど全くその船齢を感じさせない上手い使われ方をしていてまだまだ現役です。


Posted by RST at 2010年02月14日 15:12│Comments(0)
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