PHJスタッフ日記

PHJの各国事務所の活動をお知らせします PHJのホームページはこちらへ http://www.ph-japan.org 認定NPO法人 ピープルズ・ホープ・ジャパン 〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32 TEL:0422-52-5507 FAX:0422-52-7035

各国事務所の PHJ スタッフの活動をお知らせします
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6月21日 インターン企画「ミャンマーで“妊婦”になるってどういうこと?〜お母さんに優しい社会のカタチ〜」のイベントを行いました。

対面とオンラインのハイブリッド形式で、ミャンマーの妊婦さんの実態を知るためのイベントをJICA地球ひろばで行いました。

イベントは前半(課題編:妊婦さんの状況の紹介)、ワークショップ、後半(解決策編:PHJの活動紹介)という内容で実施しました。質疑応答やワークショップでは、参加された方々が積極的に質問や発言をしてくださいました。

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特にワークショップの「妊婦さんが安心安全に出産するためにはどんな社会が必要だと思いますか?」という課題に対して、

「若い世代に向けた保健教育を行い、将来的な世代に期待する」

「長期的に幅広い年代に向けた教育を行う」

といった、まさにPHJの活動の軸である『教育』についてのご意見を頂き、中身が濃い、有意義な意見交換となりました。(インターン北岡)

10月3日 上智大学看護学科の学生さんの事務所訪問を受けました。

上智大学総合人間科学部看護学科の吉野先生と4年生5人が事務所に来られました。

看護学科4年生の必修科目「統合実習」の中で、

国際保健分野で支援事業をしている国際協力NGOとしてPHJを訪問されました。

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「団体の紹介」と「カンボジア事業の紹介」、そして、

「現地当局・地域住民との協働」と「国際協力における看護職に求められる資質」について、

東京本部とカンボジア事務所をオンラインでつないで行いました。

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「途上国の現場での課題とアプローチ、そして、その支援のプロセスの困難さを理解できた」

JICA、政府、国連などと共に、NGOによる国際保健協力を理解することができ、国際保健協力の『幅』が広がった」

「支援する際の『持続性』(自立)を踏まえた取り組みの重要性がわかった」

などの感想をいただきました。

8月31日、創価大学法学部の学生さんの事務所訪問を受けました。

法学部教授の中山先生と学生さん7名が来られ、また、留学中の学生さん1名がオンラインで参加されました。
法学部の「国際平和・外交コース」の「人間の安全保障フィールドワーク」の授業で、地球的課題としての「平和」「人権」「開発」「環境」、
およびその担い手としての「国家」「国連」「NGO」「企業」を軸として人間の安全保障に関する課題を設定し、グループに分かれてリサーチをするという授業。
その中で、「アジアにおける人権問題に対するアプローチ」「すべての人が健康で希望をもってくらせるように」というテーマで、PHJの取り組みに関心を持たれました。
創価大学 事務所訪問 2023 08 31

事前にいただいた関心課題と質問に基づいて、PHJの設立背景、組織運営、そして、具体的な事業の紹介とともに、保健医療分野における「教育を中心とした自立支援アプローチ」を説明。
その後、「健康と人権」「健康と人間の安全保障」というテーマから、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジへのPHJの具体的な取り組みを説明しました。
さらには、PHJによる支援活動と現地の文化という観点からの質問にもお応えいたしました。

最後には質疑応答の時間も設け、「活動資金はどのように得ているのか?」「PHJスタッフはみんな医療者なのか?」といった実務的な質問もあり、予定の1時間を大幅に超えてしまいました。

5月25日に、第66回運営委員会を開催しました

5月25日(木)、全日本病院協会の会議室にてPHJの運営委員会をハイブリッド形式で開催しました。
コロナ禍以降、運営委員会はオンラインのみで行っていたため、対面を交えての開催は3年6か月ぶりです。
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会議ではPHJの財務状況や、カンボジアやミャンマーの事業の進捗状況などを報告しました。
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また現在事務局で進めている長期的計画の策定状況を共有し、参加者の方より様々なご意見・ご提案をいただきました。

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対面での会議は、オンラインのみの会議に比べて発言が活発になり、より充実した時間となりました。よりよいPHJの組織運営のために皆様のご意見を活かしてまいります。
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PHJ設立25周年記念講演・報告会を開催しました

11月17日(木)にPHJ設立25周年記念講演・報告会を開催しました。
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武蔵野市立武蔵野商工会館の会場にて、対面とオンラインの同時開催となりました。会場には感染拡大防止のため30名ほどに絞って参加いただきました。オンラインについても30名近い方に参加いただきました。

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外務省 松田俊夫様
と横河電機株式会社の穴吹淳一様・西島剛志様のご挨拶からはじまり、
PHJ設立から25年の歩みをPHJ神谷洋平理事長より解説いたしました。

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記念講演1「誰も取り残さないために企業ができること」では、住友ファーマ株式会社グローバルヘルス・CSR担当  オフィサー 丸山潤美様が、登壇。ウクライナでの物資支援に関わり、海外の支援を必要としている人に物資を届けるには、目に見えない多岐にわたる活動があることを体験されたことで、改めてPHJの東南アジアでの支援活動への深い理解と共感を示していただきました。

記念講演2「PHJが母子保健に取り組む意義について」では、上智大学総合人間科学部看護学科准教授 吉野八重様に登壇いただき、国際保健の潮流や、妊産婦や子どもの死亡の原因などをわかりやすく解説いただきながら、PHJの活動の意義をお話しくださいました。事業地に専門家として訪問いただいた際にPHJの現地スタッフの言葉などを丁寧に紹介いただき、現地の人々の「真」の自立のためにPHJの取り組みに対する応援いただきました。

その後、PHJ代表の藤野がこれからのPHJについて、これまでの理念や思想を継承しながら活動のコアとなる「教育を中心とした自立支援」を各セクターに応じてよりきめ細かくかつ総合的なアプローチを進めていくことをスライドで説明しながら、これからの25年の方針を表明しました。
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(左からPHJ神谷、住友ファーマ(株)丸山様、外務省 松田様、上智大学 吉野様、PHJ藤野)

講演・報告会は2時間でしたが、いずれの講演も学びが多く心に響く内容で、
ご参加の皆様はメモをとったりうなずいたりしながら聴講していました。

上智大学看護学科の学生向けに講義を行いました。

2022年10月21日(金)に上智大学看護学科の学生8名を対象にPHJ東京本部で講義を行いました。

「PHJの理念や運営、資金調達」など組織としての紹介からはじまり、
「支援活動」「現地の人との協働」といった現場での取り組みついての講義、
最後にNGOの活動で使われる「事業管理ツール」のワークショップを行いました。
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活動の紹介や現地との協働については、カンボジア事務所の石山所長と奥本プログラムマネージャーが講師となってオンラインで講義を行いました。活動を進めるうえで、カウンターパートと信頼関係を構築すること、その国の文化や風習を尊重することの大切さを具体的なエピソードをもとに説明しました。
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さらに最後に代表兼海外事業支援部長の藤野が、NGOの活動で使われる事業管理ツールについて説明し、現行のPHJのカンボジア事業の目的分析の樹形図を完成させるワークショップを行いました。
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長時間でしたが、最後まで皆さん真剣に講義を聞き、ワークショップに取り組んでくださいました。

支援の在り方について、国際協力について、また現地との信頼関係について、気づきや発見があったとの感想をいただきました。



カンボジアのおとぎ話読み聞かせとお絵描きワークショップ開催しました!

12月18日土曜日に武蔵野市の武蔵野ワークプレイスにて、カンボジアのおとぎ話読み聞かせとお絵描きワークショップを開催しました!

コロナ禍以降、対面でのイベントはほぼ初めて。
お話の読み聞かせとお絵描きのイベントも通常は実施していないので、
どれだけお客様がいらっしゃるか未知数でしたが。。。
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小さなお子様連れのお客様がほとんど切れ目なく立ち寄ってくださいました。
お絵描きという言葉にひかれて、来てくれるようです。
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お話しを聞いてくださった参加者の中には、
支援活動に関わりたいという方や
カンボジアで医療ボランティアを経験された方もいらして、
少人数ながらにじっくりと交流することができました。

リアルなイベントにはこうした偶然の出会いや発見が魅力です。
今後も様々な方と交流できるイベントの開催ができればと思います。
参加いただいた皆様ありがとうございました!

埼玉大学オンラインスタディツアー開催しました

9月24日に埼玉大学の学生の方向けにオンラインでカンボジアスタディツアーを開催しました。
毎年埼玉大学が主催する夏季集中講義「異なる文化と出会う」の一環としてカンボジアへのスタディツアーをPHJ(ピープルズ・ホープ・ジャパン)の事業地で行っています。
残念ながら、2020年、2021年もコロナ禍でカンボジアへの渡航が困難なため、スタディツアーの開催は見送りとなりました。そこで今年は担当の先生方のご提案で、スタディツアーを参加希望していた学生の方に、オンラインの講義でカンボジアについて知っていただこうということとなりました。
当日は14名の学生の方に参加いただきました!
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毎年ご担当いただいている三浦敦先生からの挨拶に始まり、昨年よりご担当のサムレト・ソワンルン先生によるカンボジアの概要を説明いただきました。
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PHJからは南部がPHJの団体・活動概要を映像にて紹介。
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その後カンボジアからPHJの活動や現地の様子を報告してもらいました。
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村の診療所である保健センターを会場に、石山所長、奥本プロジェクト・マネージャー、現地スタッフのソポルンさん、ソペックさんに参加いただきました。
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保健センター長も参加いただき、保健センター内部もご案内いただきました。

カンボジアの人が普段食べるスナックもご紹介!
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農村地域ではコオロギや幼虫、カエルも当たり前に食べています、、ということで
奥本による迫真の食レポもありました。
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参加学生から農村地の保健・医療に関して保健センター長への質問タイムでは、
学生さんから英語で質問いただいて、PHJスタッフがクメール語に訳してセンター長に質問
し、答えてもらう、というリアルなスタディツアーに近い形で行いました。
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最後にカンボジアの農村のご自宅も訪問!
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またスタディツアーの手配でお世話になっている旅行会社ピースインツアーの小山さんより動画にてシェムリアップの市場紹介をしていただきました。
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想定していた時間をオーバーするほど、内容が豊富でしたが、参加された学生の方々が少しでもカンボジアスタディツアーの雰囲気を体感いただければと思います。

コンポンチャム州の小学校でお絵描きとSDGs勉強会(2)

小学校でSDGsの勉強会を開催したその後、カレンダー用の絵を描いてもらいました!
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カンボジアのおとぎ話「黄金の地層の山」(一般社団法人ホワイトベース提供) を読んで、
そのお話の絵を小学生の皆さんに描いてもらいました。
コンポンチュナン州の陶器伝来にまつわるお話。

このお話しを聞くことも、絵を見るのも初めてでしょう。みんな興味津々で聞いて絵を描いてくれました。
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お絵描き背景
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カレンダーに選ばれたのはこちら!クリックすると、カレンダーの詳細ページへ。

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普段は訪問することのない小学校での取り組み。PHJスタッフも小学生との交流を楽しんだようです。

コンポンチャム州の小学校でお絵描きとSDGs勉強会(1)

SDGs
2022年のチャリティカレンダーのカンボジアの絵画は
コンポンチャム州の事業地の一つであるピアムゴッスナ―区のフン・ネング小学校で描いてもらいました。
写真の子供たちが手にしているのは、絵画ではなくSDGsの17のゴールが描かれている紙。
実は絵を描くだけでなく、SDGsについても学んでもらおうとP H J カンボジア事務所が企画・開催しました。
当日はPHJスタッフがファシリテーターとなり、教室の外でSDGsの講義を始めました。
レクチャー2
「すべての国が一丸となり、世界をよい場所に、人々を幸せにするために色々と取り組んでいます。この中で世界をよくしたい人はいますか?人を幸せにしたい人はいますか?」という問いかけから、
17のSDGsゴールを模造紙で説明しました。

スレイなっと」
その後各児童に自分の意見や、賛同、そして未来にどう行動していくかなどの意気込みを発表
してもらいました。

教育3
SDGsのゴール達成には先進国が発展途上国を援助をするだけでなく、各国の自助努力も必
要とされています。
カンボジアの小学生がSDGsについて主体的に考え行動するきっかけになればと思います。
さて、その後は、
おとぎ話の読み聞かせと、お絵描きの時間となりました。続きは次回のブログにて!
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