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『ブレードランナー 2049』見てきたった

永遠のSFクラシック映画『ブレードランナー』の続編
『ブレードランナー2049』見てきました。
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【注意! 以下ネタバレです】

以下、思いつくままつらつらと。

●長い!
オリジナル作の雰囲気をなるべく壊さないよう丁寧に撮ったのは
わかるんですが、ここまで遅めのテンポで3時間近くの尺をとる
必要はあったのかなあと。

●主役のライアン・ゴズリングはブレードランナーの「顔」じゃない
あの間延びしたバナナ顔が無表情に悩み続けるのは画がもたない。
ただ前作のラストをなぞってバンゲリスの「tears in rain」が
流れる中死んでいくラストはよかったです。泣けた。

●ホログラムダッチワイフ役のアナ・デ・アルマスかわいい
ほしい。でもラブシーンは要らなかった。

●ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は巨大裸女マニア
わからんでもない。

●デッカードは今回もだらしなかった
パンチはいくら放っても効かず、相変わらず状況に翻弄されて
おろおろするだけのハリソン・フォードでありました。でもいいのです。
それがリック・デッカードなのです。

●またバティスタ出てる
『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』でも準主役級だったWWEの
筋肉レスラーデイヴ・バティスタがファーストシーンのいい役。
個人的にはWWEの印象が強すぎて話に入っていけませんw

●アクション地味
オリジナルに較べればかなり派手になってはいますが。
最後のラブやんとの決戦はもうちょっとカッコよくてもねえ。
水に顔漬け合いってさあ。

●結局レプリカント革命はどうなったの?
後半登場したレジスタンスとウォレス社、どっちも放置のまま。
まさかさらに続編作る気?(やめとけ)

全体としてオリジナルへの愛着とリスペクトがたっぷり込められていて、
それゆえかファンからは大筋好評の模様。「デッカードはあれから
どうなったのか」という長年のファンの妄想をきっちりと映像化して
くれたという意味では確かに正統派の続編になっております。

一方でオリジナルはなにゆえ不朽の傑作SF映画たりえたのか
といえば、それは「誰も見たことのない近未来都市」を描き切った
という点が大きい。映画『ブレードランナー』の主役は、デッカードでも
バッティでもレイチェルでもなく、退廃と終末の都ロスアンジェルス
だったのだと思うのですよ。

ヴィルヌーヴ監督は優れた映像作家だと思いますが、やはり全盛期
リドリー・スコットの病的なまでの細部へのコダワリ(細部にコダワる
あまりストーリーなんかどうでもよくなっちゃうこともしばしば)には
及ばないのであります。本作の半分はLA外の砂漠やゴミ溜めシーン。
ウロウロしすぎなんですよ。セットデザインにもさほどの驚きはなく、
例えばロス市警の内部なんかは非常に凡庸でありがちな「えすえふ
映画」の風景でガッカリしました。

悪い映画だったかといえば決してそんなことはなく、3時間耐えられ
なかったといえばそんなこともなく、それなりに楽しめたんですが、
やはりオリジナルを見てない人にはサッパリだったでしょうね。
つーことで70点。



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