55日は国際助産師の日(International Day of the Midwife (IDM))ということで、

ミャンマーの首都ネピドーで開催されたネピドーカウンシル公衆衛生局主催の式典に招待されました。この式典にはネピドー管区に勤務する助産師たちが参加しました。

s_ネピド―管区の助産師たち

式典では、ネピドー管区の各郡の助産師が表彰されます。PHJのプロジェクトエリアのタッコン郡からも助産師を管理監督する立場である保健師長と婦人保健訪問員、助産師の各1名が功労賞を受賞しました。

s_タッコン郡の保健師長功労賞を受賞
(表彰式)

s_保健師長,婦人保健訪問員,助産師
功労賞を受賞したタッコン郡の保健師長(真中)婦人保健訪問員(左)助産師(右)


式典の後半にはタッコン郡の助産師たちが、歌とダンスや母子保健をテーマにした劇を披露しました。劇のシナリオは、タッコン郡の婦人保健訪問員が書きました。

内容は、子どもが4人もいる女性が、アルコール中毒の働かないDV夫との間に5人目のこどもを妊娠しますが、一家は貧困のため、その女性は中絶を決意します。女性は妹に相談して伝統的産婆(TBA)のもとで中絶することとなり、TBAを訪ねました。

しかし、TBAは、昔は中絶をしていたけれど、今は頼まれても必ず助産師に照会するようタッコン郡の院長に言われていると言って、断ります。そこで女性は夫、妹と共に、助産師を訪問します。

すると助産師は、女性には中絶せずに出産するように説得します。そして、夫は生活を改めるように誓います。さらに出産をするなら5人目であることからハイリスクのため、病院で出産するように伝えます。女性が病院までいくお金がないと言うと、助産師はPHJが寄贈した救急車を使うことを提案します。その後、女性は病院で無事出産し、劇が終わりました。

s_劇の一場面 迫真の演技
(劇中:伝統的産婆を訪ねる場面)


劇にPHJが寄贈した救急車の話が出てくることは全く予想していませんでしたが、タッコン郡の助産師にPHJの活動が受け入れられているということがわかり、非常にうれしく思いました。また、同じ助産師として、ミャンマーの助産師たちとこの日を過ごせたことを誇りに思います。

😊

 s_国際助産師の日

 (ミャンマー事務所:志田保子)