カンボジア事業では、2月7日に助産師育成のための病院実習の修了式を行いました。
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この研修は30日間かけて実施され、参加者は病院に泊まり込んで昼間は講義を受け、夜間は病棟で分娩介助などの実習を受けます(分娩は夜間に多いため)。参加者たちは交代で夜勤を続けるなど体力的にも大変だったと思うのですが、最後まで熱心に学び、成果をあげての修了式となりました。

副病院長からの挨拶の中で、「現在の保健省の方針は正助産師強化が中心で、准助産師が研修を受ける機会はほとんどない中で、PHJの支援で研修に参加できたあなたたちはとても運がいい」という言葉がありました。実際のところ、政府が行っている助産師対象の研修はほとんど正助産師が対象です。そして、この研修では『准助産師』を対象にしています。何故だと思いますか。

PHJは現在カンボジアで「地域保健」の強化に取り組んでいます。農村部の保健センターで働く助産師の半数以上が准助産師というのが実態です。正助産師も知識強化は必要ですが、研修を受けることができます。一方で、いまだに人員不足が続く保健センター運営の中で、准助産師に研修機会を設け、一定以上の知識を持ってもらい、正助産師だけでなく准助産師も各保健センターで適切なサービスを提供できる体制を整えることは地域保健強化に必須のことと考えています。

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今回参加の4名の准助産師たちも誇らしげに修了証書を受け取っていました。
今後の彼女たちの活躍を期待し、また私たちも引き続きサポートを続けていきます。

カンボジア事務所 中田