2005年05月25日

管理について。

先日お伝えした奈良シンポでの來田氏の発言がブラ汁さんのブログにUPされ、One of Bassersさんが要約もされていますが、來田氏の発言に出てくる『管理』の形について考えてみます。

來田氏はその発言の中で幾つか提案されていますが、これは、奈良県内に限った事ではなく、バスという種を対象として発言されたものと考えてよいでしょう。また、それが出来る出来ないをこの際問うべきものではない事も、賢明なアングラーなら解ると思います。
必要なのは覚悟です。殆どの密放流に荷担していないバスアングラーは、何らかのわだかまりを抱えるかもしれません。しかし、人間によって拡散したのなら人間によって管理されるべきとも言えます。幸い、外来生物法はその方向性を示しただけで、具体的な管理のレベルは各自治体に委ねられます。
奈良の漁協がパネルディスカッションで訴えた魚種公認による管理の場合は『増殖義務』があって、入漁料収入は放流のために使わなければいけないとなっています。そこで、4文字の改訂につながるわけですが、これは中井氏も言っていた通り、より強力な管理が求められるし、おそらく今後富士4湖以外にバスが公認されるとも思えません。
では、現時点で他にどのような方法があるのかということで、また來田氏の言葉になるわけですが、その中からより具体的なものとして、『ライセンス』『環境管理料』等が挙げられるでしょう。ゾーニングは外来生物法下において、まだクリアしなければならない問題が多いと思いますが、釣人やその他内水面利用者に環境管理料として課金し、地域的に実質的なライセンス制を実施する。その費用で、防除も含めて必要な環境整備を行う。
これなら、各自治体がその気になればすぐにでも出来るでしょう。また、このライセンス制は、その目的を明らかにすることで釣人やレジャー客に環境消費者としての自覚を促し、利用者の自律効果も期待できるのではないでしょうか。

参考
早明浦ダム湖利用者協議会
http://www.reihoku.jp/r-npo/sameuradam1.htm

phantom3xv at 00:25│Comments(0)TrackBack(0)バス問題 

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