海外事業担当の中田です。現在出張でチェンマイに来ております。

先週になりますが、国際理解教育の一環として武蔵野四中の社会科の授業に招かれ、中学一年生に対して、カンボジアでの活動を元に農村での生活と医療状況をテーマにしたお話をしました。その様子をブログでご報告します。

3学期一番最初の社会科授業ということで緊張しました。アジアの地図でどの位置にどの国があるのかを学んだばかりの中学一年生にカンボジアの医療状況を話すのはハードルが高いようにも思いましたが、写真を多用して分かりやすい授業を心がけました。授業の導入部で、クメール語で「アラピヤの歌」を歌いましたが、社会科の島先生が一緒に歌ってくださいました。軽やかなリズムが生徒たちの興味をひいたようです。一緒に歌ってくださった社会科の島先生とカンボジアの歌を導入で歌うことを提案してくれた先生に大感謝です。

テーマの重要な部分は妊産婦や赤ちゃんが出産に際して出会う様々な困難です。現実に起こった状況をまとめて取り上げましたが、ちょっと暗いテーマで、通常の授業に比べると重苦しかったかもしれません。

juniorhighschool授業の後に生徒が感想を書くのですが、感想用紙に「今の気持ち」を3つ選ぶ欄があり、うれしい、悲しいなどの言葉が並んでいます。出産に際して亡くなる母親の話だったからか、「辛い」「悲しい」と記入した生徒が多かったのですが、同時に「何とかしたい」と思ってくれた生徒が多かったのが印象的でした。日本の中学生が、遠い国の全然言葉も文化も違う人達の生活を「何とかしたい」と思ったというのはうれしい反応でした。また感想の中に私の仕事への共感が記されていたのもうれしかったです。私からのメッセージを真っすぐに受け取ってくれたと感じています。短い時間でしたが、生徒たちにとって新しい世界への扉となる授業になったのなら、私にとってもうれしい限りです。

4回同じ授業を繰り返したのですが、それぞれが長くて短い50分でした。
貴重な機会をありがとうございました。