今年の2月に日本の看護学生2名がHIV/AIDSに関する研修のためタイを訪問し、PHJのHIV/AIDS予防教育についても興味がある、とのことでタイ事務所を訪問してくださいました。
その時の様子をまとめてくださったので、下記に紹介いたします。

☆PHJでは7月にタイのHIV/エイズへの取り組みについて学ぶスタディツアーを企画していますので
合わせてご覧ください。→PHJタイスタディツアー2014


こんにちは!
私は慶應義塾大学看護医療学部の荒川と申します。
2月から3月にかけて大学のサークル活動としてタイのHIV/AIDS施設で研修を行ってきました。
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その際、タイのHIV/AIDS予防啓発活動について知りたいと思い、タイ東北部チェンマイにあるPHJの事務所を研修メンバーの宮島と共に訪問させて頂きました。
流暢な英語を話すとても優しいスタッフの方々が迎えてくださり、PHJのタイでの活動について説明して頂きました。

 PHJのタイの活動はHIV/AIDS予防活動の他に小児先天性心臓病手術、慢性疾患児や障がい児支援など様々にありますが、私たちがHIV/AIDSに関わる活動をしていることから特にHIV/AIDS予防活動について詳しく教えてくださいました。
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 PHJのHIV/AIDS予防活動は主に大学生を対象としており、大学生に必要な知識を教え、ピアエデュケーターの養成をしています。ピアエデュケーターとは、エイズや性感染症予防についての正しい知識を学び、同年代の仲間に正しく伝えていく若者のことです。
 
このピアエデュケーターが自分と同じ年代であることから、同年代の仲間同士で情報を共有し、HIV/AIDSを身近な問題として捉えることの大切さを実感しました。
日本では性教育があまり活発でなく、性に関する正しい知識があまり広まっていません。
HIV/AIDSは恐ろしい病気であるということを知ってはいても、実際にその予防のために何もしていないとう人は多くいます。特に若い世代は正しい知識を持っている人が少なく、HIV/AIDSを身近なこととして考えている人はあまりいないように感じています。
こうした中で、ピアエデュケーターの様に友達から友達へ知識を広めていくというのはとても効果的な技法であると感じました。性の知識をメディアや学校の授業からではなく、友達から伝えられることで身近な問題として考えやすくなり、予防へとつながっていくのだと感じました。
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説明を受け、タイでは学生が主体的にこのプログラムに参加し、ステップを踏みながらHIV感染予防や予防教育を受けていることがよくわかりました。参加した学生は様々な状況に自分ならどのようにするかなどの具体的な場面設定、行動について考え、そのことを通して自分にとって身近なこととして認識するきっかけとなっているのだと感じました。
 タイでの活動を知り、日本でもさらにHIV/AIDSについてみんなが正しい知識を持てるような機会が必要であると思いました。

 PHJとは2013年度のグローバルフェスタでつながりができ、タイ事務所訪問をしたいと申し出をさせて頂きました。
その申し出を快く了承頂き、タイ事務所で温かく迎えてくれたことをとても嬉しく思っています。

 PHJのみなさん、本当にありがとうございました!!
 
以上となります。
丁寧な報告ありがとうございました!