4月19日に、北里大学看護学部国際看護論の授業でPHJのカンボジア事業を紹介しました。受講しているのは、一年後には看護師として社会に出ていく4年生の学生さんたちです。

PHJは、カンボジアの農村部に住む母子へ必要なケアを届けるために、地域の医療機関や村人と協力して課題に取り組む事業を実施してきておりますが、背景となるカンボジアの社会状況や医療事情は日本とはかけ離れています。授業では、背景となる社会状況も含めて、なるべく写真を使って分かりやすく説明するように努めています。

講義の後半部分では、恒例の参加型ワークショップを行いました。ロールプレイで「村の妊婦」「妊婦の夫」「助産師」「伝統的産婆」「村長」「保健ボランティア」など割り当てられた役割を演じてもらいました。状況のみ与えられ、セリフは自分たちで考えて会話を作ります。限られた時間と情報の中でそれぞれの役割の置かれた状況を想像して会話を作ることは、カンボジアに行ったことのない学生たちにとって難しかったのではないかと思います。それでも皆さんが一生懸命取り組んでくださいました。

IMG_0926
ロールプレイ:妊婦健診に来た妊婦に保健センターでの分娩を勧める2名の助産師

IMG_0932
ロールプレイ:保健センターで産みたい妊婦のために夫を説得する助産師

IMG_0935
他のグループのロールプレイを見学します

自分ではない誰かの置かれた状況を想像できることは、どんな職業に就いていても大切な能力なのではないかと思います。全員が参加して取り組んだロールプレイで、学生さんたちの国際保健の理解の一助になればうれしいです。