2005年07月05日

43

「じゃんけんぽん」
「あっちムいてホイ!」

「だから何がしたいんだ」  
Posted by phimosis at 20:06

2005年06月30日

42

自らが仮性包茎である事実の隠匿は、個人の尊厳に関わる事柄であり、婚姻に至る際に必要とされる重要事項の説明には当たらない―最判昭30・7・12民集五二・三・一九〇〇

「旦那が勝ったんだ!」
「判例集みて泣くなよ」
「だって…法の番人が認めたんだぞ」

「最高裁まで争う案件か?」
「それが尊厳だ!」
「知らない言葉を使うな」



「大周」
「なに」
「どうしてこの判例だけ手書きなんだ」
「……」
「お前が余白に書いたのか」
「……」  
Posted by phimosis at 23:44

2005年06月28日

41

「ライフルの砲身が長いのは精度を上げるため」
「ん」



「命中率アップ」

「その皮が?」
「…この皮が」  
Posted by phimosis at 21:43

2005年06月26日

40

「着こなせるようになりたい」

「余ってる部分を?」
「うん」

「似合ってると、思うよ」

「はじめて褒められた」
「……」
  
Posted by phimosis at 00:27

2005年06月24日

39

「目がーーーーー 目があーーーー!!」

「大周」
「ん?」
「ムスカの真似をするな」
「好きなんだ、あの人。たぶんかぶってるし」

「ブルーベリーを食うたびに叫ぶなといっている」  
Posted by phimosis at 22:03

2005年06月23日

38

「『かぶってる』と『小さい』どっちか選べっていわれたら?」

「密接不可分だと答えよう」
「レッツ構文はおかしいだろ」  
Posted by phimosis at 22:55

2005年06月22日

37

シュレディンガーの猫というパラドックスをご存知だろうか。箱の中にはスイッチがあり、猫が誤ってボタンを押すと毒ガスが発生して死んでしまう。スイッチに触れなければ、にゃあと鳴いている。呑気なものだ。私たちが箱を開けたときに猫は生きているかもしれないし、死んでいるかもしれない。あけるまでわからない。

シュレディンガーの猫は、不確定性原理に中指を立てたパラドックスであるといわれている。

不確定性原理とは「あるかもしれないしないかもしれない」という現実を受け入れた考え方である。物理学の根底というには情けない論理だが、現に不確定性原理に基づいて構築された量子論は現代科学に多大に貢献している。

不確定性原理にとらわれている限り「電子の位置は特定できない」という結論を覆すことは不可能である。照れ屋さんである電子は、観察者が位置を特定するために光を当てて観察した瞬間にその位置を不規則に変えてしまう。「視た」その瞬間にもうそこにヤツはいない。電子の正確な位置を特定することを諦めた物理学者は「電子がどこにあるかなんてわからねえんだよ。あそこかもしれないしここかもしれない」と匙を投げた。電子雲の誕生である。原子のストーカーとも呼ばれる電子は神出鬼没、点は無数に存在し、霧のような状態で原子の周りに存在している。

電子雲が現実に存在するのであれば、箱の中の猫も霧のように「生きつつ死んでいる」ことになる。そんなことがありえるだろうか。否、ありえない。

―不確定性原理の功罪〜猫の境界〜より

「うわあ長え。何よんでんだよ」
「これ、前書きなんだ」
「ん?」

「このあと包茎の話になる」
「嘘」

さて、シュレディンガーの猫、ひいては不確定性原理がいかに奇妙であるか、賢明なる諸君にはおわかりいただけたかと思う。

今、君のパンツの中では賢くそして愚かな息子が揺れている。

パンツをおろすまでむけているかいないか定かではないか? 否、そうではないだろう。

たとえパンツをおろさずとも答えはひとつなのだ。

「……」
「……」

「まじめに読んで損した」  
Posted by phimosis at 23:20

2005年06月21日

36

「僕たちが神様の複製なら」
「神も仮性だといいたいのか」
「ぐ……」

「僕たちをつくったことだけが、神様の犯したあやまちだね」
「話がでかくなるからやめろ」



「おかげで神様が仮性ってばれた」
「結局そこかよ」  
Posted by phimosis at 23:06

2005年06月20日

35

「耳を動かせる人がいる。どうなってんだ」
「雲体風身の術じゃねえの?」
「誰もわからないボケはやめよう」
「俺もお前に倣って開き直ることにした」



「皮動いたらすごくね?」
「……」
  
Posted by phimosis at 23:44

2005年06月19日

34

「皮をアピールすると貞子が引き返すという噂がある」
「ポマードじゃないんだから」



「…大周」
「なに?」

「最近の若い人に口裂け女の撃退法とか、通じるかな」
「自分を信じようよ」

「なんか、お前だけにはいわれたくない」
「あんまりだ」  
Posted by phimosis at 00:06

2005年06月17日

33

仮性 病因は違うが、症状が類似する病名に冠していう語。―広辞苑より

「……」
「参ったね、こりゃ」
「……」
「天下の広辞苑が断定してるぞ」
「まだそうと決まったわけじゃ」

「『病名に冠していう語』だってさ。つまり、うしろに続くのは病名ってことだ」

「包茎はけっして病気なんかじゃない!!」
「虚しいな」



「…眼鏡」
「うん?」

「君、眼鏡の子好きだったよな」
「まあ、な」

「近視の子に『この病人が』ってつばをはくかい?」
「いや…」

「病気じゃ、ないんだ」

「―わかったよ。包茎は病気じゃない」
「わかって、くれたのか」

「まずは心を治そう。な?」
「……」  
Posted by phimosis at 22:14

2005年06月16日

32

「カムチャッカの若者も仮性だった」
「朝のリレーを冒とくするな」


「朝立ちリレー」
「…たしかに、そうだな」
「うん。どっかこっかで勃っている」

「間違ってはいないが、俺はお前を殺したい」
  
Posted by phimosis at 23:37

2005年06月15日

31

仮性とは奥二重のようなものである―仮性学辞典より

「あれ一重? と思ったら実は二重。一粒で二度おいしいおしゃれ感覚」
「自分がどれだけ気色悪いことをいっているかを、まず自覚しろ」  
Posted by phimosis at 22:00

2005年06月13日

30

「タクシーを使うことを『タクる』というらしい」
「お前には縁のない話だな」


「皮る」
「どういう状況だ」


「皮らないものがある」
「だから意味わかんねえって」  
Posted by phimosis at 20:57

2005年06月12日

29

「科学が進歩して」
「うん」

「僕の皮が人の役に立つ時代が来るかもしれない」
「……」

「原因不明の難病を治すとか」
「……」

「オゾン層を修復するとか」
「……」


「そのときが来るまで、僕はもう少しだけ仮性でいようと思うんだ」

「連れて行く病院の順番を間違えたよ」

「ん?」

「だから、少年のような瞳をまずやめろ」  
Posted by phimosis at 12:42

2005年06月11日

28

「お父さんにもムかれたことないのに!」


「どういうシチュエーションだ」  
Posted by phimosis at 02:11

2005年06月10日

27

「魚を釣ってきた。食べよう」
「お前にもできることがあったんだな。何釣れた?」



「皮魚」
「肺魚よりおぞましい」  
Posted by phimosis at 00:26

2005年06月09日

26

「この世に無駄なものなんてないんだ」
「お前以外、な」

「原始の名残だと揶揄されていた虫垂だって、こないだ『ちゃんと役に立ってるんじゃねえの?』という学説が発表された」
「免疫のバランスがどうとか、ニュースでやってたな」


「で、お前の皮は?」
「第二の三半規管」
「半端に偽るな」  
Posted by phimosis at 01:24

2005年06月07日

25

「かわいいベイビー はい♪はい♪」

「あの歌ってさ」
「ん?」
「『はいはい』って『ハイハイ』のことなのかな」
「はは。そうかも」

「……」
「……」


「皮良いベイベィッ high! high!」
「なにがしたいんだよ」  
Posted by phimosis at 21:43

24

皮はゆとり。ゆとりとは相手を思いやる、人の道である―流浪の仮性

「歌聖とかけてないよな」
「…まさか」  
Posted by phimosis at 00:14