発売から4ヶ月後に記事にするとか草。
まあ細かいことは良いんだ。
ネタバレ・・・も何も今更だから注意する必要もないか。

続きから。
密室十二宮完結編。

長らく続いた密室十二宮もついに大詰め。
現在残っているのは御鏡のエキドナ号、結のリブラ女子学院、八鬼のBARグッドバイ、水井山の拷問器具博物館、そして犯人と直に対面中であった霧切さんの双生児能力開発研究所の5つのみ。
御鏡については何ら心配する必要はないので、その他の話になる。

まず、霧切さんは犯人である堤の決死の崖ダイブで形勢逆転。
拘束されて結との交渉用の人質として確保された。
そのまま絶対安全な場所を目指して車を走らせていく。

・BAR「グッドバイ」-八鬼弾
かつてのチンピラ仲間、大葉良や廃墟である現地の管理会社からの派遣者である洗群三と共に現地へ向かう。
その途上で八鬼が二人に誕生日を聞いていたが、洗群三の誕生日が見事にこの事件の犯人と思われるさそり座に該当w
その洗の所に現地で監禁されている誰かが電話を掛けてきて急行。
入口前まで電話を掛けてきた人間は平静を保っていた。
が、入口の鍵を開けて踏み入ってみるとそこにはナイフで刺された被害者の姿が。
八鬼はこれまた施錠されている裏口から出ていったに違いないと裏口から飛び出すが、そこに謎の子供が現れて「この先に進まない方がいい」と忠告して逃げるが、八鬼は無視してその子供を取り押さえるべく追走。

・・・その後、ニュースでグッドバイで刺殺された被害者と共に付近で遺体として発見されることになる。

正直、このグッドバイのトリックは単純すぎるんだよなー。
直前まで元気な被害者、突入したら背中に突き刺さっていたナイフ、凶器に指定された毒、真っ暗闇な店内。
こんなもん、開けたら上から毒ナイフが落ちてくる仕掛け以外にないだろ・・・。
天井のロープに言及がないからどうなのかと思ったけど、八鬼が無能すぎて見逃してるだけなんだよなあ・・・。

そもそもこれトリックの性質上、扉が開かれないといけない訳だが、慎重を期して八鬼が犯人の洗を呼び出さずにそのままカチこんでたらどうするつもりだったんだ?


・中世西欧拷問器具博物館-水井山幸
水井山が現地に到着したときにはすでに警察が到着しており、犯行は行われていた。
現場は博物館そのものではなく、その周囲にある小屋。
被害者は小屋ごと焼死した。
目立ったものは博物館と小屋の間にある丘に首のないアイアンメイデン。
博物館三階には同じく首のない騎士鎧が5体。

そして犯人候補は教授である被害者により殺された助手の恋人、鳥羽刈安。
明らかに精神的に不安定で誕生日はこの事件の犯人と思われる乙女座。

水井山はトリックや犯人に気づいたのだった。

ここのトリックはうーんって感じではある。
太陽光の反射がそんな上手く行くものなのか。
何度でも試せるって言うけどちょっと無茶な気がするな。


・リブラ女子学院-五月雨結
二人の女生徒(月夜・菜砂)と遭遇した結はともあれ二人を拘束している枷の鍵を探すことに。
それが礼拝堂のマリア像の首に掛かっていたので結はそれを破壊せずに像ごと部屋に運ぶ。
二人の枷を外した後は死体を見に元の部屋に戻るが死体は存在せず、しかも入口が開かなくて閉じ込められることに。

ここのトリックも正直容易に想像がついた。
部屋が左右に一つと見せかけて違う部屋があるというのは展開からして当然の流れ。
まあ部屋は左右かな?と思ったけど、上下だった。
この仕組みだと下手したら永遠に部屋から出れないと思うんだが・・・。

このトリックについて結が解明した後、何故か部屋が浮上。
犯人の仕業かと思って警戒して外に出てみると、そこにはサルバドール・宿木・梟の姿が。
どうも枯尾花学園の後、御鏡と分かれてこちらに直で向かってきたようだ。
これでなんとか現場を脱出できると安堵した矢先、先行する宿木梟が黒フードの犯人に横から鉄パイプで殴られ昏倒。
結がその犯人を取り押さえると、その正体はなんと水井山幸だった。


・真相
水井山幸は密室十二宮の犯人の一人であり、また龍造寺月下の信奉者でもあった。
水井山は自分の犯行を進めつつ、探偵として参加することで結の妨害を企んでいた。

時系列としては
探偵たちの会合から別れた後、結を付ける

結を気絶させて現場に運ぶ

わざと姿を目撃させてトリックを使って結を閉じ込める

拷問器具博物館に向かい、トリックと犯人を押さえる

グッドバイに向かい、八鬼から状況を確認。トリックを解明した後、八鬼を撲殺

リブラ女子学院に戻り、宿木を鉄パイプで殴打。結と交戦

八鬼が子供にここから先にいくなと言われていたが、水井山は同じような流れで余計なことをするなと言われていた。
おそらくこれは捜査の撹乱や探偵たちへの直接的な攻撃を咎めたものだったのだろう。

で、水井山はグッドバイと博物館の事件に嘘を紛れ込ませて撹乱してやると宣言。
だが、月夜と菜砂が宿木を抱えて仕掛け部屋に立てこもり、宿木と共にやってきていたコロンボ、エラリー、コースケが参戦し、水井山を取り押さえることに成功。

宿木を病院に運んだり、水井山を警察に引き渡したりで次の日を迎える。
正午の定期連絡の時間。
八鬼はニュースで死亡が報道され、当然連絡もない。
続く宿木もあの怪我で無理だと思われたが、菜砂から連絡が入る。
宿木からの伝言で枯尾花学園の犯人とトリックを聞くことに。
その次の水井山からの連絡もないだろうと思われたが、水井山が連絡してくる。
どうやら水井山は警察から携帯を渡されたらしく、その意図が自分の知り得た情報を全て開示しろというものだと察し、それに従うことにしたようだ。
水井山からグッドバイと博物館のトリックと犯人を鮮やかに開示される。
しかし、結も思っていたが、これほどさっくりやれる能力がありながらDSCランク527とはにわかには信じがたい。

水井山との電話が終わり、次は霧切さんからの連絡待ちだが、霧切さんから連絡はない。
寮から飛び出した結はそこで御鏡と合流。
御鏡は最後の事件を解決してそれを報告。
残るは霧切さんの担当していた究極の密室事件を残すのみとなった。
御鏡からの情報で、最後の犯人は龍造寺月下の事務所にいると断定して急行。
そこの子供からの情報で御鏡が事前に捕まえた5人と堤が協力して籠城の構えを取っていた。
だが、御鏡が4人制圧、子供たちが1人制圧して結が堤と対峙。
堤は自分を犯人として告発しないなら霧切さんを返すと宣言。
結は堤との交渉を飲むことにしたが、御鏡が乱入して拘束。
晴れて12の事件が解決し、龍造寺月下の元へ向かう。
が、龍造寺月下は病に侵されており、すでに還らぬ身となっていた。
残してあったビデオレターで結の勝ちを宣言されるが、もっと柔軟な頭を持っていれば死なずに済んだ命もあっただろうにと告げた。
結は訳が分からず霧切さんに問うと、密室十二宮は十二星座にもとづいて構築されていたと告げ、関係者の星座を調べるだけでも十分犯人が分かる仕組みだったという。
そして、やはり霧切さんも御鏡がわざわざ誕生日を書いていたことから気付いたようだ。

で、一度途切れた龍造寺月下のメッセージの続きで御鏡に龍造寺の後継者か、委員会の敵になるかの二択を迫った。
ここで堤が龍造寺月下の後釜を狙って隠し持っていたデリンジャーで結を脅す。
が、そこに換気扇の隙間からのピンポイント狙撃で堤が射殺される。

このようなことができるのは一人しかいないと霧切さんが呟くと、そこに戦車ごと何者かが乱入してくる。
今や2人だけのDSC000「ジョニィ・アープ」だった。
ジョニィは御鏡に保安官バッジを渡してついてくるように提案。
御鏡は先の二択に興味が持てていなかったのでそれを快諾。
ジョニィ・アープは新仙帝とつながっており、いわば結と霧切さんの敵となるという意味だが、御鏡はそれが一番面白いと嘯いた。
そしてジョニィが次はオレとゲームしようと持ち掛けてくる。
龍造寺月下に続いてまたもトリプルゼロから挑戦状を叩きつけられたことになる。
去っていくジョニィから渡されたケースにはスナイパーライフルが入っていたのだった。

一方、とある空港に霧切さんの祖父、霧切不比等が降り立つ。
日本に久々にやってきた不比等は乗り込んだタクシーの運転手が新仙帝だと一発で気付く。
新仙帝は不比等の久々の帰国祝いに自分たちと無関係な密室殺人事件の早解き競争をしようと持ち掛けたのだった。

to be Continued...

というわけで5巻終わり。

しかし、最近のトリックちゃちくなってない?
明らかにランクダウンしてるような気がするんだが・・・。
なにせ私が普通に分かってしまうレベルだし。
1巻のあれに比べるとやっぱり劣るわな。

にしても、この調子だとまだまだ続きそうだな。
着地点が見えない。
どういう風に締めるつもりなんだろうか。

あと今回あまりにも結が無能すぎるというか、他人に助けられすぎてる気がする。
あっさり堤の要求を飲んだのも気に食わない。
無能ぶりを棚に上げて御鏡にアレコレ言って良いような立場じゃないでしょ・・・。

6巻はジョニィ・アープとの戦いか。
御鏡とも戦うことになるんだろうが、新仙帝との対決はまだまだ先になりそうだ。

では、この辺でノシ