千葉県千葉市。加曽利(かそり)貝塚。剥ぎ取り貝層。縄文時代。
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貝塚といえば縄文時代の人々が食べた貝などを捨てたゴミ捨て場、
というように学校で教わった人も多いのではないでしょうか。

たしかに貝塚を見れば当時の人たちがどんなものを食べていたかがわかります。
例えばこの貝塚には、アサリ、シジミ、カキ、イボキサゴなどの貝殻があります。
イボキサゴという貝は1センチほどの巻貝で、私たちは食べませんが、
大量に見つかっていることから見て縄文の人たちにはよく食べていたようです。
なぜ現代人は食べないかというと、たぶん貝が小さすぎて食べるのに手間がかかるからのようですね。

それ以外にも魚のスズキの骨、イノシシの骨などもこの貝塚からは見つかっています。

しかし、そういった食料だけでなく、この貝塚からは、
丁寧に埋葬されたような状態の犬の骨も見つかっています。⋃ ╹ᗊ╹ ⋃ ワン!

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犬は縄文時代から日本にいて、もう少し後の弥生時代につくられた銅鐸には、
イノシシをぐるっと囲んで狩りをするような犬たちの絵が描かれていることから、
縄文の頃から狩りの相棒として人間とともに暮らしていたのではないか、と推測されます。

ほかの貝塚からは人間の骨も見つかった例があります。

これはどういうことなのでしょうか?

これは貝塚が単に食べたあとのゴミ捨て場などではなく、
縄文人にとってはもっと特別な神聖な場所だったのではないか、
というのが展示解説に来ていた文化庁の人のお話しでした。

食べ物に対しても、それは自分たちの命を繋いでくれる神聖なもの、
貝塚はそれに連なる神聖な場所、と考えていたのではないかとのことです。

そういえば古墳時代につくられた米を保管する建物の埴輪の屋根の形が、
伊勢神宮などの神社の屋根の形に受け継がれているということからも、
食べ物は神聖で特別なものという思想が古くから日本人にはあったのかもしれませんね。

まあ本当のところは縄文人に聞いてみないとわかりませんが。(^ω^)



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ちなみに猫も縄文時代から日本にいたとのことでした。(=^・^=) ニャー