ということで、今週の咲の連載の話。
人気投票の結果については別記事で書いたので割愛。
ただ、あっちに書き漏れしたけどりつべが「個人的に10〜50位くらいのキャラも描いていきたい」と言及してるから10位までしか発表しないのであれば、その辺で50位までのキャラは推測できそうか？
といっても50位だと結構な枠があっておおよそ予想できなくもないかな。
阿知賀なんかは全員50位以内に入ってそうだし。

続きから本編感想へ。
シズが攻勢を仕掛けたところから。

開幕からネリーによるシズの考察。
局が進むほど山奥を理解し庭にする。
そして王牌や海底付近を支配した余波が配牌や序盤にわずかに逆流していると。

ネリー（手強いな　これは）

傲岸不遜なネリーがここまで評価するとは。
おそらくネリー内評価ではシズが圧倒的に高そうだ。
咲や淡はそこまで評価されていない。

南三局、親はシズ。

淡あたりはシズの勢いにたじたじになっている。

淡（ラス前の高鴨穏乃の親とか…あぶない中のあぶないだよ）

ここで火の玉演出とともに永水・宮守の会話シーン。
限定的な方が力は強く出るとのことで、ダブリー＆他家五向聴＆カン裏支配の淡や連カン前提の咲は効果範囲が広すぎると。
シズも基本的には全体支配系だが、自分が和了る時や本気で潰す時は少ない牌に集中しており、なおかつ終局間際の山の奥という限定的な条件がそれを強めていると。
・・・これって、ハンターの念能力の「メモリの無駄遣い」とか「制約と誓約」みたいな話してない？

色々詰め込んだ能力よりシンプルな能力の方が支配力が強い。
条件をつけるとさらに強くなる。
みたいな話だよな。
この漫画って結局の所は能力の支配力バトルな部分が大きいから確かに支配力が強ければ強いとは思うが・・・。
でも、カン能力が言うほど便利な能力とは思えないけどな。
淡に比べたらどう考えても限定的すぎるのに同じ扱いを受けるのは・・・。
一陣営だけなんか世界観が違う永水の面々がそう言い出すからまあ能力の定義としては正しいのかもしれないが、麻雀能力としては勘違いしてる可能性もなくはない。

南三局はシズが2000オールツモ。

ここの淡の考察によると山の深い所に来たらピンポイントで有効牌を引いていて、玄みたいにリーチしてる他家に和了り牌を掴ませて振り込ませることもできるんじゃないかとのこと。
淡は同じ相手だとどんどん支配が強まるわけじゃないよね？と懐疑的だが、咲は衣が2日目に海底を使えなくなったことを知っているから戦えば戦うほど不利になることを知っている。
こうやって見るとシズの能力も大概な気がしてくるな。
言うほど限定的な能力でもなくない？

南三局1本場。

ネリー（んー　高鴨に連荘はさせたくない）

あのネリーも止めなければ危ういと思うほどの脅威を覚えているようだ。
そして、ネリーの前半戦の運の割り振りが判明したが、なんとオーラスにしか振っていない模様。
前半戦は見に徹して、オーラスで能力解放して手応えを見るつもりか？
意外と慎重なことするな。
逆に言うとそれだけ自分の能力に絶対的な自信を持っているということだが、そうでもなければ準決勝であんな戦い方しないしな・・・。

ともあれ、ここでネリーが動く。
二鳴きしてサクッとシズから和了る。
あっさりした描写の割には8000も取ってる。
これで臨海が首位奪還。

南四局、親は淡。

ネリー（一応　前半戦のこのオーラスにほんの少しだけ運を割り当ててある
このほんの少しでどこまでやれるか見せてもらうーーーー！！）

見開きモンスターシルエット。
ほんの少しでどこまでやれるか「見せてやる」ではなく「見せてもらう」だから端から相手の実力計測ありきのスタンスなのはここでもわかる。

ともあれ、ここでネリーが6000・12000の三倍満ツモで前半戦終了。
見ていた憧なんかは「何こいつ…」と驚愕の表情。
淡は（なんでこの環境下で和了れるのイタリア人…っ！！）と相変わらずの無知ボケ。
ネリーはサカルトヴェロ出身、つまりジョージア人だからな・・・。
人種ボケは荒れる元になりえるからあまりしてほしくないところだが。
で、咲も（なんかもうめちゃくちゃだよ…）と途方に暮れるが、（絶対に負けない）と思い直した所で今回は〆。

次号連載で12/20予定。
なんとか史上最低の年間連載ペースは免れるようだ。
これというのも7〜10月までの月間連載化が影響してるけど、この時に何してたのかね？
キャラコンの描き下ろしイラスト描き始めてたにしても9月からの話のはずだしな・・・。
先んじて描き始めてたとかなら笑うけど、その場合予想から外れたキャラが特典とかで水着キャラとして出される可能性があるのかもしれないな。
逆に言うとその期間でイラスト描いてないならこの後の連載に響くことになってしまうわけだが、どうなんだろうか。

それで、ネリーの「ほんの少しの運」に他3人は太刀打ちできなかったわけだが、途中の描写もなかったので現状なんとも言えない。
まるで「メラゾーマではない。メラだ」みたいな勢いで格付けされてしまっているが、ここからでも十分なんとかなる可能性もあるしな。

現在の点数状況。
インターハイ決勝大将前半戦南二局一本場終了時
清澄・宮永咲：72400（-2100）
白糸台・大星淡：106800（+12800）
臨海・ネリー：149000（+2000）
阿知賀・高鴨穏乃：71800（-12700）

シズやべぇ！って描写が続出した割には序盤に咲と淡が暴れた影響で結構なマイナスになっている。
シズはいつもこんな感じになってる気がする。
後半戦はネリーが運解放、シズも能力を強めてくることになるので淡と咲は絶対的に不利。
順当に行けば臨海が優勝してしまうが、どうなるやら。

では、この辺でﾉｼ