201610月までPHJタイ事務所で小児心臓病手術支援とHOPEパートナーのプロジェクト.マネージャーを務めたエーさんは、現在はタイ・チェンマイのThe Life Skills Development Foundation (TLSDF)で小児心臓病手術支援プログラム(PFCP)を担当しています。エーさんから2017年のPFCP 事業報告が届きました。以下英文からの抄訳です。

TLSDF logo
PFCPの背景・目的:タイの医療保健制度のもとで心臓病の手術は大部分カバーされていますが、病状により高額な手術代がかかったり、病院から遠距離のために手術を受けられない、あるいは技術をもった医療者が少ないなどの理由で慢性心臓病疾患で苦しんでいる子供や大人が数多くおります。PFCPはタイ北部で、高額な手術代を支払えない患者とその家族に対し、経済的支援、移動心臓病検査、心臓病教育を提供するほか、看護師等の医療従事者の訓練を提供しています。

(1)心臓病手術支援

心臓病手術を行える病院:チェンマイ大学病院、ランパン病院、ナコンピン病院と提携

2017年の手術実績:20人の成人、10歳以下の子ども8人、

(これらの手術はPHJタイプログラムを支援して下さっていた第一三共タイランド社、横河タイランド社、エドワーズ・ライフサイエンス社などが現在もTLSDFのドナーとしてご寄付下さり実施できました。)
PSD Patient










写真は手術を受けた子ども

移動心臓病検査:

2017527日: メ・ホン・ソンのスリサンワン病院での検査には入院中の4名を含む78名の子供の患者が受診。その結果12名がチェンマイ大学病院ランパン病院へ紹介されました。またチェンマイ大学病院の心臓病専門医がスリサワン病院の医師や看護師を指導しました。

201774日:  パヤオ県のチャンカム病院で161名の患者を診察

 88名が心臓弁膜症と診断され、内8名がランパン病院で手術を受けました。ドナーの皆様のご支援で、診察に来た患者にランチと心臓病のテキストなどを配布しました。
jpg screeneing team










jpg pediatric child screened








上の写真は移動心臓病検査のチーム下の写真は検査を受ける子ども


看護師の教育:
20176月 2名のナコンピン大学病院の看護師を国立小児心臓病プログラムのトレーニングに派遣。20178月 CMUの2名の看護師を第4回心臓病国際シンポジウムに派遣しました。

JPG Nurse










Nurse training2








上の写真は第4回心臓病国際シンポジウムに派遣された看護師、下の写真ははナコンピン大学病院の看護師

世界ハートデイ:
2017929日、TSLDFはナコンピン病院でのイベントに参加し、展示などで心臓病の啓蒙教育を実施。プロジェクトマネージャーがゲームや教材を参加者に配布しました。
JPG project mgr










TLSDF
ではこの事業の支援者である第一三共タイランド社、横河タイランド社、エドワーズ・ライフサイエンス社へ感謝をこめて報告しました。

PHJがタイで実施していた事業が、小児・家族心臓病手術支援プログラム(PFCP)として関係機関にしっかりと引き継がれていることを確認できてPHJ一同喜んでいます。

広報 矢崎