2017年12月13日

主役

PC130539のコピー
メジロ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

ここ数日で急に冬の気配が濃くなってきた神奈川の里山を、カメラを持ってぶらぶら散策。

鈴なりに実をつけた柿の木に、何羽ものメジロが訪れて、熟柿の味を満喫しています。はじめのうちは人を警戒してすぐに逃げていたのですが、やがて気にしなくなりました。それだけ柿が美味しいのでしょう。

PC130301
シロハラ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

シロハラにも出会えました。キョロロッというその独特な鳴き声は、少し前から聞こえるようになっていたのですが、姿を見たのはこの冬初めて。

PC130504
シジュウカラ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

ツピーツピー、ジュクジュク・・・と賑やかに現れたシジュウカラ。虫を探したり水を飲んだりと、常に忙しそう。

PC130113
トラツグミ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

同行していたアミさんが枯葉の積もった林内で見つけ、「あそこにいる!」と教えてくれたトラツグミ。久々に見ることができました。じっとしていると全く気づかない、見事な保護色。お気に入りの場所があるようで、ほとんど移動せずに一箇所で地面をせっせと掘り返していました。ミミズのたくさん出るポイントでもあるのかな?

雑木林の主役は、そろそろ昆虫から鳥たちへ・・・。

2017年12月13日 神奈川県



photombo at 21:47|Permalink 湘南 | トンボ

2017年12月12日

日向を追いかけて

PC120063
アキアカネ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye

湘南もよく冷え込んだ1日。日中の最高気温は、昨日よりも5℃以上低かったようです。

ひんやりとした空気の中、やってきたのは丘陵地の池のほとり。周囲を林に囲まれていることもあって、太陽の低いこの季節は日向の場所が刻々と変わります。それを追いかけるようにして、常に日当たりのいい場所で暖をとるアキアカネ。近くに別の個体がくると、ぱっと飛び立って追い払います。その様子は最盛期の縄張り争いと同じで、元気そのもの。まだしばらくはその姿を見せてくれそう。

PC120185
オンブバッタ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

一方で、オンブバッタもまだまだ活動中。このペアはおんぶしてるだけではなくて、実際に交尾もしていました。しかしトンボのように飛べない彼らは、日陰になったらどうするのでしょうか。寒さには強そうですから、案外日が当たっていなくても平気なのかもしれません。あるいはもう活動をやめて、また明日、日が当たるまでじっと耐えているのかな。

2017年12月12日 神奈川県藤沢市



photombo at 22:17|Permalink トンボ | バッタ・カマキリなど

2017年12月11日

撤回

PC110023
ナツアカネ 交尾
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 PRO.

ひと月も季節が戻ったかのような、暖かな快晴の1日。最高気温は16℃を超えたようで、実際日向にいると汗ばむような陽気でした。

強い冷え込みの後だけに、これは反動で何か起きるぞ・・・と赤トンボのポイントへ。到着後しばらくは個体数も非常に少なく、読みを誤ったかと思ったのですが、突然それははじまりました。上空からピューンと舞い降りてきたナツアカネの交尾態。まだ生殖活動してるのか!と驚いていると・・・

PC110508
ナツアカネ 交尾
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14.

なんと、交尾したペアが次々に飛んできます。12月も中旬に差し掛かっているというのに、ウソみたいな光景です。

PC110057
ナツアカネ 連結産卵
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 PRO.

もちろん産卵行動も。望遠で、広角で、最盛期並みに撮り放題。季節を忘れそうになります。

PC110800
ナツアカネ 単独産卵するメス(下)と警護するオス(上)
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 PRO.

感心したのは、メスがしっかり卵を持っていて、ちゃんと産卵していることでした。もうお腹の中は空っぽで、余生を過ごしているような状況だと思っていたので、何ペアもの産卵が見られたことに、かなり驚きました。

実は今日で赤トンボの本格的な観察・撮影は終わりにしようと思っていたのですが、あっさり撤回です。個体数自体は日に日に減ってきてはいるのですが、彼らがいつまで元気に飛び回っているか、できる限り見届けたいと思います。

2017年12月11日 神奈川県
[トンボ・・・]


photombo at 20:31|Permalink 湘南 | トンボ

2017年12月10日

秋の虫・冬の虫

PC100384
クロスジフユエダシャク
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro

雑木林を歩いていると、足元から淡褐色のガが飛び出し、ひとしきり飛んだ後でふわっと笹の葉に降り立ちました。これはクロスジフユエダシャク。冬に発生するフユシャクと呼ばれるガのうち、トップバッターをつとめる種類。これが飛び始めると、いよいよ本格的な冬がやってきます。

PC100431
ヘラクヌギカメムシ
/ OLYMPUS TG-5 Tough + フラッシュディフューザー FD-1.

とはいえ、ヘラクヌギカメムシたちもまだまだ元気一杯。多くのオスや交尾中のペアが、コナラの幹を歩き回っていました。写真上側のメスのお腹は、いまにも卵ではちきれそう。きっとたくさんの卵を産んでくれることでしょう。

PC100511
キボシカミキリ
/ OLYMPUS TG-5 Tough + フラッシュディフューザー FD-1.

じっとしてはいましたが、キボシカミキリも頑張っています。特に体の欠損もなく、美しい個体でした。まだまだ長生きしそうな雰囲気。

秋の虫・冬の虫。フィールドはその過渡期に差し掛かっているようです。

2017年12月10日 東京都八王子市

[ 手軽に・きれいに昆虫撮影 ]


photombo at 21:21|Permalink チョウ・ガ | セミ・カメムシ

2017年12月09日

振り返れば

PC090194
ウソ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

よく冷え込んだ朝。林道を歩いていると、道端の木に3~4羽のウソがいて、なにやら実をついばんでいるようでした。ときおり周囲の山から口笛を吹くような鳴き声が聞こえていたので、実際は他にもいたものと思われます。

空抜けの厳しい条件でしたが、なんとか背景を山にしようと回り込んで撮影。それでも逆光気味で、ウソ本来のいい色が出せなかったのは残念。

PC090470
ベニマシコ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

しばらくウソに見とれていましたが、ふと気配を感じて振り返れば、そこには見覚えのある小鳥の姿が。色あいが地味でしばし考えてしまいましたが、そうそう、ベニマシコです。こちらはメス。

PC090539
ベニマシコ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II、M. Zuiko Digital ED 300mm F4 IS PRO+ 1.4x Teleconverter MC-14.

よく見ると、すぐそばにオスもいました。もちろんメスも可愛いのですが、これでこそ“ベニ”マシコというもの。この日は全体に鳥の姿が少なく、あまりシャッターを押せませんでしたが、なんとか手ぶらで帰る状況は免れました。

いよいよ本格的な冬鳥のシーズン。この冬はどんな鳥たちに出会えることでしょうか。

神奈川県北部
[ ポプラ社の図鑑WONDAシリーズ ]


photombo at 22:50|Permalink 湘南 | 鳥類

2017年12月08日

探し出せない

PC070254
どこに?
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

土手を歩いて越冬トンボを探していると、足元に積もった枯葉がフワッと舞い上がり、しばらくヒラヒラと飛んでふたたび林床に降り立ちました。あのチョウだ!と着地したあたりを探しますが、なかなか見つけられません。この写真の中にいますが・・・

PC070239
クロコノマチョウ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye, マクロフラッシュSTF-8.

うっかり近づきすぎて何度も飛ばれてしまいました。というよりも、飛び出す姿を見て初めて「あ、ここにいたのか!」となるのです。ただしあまり遠くにはいかないので、根気よくつきあえばちゃんと撮らせてくれるのが、クロコノマチョウのいいところ。それにしても素晴らしい擬態ですね。そこにいることを知らなければ、まず探し出せないでしょう。

PC070005
ムラサキシジミ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro.

下ばかり見ていたら、ふいに目の前にやってきて翅を開いたムラサキシジミ。

深みのある美しい青紫なのですが、地味な色模様をしたクロコノマチョウの後で出会ったせいか、とんでもなく派手に見えました。

2017年12月7日撮影 神奈川県茅ヶ崎市



photombo at 21:51|Permalink 湘南 | チョウ・ガ

2017年12月07日

好物

PC070105
ホソミイトトンボ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

林縁の日向で出会ったホソミイトトンボ。成虫越冬するイトトンボの一種で、関東では近年になって分布を広げている種類です。湘南のフィールドでコンスタントに目にするようになったのは、ほんのここ2〜3年のこと。

PC070032
ホソミイトトンボ クモの巣に
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

フワッと飛び立ったホソミイトトンボが、クモの巣に引っかかりそうに・・・とハラハラしたのですが、実はこれが彼らのやり方。そう、クモを狩っているのです。

PC070052
ホソミイトトンボ クモを食べる
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

イトトンボは小型のクモを好物にしている種類が多く、実に器用に狩ります。もっともハエトリグモなどに襲われ、食べられているのも目にしますから、一方的に餌にしているわけでもありません。

食べられているクモが銀色に見えたので、ギンメッキゴミグモだろうと思っていたのですが、写真をよく見ると黒い模様が入っているので、どうやらシロカネグモ類の幼体のようです。

PC070111
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye, マクロフラッシュSTF-8.

スズメウリの枯蔦に静止するオス。越冬中のホソミイトトンボはこんなところに。

2017年12月7日 神奈川県南部



photombo at 22:09|Permalink 湘南 | トンボ

2017年12月06日

1本だけ

PC060142
ヘラクヌギカメムシ 産卵
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye, マクロフラッシュSTF-8.

コナラの幹に産卵するヘラクヌギカメムシ。

PC060114
コナラの樹名板
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye, マクロフラッシュSTF-8.

このコナラの木には、樹名板がつけられていました。それにしても、ずいぶん力強い書体ですね。

こんな樹名板の裏側には、往々にして越冬昆虫が隠れているものです。そこでそっと持ち上げ、裏を見てみると・・・

PC060115
裏は・・・
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye, マクロフラッシュSTF-8.

想像を超える世界が広がっていました。

PC060042
バーン!
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

そう、ほぼ全面にクヌギカメムシ類(おそらくヘラクヌギカメムシ)の卵がびっしりついていたのです。しかもよく見ると・・・

PC060038

PC060035
ヘラクヌギカメムシ 産卵
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

今まさに産卵中のメスまで。しかし卵の数の割には成虫が少ないので、産卵期のピークは過ぎているのかもしれません。

なお、樹名板は裏返すと逆さまになるため、このカメムシたちも本来の位置からは天地が逆になっています。

PC060049
ヘラクヌギカメムシ 産卵
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro, マクロフラッシュSTF-8.

同じ木の根元付近に空いた小さな穴にも、産卵しているメスがいました。

この林にはクヌギも多いのですが、ヘラクヌギカメムシはコナラの木だけに見られ、それもほぼ1本の木に集中していました。すぐそばに同じような太さのコナラが生えているのに、そちらにはほとんどいない不思議。傍から見るとどのコナラでもよさそうなものですが、何かしら条件があるのでしょう。それが分かると探しやすくなるのですが、ハードルは高そうです。

2017年12月6日 神奈川県東部



photombo at 18:18|Permalink 湘南 | セミ・カメムシ

2017年12月05日

果たしたい

PC050113
青空
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye.

青空に誘われて、ふらっと田園地帯まで。

正午頃に気温は14℃あたりまで上がりましたが、風が強くて寒く感じられました。

PC050150
ナツアカネ ♂
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye.

しかし、日向で風が当たりにくい場所を探してみると、そこにはたくさんのナツアカネが。オスはしっかりと縄張りを張っていて、他の個体が近づくと果敢に争いを仕掛けます。その様子は最盛期と遜色ないものでした。

PC050107
ナツアカネ ♀
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, KIPON マウントアダプター EF- MFT AF, Canon EF 8-15mm F4L Fisheye.

もちろんメスもいて、林縁で摂食しています。これはもしかしたらと期待していると・・・

PC050076
ナツアカネ 交尾
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 300mm F4.0 IS PRO.

やはりいました。そう、まだ交尾行動が見られたのです。
12月の生殖活動は、湘南に越してきてからは初めて見たかもしれません。残念ながらこのあと逃げられ、見失ってしまいましたが、彼らの頑張りには勇気づけられる気がしました。

しかし明日からはぐっと冷え込むとの予報。また晴れた暖かな日に、再会を果たしたいものです。

2017年12月5日 神奈川県西部



photombo at 22:23|Permalink 湘南 | トンボ

2017年12月04日

大なり小なり

PB280149
オオカマキリ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 PRO.カメラ内深度合成モード.

陽だまりの倒木の上で日光浴していたオオカマキリ。メスでしたが、お腹はぺったんこ。すでに産卵は終え、余生を静かに送っている雰囲気でした。人が近づいてもほとんど反応せず、ゆらりと触角を動かしたり、首をかしげて視線をこちらに向ける程度。

PB280194
コカマキリ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro

一方、こちらは落ち葉の積もった道の上を、ヒョコヒョコ歩いていたコカマキリ。そのお腹は大きく膨らんでいて、まだまだこれから産卵するようです。湘南も朝晩はかなり冷え込むようになってきましたが、なんともたくましい。

大なり小なり、師走の湘南で今日も生きているカマキリたち。

神奈川県藤沢市



photombo at 21:46|Permalink
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