プロジェクト対象地の街(タッコン郡)から車で約30分、そこからバイクに乗り換え、上り下りが激しい砂の道をひたすらバイクで1時間の所にその村はありました。
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その村の名前はLatpan。(ラパン)人口約1686人、世帯数340の村です。Latpan村にあるサブセンター(一次医療施設)はLatpanを含め、3つの村を管轄しています。
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(サブセンター外観)
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(物置状態のサブセンター室内)

昨年までは助産師さんがいたのですが、他の地域に異動になってしまったため、今はそのサブセンターを管轄している地域保健センターの婦人保健訪問員が月に1回、予防接種の時に訪問しています。

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(保健訪問員)

その地域の昨年(2016年)の分娩件数は38件でそのうち19件が助産師による自宅分娩、

残りの19件が病院での施設分娩または伝統的産婆による自宅分娩でした。
ミャンマーの助産師さんは妊婦のケアや分娩介助だけではなく、一般疾病の治療も行います。村人の1人は「子どもが熱を出した時に診てくれる医療者がいないので、街の私立の診療所まで時間をかけて行った。交通費が診療代の約5倍もかかった。この村に助産師さんがいないことが問題だ!!」と言っていました。
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今は乾季ですが、今後雨季になってくると砂道はぬかるんでしまいます。
村で妊婦さんが緊急搬送になった場合、赤ちゃんとお母さんの命が危険にさらされてしまう可能性が高くなります。帰り道、舗装されていない道をバイクで走りながら、緊急搬送になった場合にはこの道を通って、一刻も早く妊婦さんを運ばなければいけないのだと実感させられました。
海外事業部 志田保子