10.02.27 ジェット船で行く「館山航空基地見学と戦跡を訪ねる1日」

東海汽船企画、春の館山航路就航と連動して、館山海上自衛隊航空基地とその周りの戦跡を巡るツアー。面白そうだったので参加。

ジェット船「虹」
ジェット船「虹」受付運行条件
当日朝、前日からの大雨で雨天中止かなぁ、と思いつつも、天気予報を見ると徐々に回復の予報で、たぶんなんとかなるだろうと竹芝桟橋に着いてみると、なんと、本日、ジェット船の全航路条件付きになっていて、えぇ、着岸できるのか?と思いつつも、受付でチケットを受け取って乗船。
てな感じで、本日、「虹」に乗船。東京湾、本日、若干の霧で視界不良。その影響かどうか、あちこちに監視船の姿が。
で、前日見学した羽田D滑走路建設現場付近。いやぁ、陸上から見ていた時はあまり思わなかったけど、海から見ると、航路制限でかなり東京湾が狭くなってるなぁ、と実感。でもって、未だに絶賛浚渫中で、パイル船もまだ海底改良工事は行われているらしく付近に待機中。
沖合に出ると、うねりが強くなってきて、前に式根島から乗った時よりまだ小さいと思うけど、ジェット船は細かくうねりの波に角度を変えて航行している感じ。

館山港
館山港
始めて来た館山港、過去にはにっぽん丸とかも来たことがあると書いてあったんでデカイ港と思いきや、ううむ、単なる岸壁で、旅客施設とか全くない所じゃん。そこに、プレハブの臨時の東海汽船の事務所を建ててトイレとかも仮設。で、周りにはジャリ船とか停泊して積荷作業していて隙間に、絶妙な操船で着岸。
なお、現在、客船用の桟橋を建設中だそうで、それが完成すると、また大型船の寄港や、もしかすると、伊豆航路定期就航とか出来るかも。

戦跡めぐりツアー
船への乗船は個人乗船だったんで気づいていなかったんだけど、館山で下船して、ツアーのお客さんが集合してみると、ええぇ!7人しかいないよ。たしかこのツアー、最低催行人数20人だったはず。キャンセル?それと、少なかったけど頑張って催行?謎。でも、本日、この少人数が幸いして、実に充実したツアーに。
で、少人数だったので、バスで回るかと思いきや、市役所の観光課の職員の車とかで、3台の乗用車に分乗して出発。もう、気分はツアーではなくて、グループ旅行。
心配していた雨も、全くカサの要らない状況になっていて、きっと、参加者の日頃の行いがいいせいかと。

戦跡めぐり、実によかったです。地元のガイドさんの案内で廻ったんだけど、ガイドさん無しでは絶対に分からない場所ばっかり。一緒について行って、えっ、そんな所に行くの?所ばかりで、これは地図があってもたぶん到達不可能で、ガイドさんが居たからこそたどり着ける場所の数々。実に貴重な体験。
やっぱり、地元の情報は現地の人に聞くのが一番。


州崎第二砲台跡
砲台跡弾薬庫ハイキングコース
房総半島の突端で、東京湾に入って来る艦艇を撃退することを目的に設置された大砲。
山を越えて太平洋上を狙う位置にあり、海上からは発見できない位置に設置されている。

洲ノ崎射撃場跡
射撃場弾痕
零戦とかの機銃の調整に使われた射撃場。正規の着弾場所の周りには、的を外れた弾痕が多数。

掩体壕
掩体壕
航空機を爆撃から守るために隠しておく壕。この他にも、大型機用の掩体壕も現存。
調布飛行場にある掩体壕と比べると非常に立派。

[昼食]房州鮨
房州鮨
千葉のお寿司は東京の江戸前とは違って、しゃりが大きいのが特徴だそうな。

赤山地下壕跡
手彫り跡植物まっくら地層
総距離1.6劼砲盖擇峙霏腓蔽浪執茵蔽浪執茲噺世Δ茲蟷海鬚りぬいて作ったトンネル壕)。その一部を見学用として市が管理して一般に公開。
壕内は暗いので、受付でヘルメットと懐中電灯を借りて壕内へ。
ここは、戦跡との価値もありますが、地層や化石も観測することが出来て、地層学的にも非常に有意義な施設。事実、ツアー以外の一般のお客さんも結構来場。
一般公開する前は、キノコ学者が勝手にキノコ栽培に使っていた時期もあったそうです。

海上自衛隊館山航空基地
館山基地管制塔
海上自衛隊のヘリコプター基地。自分的メインの目的の自衛隊見学。イベント時(ヘリコプターフェスティバルで有名)以外は、見学は要申し込みですが、一般での見学も受け付けていて、ツアーで回っている途中にも別のグループが見学に来ていました。
通常の見学がどういうコースを回れるか不明だけど、ツアーで回った案内はVIPコースな感じで大満足。
あっ、写真撮影は可ですが、写真を撮るより説明を聞くのに夢中だったので写真はほとんどありません。

まずは、格納庫に入って、輸送救難航空隊である第73航空隊のヘリ機長と医療隊員によるUH-60Jの解説。
うをぉ、凄すぎる。何がスゴイって、イベントとかで基地を訪れて見られる機体展示は、大体ガードロープが張ってあって、ある程度の距離から近づけないんだけど、そんなの一切無く、機体のそばまで接近。そして、隊員の方からの直接の解説。うをぉ、格好良すぎ。
救難隊と言うことで、警察、海上保安庁等の救難組織とかぶるところがあるんだけど、航空機の性能的には海上自衛隊が一番だそうで、警察、海保が出動できないような状況でも、海自なら出動可能な事があるそうな。

続いては移動して、全く予想していなかった、管制塔見学。初めて管制塔に上ったよ。
自衛隊専用ではなく、一般航空管制も担っていて、管制塔、気象観測等24時間稼働。
離発着に関する管制塔的には、ヘリコプター基地なので基本有視界飛行のみで、レーダー管制の様な、航空機がレーダに映ってどこに居ますみたいなのはなくて、とってもアナログです。
印象的だったのは、信号灯。天井から吊された信号灯が2つ。無線が故障した機体に、ライトで信号を送って誘導するそうな。
あと、ヘリコプター基地なのに、もうしわけ程度にある09-27の滑走路。その距離、200mぐらい。一応、ヘリのエプロンになっているHマークの方も使って、800mの滑走路として、セスナぐらいなら飛行機でも離発着出来るそうな。

売店&資料館
基地内のヤマザキストアでお買い物。自衛隊グッズも完備。ここで、見たこと無い、自衛隊健康ドリンクを購入(しかも、10本1100円で意外に安い)。
買い物を終えてから資料館。戦前からの軍施設と言うことで、展示物は豊富。でも、そんな中に、今どきの萌えフィギュアとかも展示してあったり。


高速バス なのはな号
さて、自衛隊の見学中に衝撃の事実が。なんと、帰りのジェット船が欠航になりました、と。いやぁ、薄々予感はしていたけど、本当に欠航になってしまうとは。で、どうやって帰るんだろう?と思っていたら、高速バスへの振替を手配しますと。まさか、バスチャーターとか一瞬思ったんだけど、館山には東京間の高速バス「なのはな号」が運行していて、そのキップを手配。
いやぁ、よかったツアーで。個人旅行だと自腹で電車とかバスとか探さないと行けないからね(後でジェット船のチケットは払い戻しされるけど)。
そして、なんと、なのはな号はアクアラインを通るよと。おぉ、アクアラインの橋脚部分初めて。海底トンネル部分を通って海ほたるで折り返したことはあるけど、橋部分は通ったこと無かったからなぁ。
そんなわけで、高速バスがある事を初めて知ったんだけど、高速バスは約2時間で東京−館山間を結び運賃2300円だそうで、館山、電車で来ても結構時間もお金も掛かるんで、バスが一番便利な気がしてきた。
ちなみに、なのはな号、海ほたるでトイレ休憩を取ることになってるけど、土日は混み混みで停められないので、別のパーキングでトイレ休憩みたいです。
ジェット船欠航のおかげで、行きと帰りで別のコースを廻れて、ちょっぴりお得な気分。


水中神社、巨大マンボウ
そんな感じで、大満足して帰ってきて家でテレビを見ていると、なにやら千葉特集の番組が。そして、ツアー中に看板を見て気になっていた、水中神社や巨大マンボウの紹介が。
おぉ、何というタイミング。家に帰ってからも旅行気分でした。

GPSログ。乗り物内では窓側をキープ出来たのでかなり安定。逆に、自衛隊基地内の建物内見学中が異様に飛びまくり。もしかして、基地の電波の影響?
(PC専用、RSSには非表示。データが重いので表示されるまでちょっと時間が掛かります)



Posted by RST at 2010年03月01日 15:28│Comments(0)
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